プロプラノロール

出典: meddic

propranolol
propranololum
塩酸プロプラノロール propranolol hydrochloride
アイデイトロールインデラル Inderalサワタールソラシロールノルモテンスヘルツベースメントリース
血圧降下剤


  • 非選択的β受容体遮断薬 (β1受容体=β2受容体)
  • 競合的
  • 内因性交感神経刺激作用:無
  • 膜安定化作用:有
  • 脳血管関門:通過
  • レニン分泌抑制作用:有
  • 降圧作用を示す
  • 作用
抗狭心作用
抗不整脈作用



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/06/09 22:15:49」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • 経験 血管腫に対するプロプラノロール(β-ブロッカー)内服療法について
  • 木下 佳保里,朴 修三,木村 眞之介 [他]
  • 形成外科 54(6), 669-676, 2011-06
  • NAID 40018858640
  • 冠動脈MDCT撮影におけるプロプラノロール静注の有用性と安全性
  • 関根 貴子,児玉 隆秀,近藤 武,藤本 進一郎,松谷 英幸,新井 雄大,森田 ひとみ,佐野 始也,斉藤 祐二,高瀬 真一
  • 日本放射線技術學會雜誌 66(12), 1539-1547, 2010-12-20
  • Background: A low heart rate (HR), associated with a prolonged slow filling phase (SF), is necessary to obtain a high quality coronary CT at a low radiation dose with conventional 64 multidetector-row …
  • NAID 10027125380

関連画像

プロプラノロールプロ プラノ ロール インデラル 商品 番号 bx2x7871z 販売 価格 1980 塩酸プロプラノロールLA Ciplar-LA, プロプラノロール inderal propranolol 40mg 10 tablets 10 錠 プロプラノロール エピネフリン アドレナリン β

添付文書

薬効分類名

  • 高血圧・狭心症・不整脈 治療剤

販売名

インデラル錠10mg

組成

成分・含量(1錠中)

  • プロプラノロール塩酸塩10mg

添加物

  • D-マンニトール、ゼラチン、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム

禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者[気管支を収縮し、喘息症状が誘発又は悪化するおそれがある。]
  • 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれがある。]
  • 高度又は症状を呈する徐脈、房室ブロック(II、III度)、洞房ブロック、洞不全症候群のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
  • 心原性ショックの患者[心機能を抑制し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 肺高血圧による右心不全のある患者[心機能を抑制し、症状が悪化するおそれがある。]
  • うっ血性心不全のある患者[心機能を抑制し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 低血圧症の患者[心機能を抑制し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 長期間絶食状態の患者[低血糖症状を起こしやすく、かつその症状をマスクし、発見を遅らせる危険性がある。]
  • 重度の末梢循環障害のある患者(壊疽等)[症状が悪化するおそれがある。]
  • 未治療の褐色細胞腫の患者(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
  • 異型狭心症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
  • チオリダジンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • 安息香酸リザトリプタンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)

効能または効果

  • 本態性高血圧症(軽症〜中等症)
  • 狭心症
  • 期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防
  • 褐色細胞腫手術時
  • 小児等に、期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防を目的に本剤を使用する場合、小児等の不整脈治療に熟練した医師が監督すること。基礎心疾患のある場合は、有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ投与すること。

本態性高血圧症(軽症〜中等症)に使用する場合

  • 通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30〜60mgより投与をはじめ、効果不十分な場合は120mgまで漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

狭心症、褐色細胞腫手術時に使用する場合通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は60mg、90mgと漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防に使用する場合成人通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は60mg、90mgと漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。小児通常、小児にはプロプラノロール塩酸塩として1日0.5〜2mg/kgを、低用量から開始し、1日3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。効果不十分な場合には1日4mg/kgまで増量することができるが、1日投与量として90mgを超えないこと。

  • 褐色細胞腫の患者では、本剤投与により急激に血圧が上昇することがあるので本剤を単独で投与しないこと。褐色細胞腫の患者に投与する場合には、α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断剤を併用すること。 

慎重投与

  • うっ血性心不全のおそれのある患者[心機能を抑制し、うっ血性心不全が発現するおそれがあるので、観察を十分に行い、ジギタリス剤を併用するなど、慎重に投与すること。]
  • 甲状腺中毒症の患者[中毒症状をマスクするおそれがある。]
  • 特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、絶食状態(手術前後等)の患者[低血糖症状を起こしやすく、かつその症状をマスクしやすいので血糖値に注意すること。]
  • 重篤な肝、腎機能障害のある患者[薬物の代謝・排泄が影響をうける可能性がある。]
  • 重度でない末梢循環障害のある患者(レイノー症候群、間欠性跛行症等)[症状が悪化するおそれがある。]
  • 徐脈のある患者(「禁忌」の項参照)[徐脈が悪化するおそれがある。]
  • 房室ブロック(I度)のある患者[房室伝導時間が延長し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 高齢者(「重要な基本的注意」及び「高齢者への投与」の項参照)
  • 小児等 [痙攣や昏睡を伴う重度の低血糖を起こすことがある。]

重大な副作用

  • うっ血性心不全(又はその悪化)、徐脈、末梢性虚血(レイノー様症状等)、房室ブロック(0.1〜5%未満);失神を伴う起立性低血圧(0.1%未満):このような症状があらわれた場合には、減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。
  • 無顆粒球症、血小板減少症、紫斑病(0.1%未満):このような症状があらわれた場合には、減量又は中止するなど適切な処置を行うこと。
  • 気管支痙攣(0.1〜5%未満);呼吸困難、喘鳴(0.1%未満):このような症状があらわれた場合には、減量又は中止し、必要に応じてβ2作動薬を用いるなど適切な処置を行うこと。

薬効薬理

交感神経β受容体遮断作用

  • 健康成人男子9),10)及び健康成人女子9)にプロプラノロール塩酸塩を経口投与した場合、イソプレナリン負荷9)及び運動負荷10)による心拍数の増加を抑制し、心仕事量を減少させ、交感神経β受容体遮断作用を示した。

降圧作用

  • プロプラノロール塩酸塩は本態性高血圧症患者に対し連続経口投与により降圧作用を示すが、その作用機序については、心拍出量に対する作用11)、レニン分泌抑制作用12)、末梢血管抵抗減少作用13)が高血圧症患者において認められているほか、ネコを用いた実験で中枢作用14)、モルモット心房標本を用いたin vitroの実験で交感神経末梢からのノルアドレナリン遊離減少作用15)等が示されている。

膜安定化作用16)

  • プロプラノロール塩酸塩はウサギ心房筋標本を用いた電気生理学的実験において膜安定化作用を示した。

内因性交感神経刺激作用17)

  • プロプラノロール塩酸塩はラットを用いた実験で内因性交感神経刺激作用を示さなかった。

有効成分に関する理化学的知見

  • 一般名:プロプラノロール塩酸塩(Propranolol Hydrochloride)(JAN)(日局)
  • 化学名:(2RS)-1-(1-Methylethyl)amino-3-(naphthalen-1-yloxy)propan-2-ol monohydrochloride
  • 構造式:
  • 分子式:C16H21NO2・HCl
  • 分子量:295.80
  • 融点 :163〜166℃
  • 性状 :白色の結晶性の粉末である。メタノールに溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくい。メタノール溶液(1→40)は旋光性を示さない。光によって徐々に帯黄白色〜淡褐色になる。


★リンクテーブル★
先読みpropranolol hydrochloride
国試過去問100C026」「107E062」「105D039」「102I063」「096A018」「099C015」「100A020」「108E057」「103C025」「106A058」「095F011」「105H024」「102C021」「089E045」「106C025」「102A059」「103F023」「107E054」「091D028」「108B038
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関連記事プロ

propranolol hydrochloride」

  [★]

propranolol


100C026」

  [★]

  • 次の文を読み、25~27の問いに答えよ。
  • 55歳の男性。激しい胸痛のため救急車で搬入された。
  • 現病歴:1週前から階段を昇るときに前胸部痛を自覚したが安静にて消失するため放置していた。今朝から激しい前胸部痛が出現し持続している。
  • 既往歴:48歳から高脂血症で加療中である。
  • 現症:意識は清明。顔面は苦悶様である。体温36.6℃。呼吸数25/分。脈拍64/分、整。血圧144/96mmHg。貧血と黄疸とを認めない。皮膚は冷汗をかき湿潤である。心雑音はない。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦。下腿に浮腫を認めない。
  • 検査所見:尿所見:比重1.018、蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球520万、Hb16.7g/dl、Ht50%、白血球10,400、血小板26万。血清生化学所見:尿素窒素28mg/dl、クレアチニン1.1mg/dl、AST55単位、ALT20単位、LDH350単位(基準176~353)、CK680単位(基準10~40)、Na144mEq/l、K4.2mEq/l、Cl106mEq/l。心電図を以下に示す。
  • 心エコー検査中に意識が低下した。そのときの心電図を以下別に示す。行う処置はどれか



[正答]
※国試ナビ4※ 100C025]←[国試_100]→[100C027

107E062」

  [★]

  • 次の文を読み、61~63の問いに答えよ。
  • 20歳の男性。目が開きにくいことを主訴に来院した。
  • 現病歴:山菜採りに行き、右前腕を虫に刺され痛みを感じたが、そのままにして昼食をとった。食後、約30分してから両眼瞼が開きにくくなり、息苦しさを自覚するようになったため、友人に連れられて来院した。
  • 既往歴:5歳で気管支喘息。
  • 生活歴:山菜採りが趣味で、虫に刺されることが多い。
  • 家族歴:特記すべきことはない。
  • 現症:意識レベルはJCSII-10。体温37.5℃。脈拍100/分、整。血圧80/50mmHg。呼吸数20/分。SpO2 85%(room air)。呼びかけると息苦しさを訴えせき込む。心音に異常を認めない。頸部と胸部とにwheezesを聴取する。頸静脈の怒張を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。体幹に膨疹を多数認める。顔面の写真(別冊No.9)を別に示す。
  • 治療薬として最も適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107E061]←[国試_107]→[107E063

105D039」

  [★]

  • 生後3日の新生児。チアノーゼのため搬入された。38週3日、体重2,869gで出生した。生後2日からチアノーゼを認めていたが、徐々に増強し、体動も不活発となった。身長49.3cm、体重2,812g。体温37.2℃。心拍数144/分、整。血圧88/56mmHg。心音はII音が単一で、胸骨左縁第2肋間にわずかに連続性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。右肋骨弓下に肝を2cm触知する。右心室造影写真(別冊No.13A. B)を別に示す。
  • この患児に使用すべき治療薬はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105D038]←[国試_105]→[105D040

102I063」

  [★]

  • 5歳の男児。呼吸困難を主訴に来院した。3歳から風邪を引いたときに咳嗽が長引いたり、ゼーゼーしたりすることが時々あった。昨日から透明な鼻汁と軽度の咳嗽とを認めていた。夕方から「息が苦しい」と言いだし、呼吸に伴ってヒューヒューという音が聞こえるようになった。意識は清明。身長105cm、体重16.5kg。体温36.8℃。呼吸数36/分。脈拍124/分、整。チアノーゼはない。咽頭に発赤を認めない。心音に異常を認めない。全肺野で気管支肺胞音は軽度に減弱し、呼気性のwheezesを聴取する。胸部エックス線写真を以下に示す。
  • まず行うのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 102I062]←[国試_102]→[102I064

096A018」

  [★]

  • 38歳の女性。歩行中乗用車にはねられ救急車で来院した。意識は清明であったが顔面蒼白で低血圧と頻脈とを呈した。肺破裂による腹腔内出血があり、直ちに全身麻酔下に緊急手術が開始された。術中大量輸液と輸血とにより血圧は90/68mmHgに回復したが、気管内に多量のピンク色泡沫状の分泌物を生じた。頚静脈怒張を認め、胸部にギャロップとcoarse crackles(湿性ラ音)とを聴取する。脈拍112/分、整。血液所見:赤血球450万、Hb13.6g/dl、白血球5,800。動脈血ガス分析(人工呼吸、FiO2 0.6):pH7.36、PaO2 92Torr、PaCO2 42Torr、BE -1mEq/l。中心静脈圧17cmH2O。適切な治療薬はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096A017]←[国試_096]→[096A019

099C015」

  [★]

  • 60歳の女性。右大腿骨頚部骨折のため入院して手術を受けた。
  • 手術前は血圧122/78mmHg で、心電図と胸部エックス線写真とに異常はなかった。術後7日間臥床していたが、リハビリテーションのために歩行訓練を始めたところ、訓練の途中で、突然息苦しくなり、気分が悪くなってうずくまった。呼吸数36/分。脈拍128/分、整。血圧80/42mmHg。顔色は不良で発汗がある。胸部にII音の亢進を認めるがラ音は聴取しない。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):PaO2 48Torr、PaCO2 26Torr。マスクによる酸素吸入を行い、静脈路を確保した。まず投与するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099C014]←[国試_099]→[099C016

100A020」

  [★]

  • 62歳の男性。背部痛が出現し冷汗も認めたため来院した。喫煙30本/日を35年間。42歳時に椎間板ヘルニア、59歳時に急性心筋梗塞の既往がある。意識は清明であるが、発語は少ない。身長165cm、体重76㎏。脈拍84/分、整。血圧160/80mmHg。胸部の聴診で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球427万、Hb13.4g/dl、Ht39%、白血球10,300、血小板14万。血清生化学所見:総蛋白6.4g/dl、AST46単位、ALT57単位、CK144単位(基準10~40)、LDH189単位(基準176~353)。胸部造影CTを以下に示す。
  • 治療薬はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 100A019]←[国試_100]→[100A021

108E057」

  [★]

  • 42歳の男性。呼吸困難のため搬入された。庭で木の伐採をしていたところ、蜂に刺された。大丈夫と思い様子をみていたが、数分後に呼吸困難が出現し、救急車で搬送された。意識レベルは JCSI-2。脈拍 84/分、整。血圧 80/58 mmHg。呼吸数32/分。 SpO2 93% (リザーバー付マスク 10 l/分酸素投与下 )。顔面は蒼白で口唇に浮腫を認める。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めない。吸気時に喘鳴を聴取する。胸腹部、背部および四肢の皮膚に膨疹が多発している。
  • 急速輸液とともにまず投与すべきなのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E056]←[国試_108]→[108E058

103C025」

  [★]

  • 55歳の男性。夜間、突然の呼吸困難のため搬入された。5年前に拡張型心筋症の診断を受けている。喘鳴が著明でピンク色の泡沫状喀痰排出があった。マスクで酸素投与(6l/分)を開始した。呼吸数24/分。脈拍124/分、整。血圧98/78mmHg。動脈血ガス分析(自発呼吸):pH 7.28、Pa O2 68 Torr、Pa CO2 52 Torr。胸部エックス線写真は両側肺門部を中心に蝶形陰影を呈する。
  •  まず投与すべき薬剤はどれか。
  • ピンク色の泡沫状喀痰 → 肺水腫
[正答]
※国試ナビ4※ 103C024]←[国試_103]→[103C026

106A058」

  [★]

  • 72歳の男性。動悸を主訴に来院した。 10年前から高血圧を指摘されていたが、自覚症状がないため受診しなかった。 2日前から感冒症状があった。 6時間前から動悸を自覚し、改善しないため受診した。呼吸困難やめまいはないという。脈拍144/分、整。血圧120/76mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。心電図(別冊No. 29)を別に示す。
  • 治療薬として適切なのはどれか。 2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A057]←[国試_106]→[106A059

095F011」

  [★]

  • 55歳の男性。夜間、突然の呼吸困難を訴え救急車で来院した。5年前に拡張型心筋症の診断を受けている。喘鳴が著明で泡沫状ピンク色の喀痰排出があった。マスクで酸素投与(6L/分)を開始した。呼吸数23/分。脈拍124/分、整。血圧98/78mmHg。動脈血ガス分析pH 7.28、PO2 68Torr、PCO2 52 Torr。胸部エックス線写真は両側肺門部を中心に蝶形陰影を呈する。まず投与すべき薬剤はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095F010]←[国試_095]→[095F012

105H024」

  [★]

  • 24歳の男性。呼吸困難意識障害のため搬入された。本日、咽頭痛と高熱とを主訴に自宅近くの診療所を受診し、抗菌薬解熱薬とを処方された。家に帰り処方薬を内服したところ、15分後に顔面の紅潮呼吸困難とが出現し意識を失った。呼吸数24/分。脈拍120/分、整。血圧76/40mmHg。吸気時に喘鳴を聴取する。
  • 直ちに投与するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105H023]←[国試_105]→[105H025

102C021」

  [★]

  • 55歳の男性。夜間、突然の呼吸困難のため搬入された。5年前に拡張型心筋症の診断を受けている。喘鳴が著明で泡沫状でピンク色の喀痰排出があった。マスクで酸素投与(6l/分)を開始した。呼吸数23/分。脈拍124/分、整。血圧98/78mmHg。動脈血ガス分析:pH7.28、PaO2 68Torr、PaCO2 52Torr。胸部エックス線写真は両側肺門部を中心に蝶形陰影を呈する。投与するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102C020]←[国試_102]→[102C022

089E045」

  [★]

  • 38歳の男性。頭痛と心悸亢進とを訴え来院した。数年前から多汗がある。1年間で体重が3kg減少した。体温37.2℃。脈拍90/分、整。血圧170/98mg/Hg。赤血球468万、Hb 14.0 g/dl、白血球7,200、血小板22万。血清生化学所見:空腹時血糖 130mg/dl、Na 144mEq/l, K 4.1mEq/l, Cl 102 mEq/l。T3 160 ng/dl(正常80-220)、T4 10ug/dl(正常5-12)。尿中VMA 35mg/24hr(正常2-7)。この患者に対して手術を行うことになった。
  • 術中・術後の全身管理のために手元に用意しておく物はなに
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

106C025」

  [★]

  • 50歳の男性。右下腹部痛を主訴に来院し、急性虫垂炎の診断で入院となった。末梢静脈路を確保し、抗菌薬点滴静注を開始したところ、気分不良を訴え意識を失った。直ちに応援の医師と看護師とを呼んだ。
  • 応援が来るまでに、まず行うべき対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106C024]←[国試_106]→[106C026

102A059」

  [★]

  • 76歳の男性。失神を主訴に来院した。最近1か月の間に2度失神し、その際前額部を打撲している。Holter心電図を以下に示す。対応として適切なのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 102A058]←[国試_102]→[102A060

103F023」

  [★]

  • 46歳の男性。近医で右肺尖部の異常陰影を指摘され来院した。胸部造影CTを撮影した直後に呼吸困難を訴え始めた。意識は清明。呼吸数36/分。脈拍140/分、整。血圧 78/44mmHg。全身の皮膚に発赤を認め、呼気時に喘鳴を聴取する。
  •  直ちに投与すべき薬剤はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103F022]←[国試_103]→[103F024

107E054」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107E053]←[国試_107]→[107E055

091D028」

  [★]

  • 62歳の男性。労作性狭心症がある。冠動脈造影について担当医から説明を受けている最中に緊張の余り気持ちが悪くなった。顔面は蒼白となって意識を失い、椅子から床へ崩れ落ちた。心拍数28/分、整。血圧96/50mmHg。下肢挙上では心拍数は増加しない。心電図所見は洞性徐脈である。
  • 適切な治療薬はどれか。

108B038」

  [★]

  • 急性心不全患者で、肺うっ血を呈しているが末循環不全の所見を伴わない場合の治療薬として適切なのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B037]←[国試_108]→[108B039

アドレナリン受容体」

  [★]

adrenergic receptor
アドレナリン作動性受容体 adrenoreceptor
アセチルコリン受容体交感神経作動薬一覧交感神経拮抗薬一覧
α受容体β受容体受容体



平滑筋臓器における傾向

受容体 反応 例外
α受容体 興奮 小腸運動:抑制
β受容体 抑制 心臓  :興奮
  • 注:心臓は平滑筋臓器じゃありません。

アドレナリン受容体

SP.412改変
受容体 作動薬 遮断薬 存在部位 作用
α α1 A≧NA>ISP [直接作用]
ノルアドレナリン
アドレナリン
ドーパミン
[間接作用]
チラミン
[直接・間接作用]
エフェドリン
アンフェタミン
メタンフェタミン
メトキサミン
フェニレフリン
  フェノキシベンザミン
フェントラミン
プラゾシン
タムスロシン
血管平滑筋 収縮
腸平滑筋 弛緩
膀胱括約筋 収縮
肝臓 グリコーゲン分解
α2 A≧NA>ISP クロニジン
グアンファシン
グアナベンズ
メチルドパ
  ヨヒンビン NA作動性神経終末 NAの放出抑制
血管平滑筋 収縮
膵臓β細胞 インスリン分泌抑制
β β1 ISP>A=NA イソプロテレノール ドブタミン [第一世代]:ISA
ピンドロール
[第二世代]:ISA
プロプラノロール
[第三世代]:β1特異的
アテノロール
ビソプロロール
[第四世代]:有用な特性
カルベジロール
心臓 心拍数↑
心収縮↑
心伝導速度↑
腎臓(傍糸球体細胞レニン分泌促進
β2 ISP>A>NA サルブタモール
テルブタリン
リトドリン
骨格筋血管
気管支
胃腸
尿路
子宮平滑筋
弛緩
肝臓、骨格筋 グリコーゲン分解
膵臓β細胞? インスリン分泌促進?
β3 ISP=NA>A   脂肪組織 脂肪分解促進
  • 皮膚や粘膜にはα受容体のみ存在
  • 体のどの部位にどんな受容体があるかはGOO.143-144を参照せよ
epinehrine relaxes the detrusor muscle of the bladder as a result of activation of β receptors and contracts the trigone and shincter muscles owing to its α agonist activity. This can result in hesitancy in trination and may contribute to retention of urine in the bladder. Activation of smooth muscle contractino in the prostate promotes urinary retention.(GOO.246)
排尿筋弛緩→β受容体。括約筋弛緩→α受容体
膀胱頚部から尿道にはα受容体が分布しており、尿道平滑筋の収縮に関与 (SP.818) (cf.プラゾシン)


シグナル伝達の経路 (GOO.238)

  • 全て7回膜貫通Gタンパク質共役型受容体


食道静脈瘤」

  [★]

esophageal varix, esophageal varices
胃静脈瘤variceal bleeding門脈圧


病態

  • 門脈圧亢進を背景として粘膜下層~粘膜固有層の静脈叢に静脈瘤が形成される。
  • 好発部位:下部食道
  • 静脈瘤の形成には左胃静脈短胃静脈、後胃静脈が関与している。

検査

上部消化管内視鏡検査

  • 日本では形態(form, F)F2以上や発赤所見(red color sign, RC)RC2以上が危険な静脈瘤として予防的治療の適応となっている(SSUR.645)
  • 青色静脈瘤、連珠状静脈瘤(F2)以上、red color sign陽性は治療対象(QB.A-341)

内視鏡所見の分類

参考3
F:form
形態
F0 静脈瘤として認められないもの
F1 直線的な細いもの
F2 連珠状、中等度
F3 結節状、腫瘤状
C: color
色調
Cw (白色静脈)
Cb (青色静脈)
RC:red color sign
発赤所見
Red color sign(RC)
ミミズ腫れ所見 red wale marking (RWM)
サクランボ様発赤 cherry red spot様所見 (CRS)
血マメ所見 hematocystic spot (HCS)
F3, red color sign [show details]

治療

SSUR.649-
  • バルーンタンポナーデ法
  • 薬物療法
  • (緊急出血)バソプレシンソマトスタチン:門脈の流入血流を減少させ、門脈圧を減少させる。肝機能悪化リスクあり。
  • (予防)プロプラノロールナドロール:非選択的βブロッカーを使うことで、β2受容体を介した血管拡張がblockされα1受容体を介した血管収縮が優位となり、腸管の細動脈の収縮により門脈の血流が減少、門脈圧が低下する。さらに多く用いれば、β1受容体を介した心拍出量の低下により脾動脈血流量が減少し、門脈圧がより低下する。(参考2)
  • 内視鏡的治療
  • interventional radiology, IVR
  • 手術療法
適応:内視鏡的硬化薬注入量法(EIS)、内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)で止血不可能な例、再発・出血を繰り返す例
  • 直達手術:
  • シャント手術
  • 肝移植術

予後

  • 予後不良
  • 血小板減少:止血が困難となるため
  • 肝硬変:総ビリルビン4mg/dl以上では硬化療法が選択できないため

参考

フリーPDF有り
  • 1. 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準 (日本門脈圧亢進症研究会)
  • 井口 潔
  • 日本消化器外科学会雑誌 13(4), 338-340, 1980-04-01
  • NAID 110001359486
  • 2. [charged] Primary prophylaxis against variceal hemorrhage in patients with cirrhosis - uptodate [1]
  • 3. 消化器基本画像集
大変勉強になる資料です!!
[display]http://www.pariet.jp/alimentary/picture.html



β受容体遮断薬」

  [★]

β-blocker, beta-blocker, beta-antagonist, β-adrenoceptor blocking agent, β-adrenergic blocking agent, beta-adrenergic blocking agent, beta-adrenergic blocker, beta-adrenergic antagonist, beta-adrenergic receptor antagonist, β adrenergic receptor blocker, β adrenergic receptor antagonists
β遮断薬β阻害薬βアドレナリン遮断薬βアドレナリン拮抗薬アドレナリンβ受容体拮抗薬βブロッカーβアドレナリン受容体遮断薬
アドレナリン受容体



β受容体遮断薬

  • [第一世代]:ISA有
  • [第二世代]:ISA無
  • プロプラノロール
  • [第三世代]:β1特異的
  • [第四世代]:有用な特性

適応

禁忌および慎重投与

YN.C-57

平滑筋拡張が求められる病態、酸素供給を減らせない病態では使ってはいけないということ?

注意

  • 突然休薬すると離脱症候群として、狭心症や高血圧発作が生じることがある(高血圧治療ガイドライン2009)。
  • β2受容体遮断作用のある薬剤では、β2受容体を介した膵臓のインスリン分泌促進作用がブロックされる(アドレナリン受容体#アドレナリン受容体)ので、糖尿病患者に投与する場合には注意が必要、らしい。



むずむず脚症候群」

  [★]

restless legs syndrome, RLS
下肢静止不能症候群ムズムズ脚症候群
下肢静止不能エクボム症候群睡眠障害

概念

  • 入眠前の不快な足の感覚によって特徴づけられ、足を動かさずにはいられなくなるような衝動を生じる

疫学

  • 40-50歳で急激に上昇する
  • 20歳(10%)-90歳(30%)まで漸増する

病型

  • 二次性
  • 鉄欠乏性貧血
  • 終末期腎疾患
  • 妊娠
  • 末梢神経障害
  • パーキンソン病
  • その他

治療

確立された治療法はない
  • 理学療法
  • 足の運動、マッサージにより症状が軽減する
  • 薬物療法
  • ドパミン作動薬
  • 鉄剤、カルビドパ・レボドパ、ベンゾジアゼピン系、抗痙攣薬、オピオイド、行動療法
  • ベンゾジアゼピン系薬、レボドパ、あへん類、プロプラノロール、バルプロ酸、カルバマゼピン (KPS.835)
  • プラミペキソール(105I017)


本態性振戦」

  [★]

essential tremor
家族性振戦 familial tremor
良性本態性振戦振戦

症状

増悪因子

  • 精神的緊張、疲労

軽快因子

  • (ときに)アルコール

治療薬

  • 薬物療法



プロプラノロール・インスリン試験」

  [★]

propranolol-insulin test
インスリン・プロプラノロール試験 insulin-propranolol test
下垂体前葉機能検査、成長ホルモン
[show details]


インスリン-プロプラノロール試験」

  [★] プロプラノロール・インスリン試験


インスリン・プロプラノロール試験」

  [★] プロプラノロール・インスリン試験


プロプラノロール-インスリン試験」

  [★] プロプラノロール・インスリン試験

塩酸プロプラノロール」

  [★] プロプラノロール


プロ」

  [★]

pro




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