- 英
- siderophore
- 関
- シデロフォア、シデロホア
Japanese Journal
- 抗凝固療法中に肺胞出血で発症した急性好酸球性肺炎の1例
- 橋永 一彦,石井 寛,串間 尚子,梅木 健二,大濱 稔,岸 建志,時松 一成,平松 和史,門田 淳一
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 29(5), 283-287, 2007-09-25
- … 痰が出現し,次第に呼吸困難も加わったため入院となった.著明な低酸素血症を認め,胸部CTでは,びまん性のスリガラス状陰影と小葉中心性の小斑状影がみられた.気管支肺胞洗浄液は肉眼的血性を呈し,多数のヘモジデリン貪食細胞と著明な好酸球比率の上昇を認め,びまん性肺胞出血および急性好酸球性肺炎と診断した.結語.本症例は,喫煙による急性好酸球性肺炎の発症が抗凝固療法中の肺胞出血に関与したと考えられた. …
- NAID 110006478151
- 小児特発性肺ヘモジデローシスの1例 (主題 呼吸器疾患)
- 佐々木 寛,山本 将兵,有田 陽子 [他]
- 小児科臨床 58(10), 2072-2076, 2005-10
- NAID 40006915626
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- 12) マクロファージの病変 組織破壊に伴って壊れた産物をマクロファージが貪食する。脂肪成分を貪食したものを脂肪顆粒細胞、血球由来の鉄成分を貪食したものを鉄顆粒細胞（ヘモジデリン貪食細胞とも）という。神経細胞の変性 ...
- 呼吸器(細胞診断学) 臨床所見 ･まれな腫瘍 ･30歳代以上の女性に多い ･右肺中下葉と左肺下葉の発生が多い ･肉眼像は2～3cm大で、黄白色～淡赤褐色部、灰白色部、暗赤色出血様部分などが様々の割合で混在 ･胸部X線でcoin leision ...
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★リンクテーブル★
| リンク元 | 「シデロホア」 |
| 関連記事 | 「食細胞」「リン」「ヘモジデリン」「貪食細胞」「細胞」 |
「シデロホア」
「食細胞」
食細胞表面レセプター (SMB.38)
| リガンド種 | 受容体 | CD | リガンド | 発現 |
| 抗体 | FcγRI | CD64 | IgG3, IgG1, IgG4 | マクロファージ |
| FcγRII | CD32 | IgG3, IgG1, IgG2 | 多核白血球 | |
| FcγRIII | CD16 | IgG1, IgG3 | ||
| 補体 | CR1 | CD35 | C3b | |
| CR3 | CD11b/CD18 | iC3b | ||
| CR4 | CD11c/CD18 | iC3b |
「リン」
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
| 近位尿細管 | 70% |
| 遠位尿細管 | 20% |
- 排泄：10%
尿細管における再吸収の調節要素
- パラサイロイドホルモン PTH：排泄↑
- カルシトニン：吸収↑
- ビタミンD：吸収↑
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
- 血清や尿(蓄尿)で定量される。
基準範囲
血清
- 基準範囲：2.5-4.5mg/dL
- 小児：4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
- 基準範囲：1g/日
測定値に影響を与える要因
- 食事。食前に測定するのが好ましい。
臨床関連
参考
- 1. wikiepdia
「ヘモジデリン」
- 英
- hemosiderin
- 同
- ヘモシデリン 血鉄素
- 関
- ヘモジデローシス、ヘモクロマトーシス
概念
- ヘモグロビン由来の色素顆粒 ←沈着する物質を差す
- 鉄はタンパク質に結合し(例えば組織内ではフェリチン)ミセル化しているが、細胞内のリソソームで変性を受けるとヘモジデリンとなる。 (SP.500)
- 黄色から茶色を呈する
- 鉄過剰により細胞内に沈着する
- 体内にはヘモジデリンとして鉄が0.5g含まれている(LAB.579)。→鉄
染色像
| 染色法/処理 | 染色像/結果 |
| 鉄染色 | 青色 |
| PAS染色 | 淡赤色 |
| 酸 | 溶解 |
- 鉄貯蔵蛋白であるフェリチンが網内系の細胞などに摂取され変性したもの。