プロラクチン産生下垂体腫瘍

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プロラクチン産生腺腫

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和文文献

  • (2)乳汁漏出性無月経(2)月経異常を伴う内分泌疾患,3.内分泌疾患,E.婦人科疾患の診断・治療・管理,研修コーナー)
  • 千石 一雄
  • 日本産科婦人科學會雜誌 61(1), "N-15"-"N-21", 2009-01-01
  • NAID 110007027329
  • 性機能障害により発見されたプロラクチン産生下垂体腫瘍の1例
  • 武村 宏,矢島 通孝,馬場 克幸,岩本 晃明,小倉 弘章,西川 亮,松谷 雅生
  • 日本性機能学会雑誌 = The japanese journal of Impotence Research 15(1), 37-40, 2000-06-30
  • NAID 10029401426

関連リンク

機能性腺腫には、主なものに成長ホルモン産生腫瘍、副腎皮質刺激ホルモン産生腫瘍、プロラクチン産生腫瘍の3つがあります。ここでは、プロラクチン産生下垂体腺腫について説明します。 プロラクチン産生下垂体腺腫
下垂体腫瘍 1. 脳下垂体 脳下垂体とは、脳の下面から垂れ下がった、指の先ほどの 大きさの組織ですが、ここからたくさんの種類のホルモンが産生されて、体の 働きの調整がなされており、生体にとって大変に重要な組織だと言えます。

関連画像

Aia Reagents | Disease Group | Gonadal 図3.過去5年間(2003年4月より2008 プロラクチン産生腺腫 腺腫(プロラクチン産生腺腫 マ(プロラクチン産生腺腫脳下垂体 と は 脳下垂体 は


★リンクテーブル★
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関連記事プロラクチン」「腫瘍」「下垂体」「産生」「下垂体腫瘍

プロラクチン産生腺腫」

  [★]

prolactinoma, prolactin-producing adenoma
プロラクチノーマ prolactinomaプロラクチン産生腫瘍PRL産生腺腫プロラクチン分泌下垂体腺腫 プロラクチン産生下垂体腫瘍 prolactin-secreting pituitary adenoma
下垂体腺腫下垂体ミクロプロラクチノーママクロプロラクチノーマ

検査

  • TRH負荷試験:プロラクチン分泌が見られない場合が多い。


プロラクチン」

  [★]

prolactin (Z), PRL, lactotrophic hormone (Z)
ホルモン下垂体前葉ホルモン


分類

性状

  • ペプチド
  • 199 aa., 198aa 21.5kDa(HIM.2204)
  • 成長ホルモン、hPL(human placental lactogen)に構造が似る → common GH-PRL-hPL precursor gene on chromosome 6

産生組織

  • 下垂体前葉:lactrope(20%を占める)で産生される。lactropeはsomatotropeと同じ前駆細胞に由来するので、GHとPRLを産生する線種もある。lactropeのpopulationはエストロゲンの影響下にあって、また妊娠のlast two trimestersおよび授乳期の最初の2,3ヶ月に過形成が起こる。(HIM.2204)
  • わずかに下記組織で産生される (SP.888)
  • 胎盤脱落膜細胞、リンパ球、視床下部神経細胞

標的組織

生理作用

プロラクチンの生理作用はエストロゲンにより阻害される(SP.888) ← 分娩後に初めて乳汁産生が起こる
  • 乳汁産生促進

HIM.2204

  • プロラクチンは乳汁分泌を維持し、生殖機能を低下させ、性的衝動を減退させる。
  • これらの機能は、母体の乳汁分泌を持続し妊娠によって中断しないことを確実にすることにかなう。
  • プロラクチンは視床下部のGnRHや下垂体でのGnHの分泌を抑制し、男女ともに視床下部のステロイド合成を減少させる。
  • 卵巣では、卵胞形成を阻止し、顆粒層細胞のアロマターゼ活性を抑制し、低エストロゲン症と無排卵をきたす。
  • プロラクチンは黄体退縮作用を持ち、月経周期の黄体周を短縮させ、あるいは不十分にする。
  • これらのホルモンの変化により性欲が減退し、生殖力が低下する。

作用機序

分泌調節

  • プロラクチンの分泌制御はユニークであり、ドパミンによるD2受容体を介した抑制を受ける。
  • プロラクチンは視床下部に対して抑制的に作用し、間接的に下垂体前葉からのプロラクチン放出が抑制される (短環フィードバック)
  • 視床下部からドーパミンが放出され、下垂体前葉に対し抑制的に作用する。

SP.889改変

分泌促進 分泌抑制
吸乳
エストロゲン
妊娠
睡眠
ストレス
プロラクチン放出因子
セロトニン作動薬
ドーパミン受容体遮断薬
TRH
ドーパミン受容体作動薬
プロラクチン

HIM.2204

  • パルス状に分泌
  • REM睡眠時に分泌↑  ← 成長ホルモンと似ている?
  • 血中濃度のピークは朝方(4-6時)で、30ng/ml
  • 半減期は50分

妊娠・出産との関連

  • 授乳する場合、出産後3-4ヶ月かかって緩やかに下降。 → 同時期の月経再開と関連

基準値

検査の本?

  • 小児(10歳まで) 1.2-12ng/ml
  • 成人女性 1.5-15ng/ml
  • 成人男性 1.5-10ng/ml
  • 高齢者(70歳以上) 1.2-15ng/ml
  • 以上、WHO 1st IRP-PRL(75/504)を標準品とした値。なお、妊婦、産褥期には高値となりこの基準値はあてはまらない

HIM.2204

  • 10-25 ng/ml (女性)
  • 10-20 ng/ml (男性)

検査

臨床関連


腫瘍」

  [★]

tumor
新生物 neoplasm new growth NG


分類(EPT.65)

悪性度

細胞と間質の割合

発生学的由来

  • 上皮性腫瘍
  • 外胚葉性、中胚葉性、内胚葉性
  • 非上皮性腫瘍
  • 間質由来(中胚葉性)

組織学的分類

上皮性腫瘍

良性腫瘍
悪性腫瘍

非上皮性腫瘍

良性腫瘍
悪性腫瘍

臓器別分類

外陰部(女性)

子宮

卵巣

  • 表層上皮性・間質性腫瘍 Surface epithelial-stromal tumors
  • 性索間質性腫瘍 Sex cord/stromal tumors
  • 胚細胞腫瘍 Germ cell tumors

腫瘍と関連する疾患 first aid step1 2006 p.294

下垂体」

  [★]

pituitary gland (Z), hypophysis (Z)
glandula pituitaria
脳下垂体
  • 図譜では矢状断のものしか載っていないが、前頭断で見ると意外に横に長い、みたい。

発生学(L.413)

  • 胎生第4週に下垂体前葉と下垂体後葉が接する。Rathke嚢の細胞は、活発に分裂して前葉を形成し、内腔は殆ど閉鎖する。成人ではコロイドを満たした小嚢胞として前葉と後葉の間に認められる。


画像

  • MRI T1:(高信号)下垂体後葉 > 下垂体前葉   ←  脂肪濃度を反映しているのですかね?軸索が多いでしょ?




産生」

  [★]

production, generation, produce, make, generate, yield, elaborate, [raise]]

下垂体腫瘍」

  [★]

pituitary tumor, hypophyseal tumor
下垂体腺腫





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