プリオン

出典: meddic

prion
狂牛病プリオン病


不活化

  • sterilizingには134℃, 5hr and 2N NaOH処理がよいらしい (HIM.2651)


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/20 11:36:01」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 第2世代LAIの臨床 : ゼプリオン(paliperidone palmitate)の導入技法についての議論を中心に (特集 抗精神病薬持効性注射剤(LAI)を投与する際に知っておくべき点)
  • 田中 康平,藤井 康男
  • 精神科 = Psychiatry 27(1), 28-34, 2015-07
  • NAID 40020520963
  • ノーベル賞と医学の進歩・発展(29)プリオン病と2人のノーベル賞学者 : カールトン・ガイデュシェックとスタンレー・プルシナー
  • プリオン投与中の死亡症例報告を超えて : 持効性注射剤のメリットと安全対策を考える

関連リンク

プリオン(英: prion; IPA: /ˈpriː.ɒn/ Pronunciation prion.ogg 発音(ヘルプ / リンク)) は、タンパク質から成る感染性因子である。現時点でこの性質を有する既知因子は、 いずれもタンパク質の誤って折りたたまれた(ミスフォールドした)状態を伝達すること により ...
A1:プリオン病は、ヒトの脳神経細胞が冒され、脳が隙間だらけのスポンジ状になり、 進行性不眠、自律神経障害で無動無言状態となり死亡するまれな病気です。ウシでは 狂牛病、BSE、ウシ伝達性海綿状脳症などと呼ばれております。もともとヒツジの伝染病 で ...

関連画像

正常 な ヒト や 動物 の 細胞膜 正常 な プリオン a は α 螺旋 250px-Helicoprion_bessonovi1DB.jpg プリオン ピンク 異常 プリオン一頃 世間 を 騒がせた 輸入 プリオン 自己 増殖 して 伝播

添付文書

薬効分類名

  • 持効性抗精神病剤

販売名

ゼプリオン水懸筋注25mgシリンジ

組成

  • 本剤は持効性の筋肉内注射用プレフィルドシリンジ製剤であり、下記に示す成分・分量を含有する。

成分・含量(1シリンジ中)

  • パリペリドンパルミチン酸エステル(パリペリドンとして) 39mg(25mg)
    薬液量(mL) 0.25

添加物(1シリンジ中)(mg)

  • ポリソルベート20 3
    マクロゴール4000NF 7.5
    クエン酸水和物 1.25
    無水リン酸一水素ナトリウム 1.25
    リン酸二水素ナトリウム一水和物 0.625
    水酸化ナトリウム 0.71

禁忌

  • 昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させるおそれがある。]
  • バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されることがある。]
  • アドレナリン、クロザピンを投与中の患者[「相互作用」の項参照]
  • 本剤の成分、パリペリドン及びリスペリドンに対し過敏症の既往歴のある患者
  • 中等度から重度の腎機能障害患者(クレアチニン・クリアランス50mL/分未満)[本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがある(「薬物動態」の項参照)。]

効能または効果

  • 統合失調症
  • 通常、成人にはパリペリドンとして初回150mg、1週後に2回目100mgを三角筋内に投与する。その後は4週に1回、パリペリドンとして75mgを三角筋又は臀部筋内に投与する。なお、患者の症状及び忍容性に応じて、パリペリドンとして25mgから150mgの範囲で適宜増減するが、増量は1回あたりパリペリドンとして50mgを超えないこと。
  • 本剤は三角筋又は臀部筋内のみに投与し、静脈内には絶対に投与しないこと。
  • 過去にパリペリドン又はリスペリドンでの治療経験がない場合には、まず、一定期間経口パリペリドン又は経口リスペリドン製剤を投与し、治療反応性及び忍容性があることを確認した後、経口パリペリドン又は経口リスペリドン製剤を併用せずに本剤の投与を開始すること。
  • 本剤投与の際には、以下に従った注射針を用いること。[適切な血中濃度が得られないおそれがある。]

三角筋内へ投与時

  • 体重90kg未満の場合:23G、針の長さ1インチ(25mm)
    体重90kg以上の場合:22G、針の長さ11/2インチ(38mm)

臀部筋内へ投与時

  • 22G、針の長さ11/2インチ(38mm)
  • 軽度腎機能障害患者(クレアチニン・クリアランス50mL/分以上80mL/分未満)には、パリペリドンとして初回100mg、1週後に2回目75mgを三角筋内に投与する。その後は4週に1回、パリペリドンとして50mgを三角筋又は臀部筋内に投与する。なお、患者の症状及び忍容性に応じて、パリペリドンとして25mgから100mgの範囲で適宜増減するが、増量は1回あたりパリペリドンとして25mgを超えないこと。[本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがある(「慎重投与」、「薬物動態」の項参照)。]
  • 症状の急激な悪化等により経口抗精神病薬等を併用する場合は、漫然と併用しないこと。
  • 他の持効性注射剤から本剤に切り替える場合は、薬剤の薬物動態を考慮して投与時期、投与量に十分注意し、患者の症状を十分に観察すること。
    本剤及びリスペリドンの主活性代謝物はパリペリドンであり、リスペリドン持効性懸濁注射液から本剤への切替えにあたっては、過量投与にならないよう、用法・用量に注意すること。
  • 以下の投与方法で、リスペリドン持効性懸濁注射液投与時の定常状態と同程度の血漿中有効成分濃度が得られることが推定されている(「薬物動態」の項参照)。
  • ・リスペリドン持効性懸濁注射液25mgを2週間隔で投与している患者には、最終投与の2週間後から本剤50mgを4週間隔で投与する。
  • ・リスペリドン持効性懸濁注射液50mgを2週間隔で投与している患者には、最終投与の2週間後から本剤100mgを4週間隔で投与する。
  • 本剤を用法・用量どおりに投与できず投与間隔が空いた場合には、再開にあたり、本剤の薬物動態を考慮して投与時期、投与量に十分注意し、患者の症状を十分に観察すること(「薬物動態」の項参照)。
  • 本剤は持効性製剤であることから、投与中止後も患者の症状を慎重に観察し、副作用等の発現に十分に注意すること(「薬物動態」の項参照)。

慎重投与

  • 心・血管系疾患、低血圧又はそれらの疑いのある患者[一過性の血圧降下があらわれることがある。]
  • 不整脈の既往歴のある患者、先天性QT延長症候群の患者又はQT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者[本剤の投与によりQTが延長する可能性がある。]
  • パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者[悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすくなる。また、錐体外路症状の悪化に加えて、錯乱、意識レベルの低下、転倒を伴う体位不安定等の症状が発現するおそれがある。]
  • てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させるおそれがある。]
  • 自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させるおそれがある。]
  • 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
  • 軽度の腎機能障害のある患者[「用法・用量に関連する使用上の注意」、「薬物動態」の項参照]
  • 糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者[血糖値が上昇することがある(「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)。]
  • 高齢者[「高齢者への投与」、「薬物動態」の項参照]
  • 小児[「小児等への投与」の項参照]
  • 薬物過敏症の患者
  • 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者[悪性症候群が起こりやすい。]

重大な副作用

悪性症候群(Syndrome malin)

頻度不明注1)

  • 無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡することがある。

遅発性ジスキネジア

頻度不明注1)

  • 長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。

麻痺性イレウス

頻度不明注1)

  • 腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。なお、本剤は動物実験(イヌ)で制吐作用を有することから、悪心・嘔吐を不顕性化する可能性があるので注意すること。

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)

頻度不明注1)

  • 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。

肝機能障害(1.8%)、黄疸(頻度不明)注1)

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

横紋筋融解症

頻度不明注1)

  • 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。

不整脈

  • 不整脈(0.2%)、心房細動(0.2%)、心室性期外収縮(0.6%)等があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

脳血管障害

頻度不明注1)

  • 脳血管障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

高血糖(0.4%)、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(頻度不明)注1)

  • 高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと。[「慎重投与」、「重要な基本的注意」の項参照]

低血糖

頻度不明注1)

  • 低血糖があらわれることがあるので、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]

無顆粒球症、白血球減少

頻度不明注1)

  • 無顆粒球症、白血球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

肺塞栓症、深部静脈血栓症

頻度不明注1)

  • 抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]

持続勃起症

頻度不明注1)

  • α交感神経遮断作用に基づく持続勃起症があらわれることがあるので、このような場合には適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • パリペリドンパルミチン酸エステルは、活性本体のパリペリドンに加水分解されて薬効を示す。

パリペリドンの薬理作用

抗ドパミン作用20)、21)

  • ドパミンD2受容体拮抗作用を有し、ラットでアポモルヒネ又はアンフェタミンにより誘発される興奮や常同行動等の行動変化を用量依存的に抑制した。

抗セロトニン作用20)、22)、23)

  • セロトニン5-HT2A受容体拮抗作用を有し、ラットでトリプタミン又はメスカリンにより誘発される振戦や首振り運動等の行動変化を抑制した。

カタレプシー惹起作用21)、24)

  • ラットでのカタレプシー惹起作用は、リスペリドンと同等であった。また、ラットの中脳辺縁系(側坐核)でのドパミンD2受容体に対する占有率は、錐体外路症状との関連が深いとされている線条体での占有率より高い。しかしハロペリドールでは側坐核と線条体で同程度であった。なお、セロトニン5-HT2A受容体拮抗作用が線条体におけるドパミン伝達の遮断を緩和している可能性がある。

作用機序

  • 主としてドパミンD2受容体拮抗作用及びセロトニン5-HT2A受容体拮抗作用に基づく、中枢神経系の調節によるものと考えられる。


有効成分に関する理化学的知見

性状

  • 白色の粉末

溶解性(20℃)

  • ジクロロメタン 330mg/mL
    酢酸エチル 2.8mg/mL
    メタノール 0.35mg/mL
    水 <0.01mg/mL

分配係数

  • logP>5(疎水性フラグメント定数より算出)


★リンクテーブル★
先読み狂牛病
リンク元クロイツフェルト・ヤコブ病」「プリオン病」「微生物」「病原体」「prion
拡張検索プリオン蛋白」「プリオンタンパク」「正常プリオンタンパク質」「異常プリオン蛋白

狂牛病」

  [★] ウシ海綿状脳症, bovine spongiform encephalopathy, BSEmad cow disease


クロイツフェルト・ヤコブ病」

  [★]

Creutzfeldt-Jakob disease, CJD
Creutzfelt-Jakob病 クロイツフェルトヤコブ病 クロイツフェルト・ヤコブ症候群 クロイツフェルト-ヤコブ病ヤコブ-クロイツフェルト病 Jakob-Creutzfeldt disease
プリオン病難病感染症法
  • HIM.2646(Prion diseases)

概念

  • 変異プリオンが原因とされ、中枢神経内に蓄積することにより急速かつ進行性に細胞変性をきたす疾患。
  • 特定疾患治療研究事業に指定されている難病で、感染症法によるところの五類感染症(全数報告)でもある。

疫学

  • プリオン病の8割を占める。 (参考2)
  • 罹患率:100万人に1人。 (参考2)
  • 発症年齢:67歳。 (参考2)

症状

参考2
古典型CJD:認知症状とミオクローヌス
  • 第1期:発症は60歳代が中心。倦怠感、ふらつき、めまい、日常生活の活動性の低下、視覚異常、抑鬱傾向、もの忘れ、失調症状等の非特異的症状。
  • 第2期:認知症が急速に顕著となり、言葉が出にくくなり、意思の疎通ができなくなって、ミオクローヌスが出現する。歩行は徐々に困難となり、やがて寝たき りとなる。神経学的所見では腱反射の亢進、病的反射の出現、小脳失調、ふらつき歩行、筋固縮、ジストニア、抵抗症(gegenhalten)、驚愕反応 (startle response)等が認められる。
  • 第3期:無動無言状態からさらに除皮質硬直や屈曲拘縮に進展する。ミオクローヌスは消失。感染症で1~2年程度で死亡する。

検査

参考2


  • MRI
  • 脳萎縮
  • 拡散強調画像、FLAIR:病初期より皮質や基底核の高信号

鑑別診断

参考2

参考

  • 1. 感染防御
[display]http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/pdf/CJDGuideline-9.pdf
  • 2. プリオン病(1)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)- 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/240
  • 3. 診断マニュアル - プリオン病(1)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)- 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf

国試



プリオン病」

  [★]

prion disease
海綿状脳症プリオンクロイツフェルト・ヤコブ病

プリオン病

参考2

参考

  • 1. プリオン病ガイドライン等
  • 2. プリオン病(1)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)- 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/240
  • 3. プリオン病(2)ゲルトマン・ストロイスラー・シャインカー病(GSS)
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/247
  • 4. プリオン病(3)致死性家族性不眠症(FFI)
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/150
  • 5. プリオン病感染予防ガイドライン(2008 年版)要約 - 厚生労働科学研究費補助金・難治性疾患克服研究事業 - プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究班
[display]http://prion.umin.jp/guideline/cjd_2008summary.pdf



微生物」

  [★]

microbes
  • 肉眼で観察できない生物の総称

種類 (SMB.29)

マイコプラズマリケッチアクラミジア


病原体」

  [★]

pathogen
感染症


  • 感染の原因となる物の総称 (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.10)
細菌
マイコプラズマリケッチアクラミジア
変異プリオン

  • 血液中に見られる病原体


prion」

  [★] プリオン

WordNet   license wordnet

「(microbiology) an infectious protein particle similar to a virus but lacking nucleic acid; thought to be the agent responsible for scrapie and other degenerative diseases of the nervous system」


プリオン蛋白」

  [★]

prion proteinPrP
プリオンプリオンタンパク質プリオンタンパク


プリオンタンパク」

  [★]

prion protein
プリオンタンパク質プリオン蛋白


正常プリオンタンパク質」

  [★]

normal prion proteinPrPC proteinPrP-sen


異常プリオン蛋白」

  [★]

abnormal prion protein




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡