フルシトシン

出典: meddic

flucytosine
5-フルシトシン 5-flucytosine 5-FCアンコボン ancobon,5-フルオロシトシン 5-fluorocytosine
アンコチルドメラジンココール




UpToDate Contents

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和文文献

  • Exophiala jeanselmeiによるPhaeohyphomycosisの1例 (特集 真菌症)
  • 大山 文悟,猿田 寛,楠原 正洋 [他]
  • 皮膚科の臨床 50(8), 973-976, 2008-08
  • NAID 40016196410
  • 肺真菌症 (新版 処方計画法) -- (呼吸器疾患)

関連リンク

アンコチルとは?フルシトシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
フルシトシン, 抗真菌剤 1. 商品名 先発品 アンコチル錠500mg 【共和薬品工業】 2. 日本における発売年 1979(昭和54)年 3. 特長 経口投与で深在性真菌症の治療が可能である. 腎毒性がほとんど認められず,腎障害患者にも投与が ...

関連画像

抗真菌薬の作用部位グラム 染色 墨汁 染色傭フΞ・0\O(uリi _k0・・ R^鷲0PK-PD 本文へジャンプ歯科医師国家試験過去問題より368_large.png

添付文書

薬効分類名

  • 深在性真菌症治療剤

販売名

  • アンコチル錠500mg

組成

有効成分

  • 1錠中、日局フルシトシン500mg

添加物

  • クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム

禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中の患者及び投与中止後7日以内の患者(「相互作用」の項参照)

効能または効果

有効菌種

  • クリプトコックス、カンジダ、アスペルギルス、ヒアロホーラ、ホンセカエア

適応症

  • 真菌血症、真菌性髄膜炎、真菌性呼吸器感染症、黒色真菌症、尿路真菌症、消化管真菌症
  • 真菌血症、真菌性髄膜炎、真菌性呼吸器感染症、黒色真菌症には通常フルシトシンとして1日100〜200mg/kgを4回に分割経口投与する。
    尿路真菌症、消化管真菌症には通常フルシトシンとして1日50〜100mg/kgを4回に分割経口投与する。
    なお、患者の症状に応じて適宜増減する。

慎重投与

  • 血液障害のある患者又は既往に血液障害を起こした患者〔重篤な血液障害があらわれることがある。〕
  • 腎障害のある患者〔腎排泄の障害により本剤が蓄積するので、用量並びに投与間隔に留意して使用すること。〕(【薬物動態】の項参照)
  • 肝障害のある患者〔重篤な肝障害があらわれるおそれがある。〕
  • 薬物過敏症の既往歴のある患者

重大な副作用

  • 以下のような副作用が報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。

汎血球減少、無顆粒球症

(頻度不明)

腎不全

(頻度不明)

薬効薬理

抗真菌作用9)

  • 最小発育阻止濃度(MIC、μg/mL)

作用機序10〜12)

  • 真菌細胞膜のシトシン透過酵素を介して真菌細胞内に選択的に取り込まれた後、脱アミノ化されて5-フルオロウラシルとなり、核酸合成系などを阻害し、抗真菌作用を発揮すると考えられる。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • フルシトシン(Flucytosine)

化学式

  • C4H4FN3O=129.09

化学名

  • 5-Fluorocytosine

性状

  • 白色の結晶性の粉末で、においはない。
    水にやや溶けにくく、メタノール、エタノール(95)、無水酢酸又は酢酸(100)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
    0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
    本品1.0gを水100mLに溶かした液のpHは5.5〜7.5である。
    やや吸湿性である。
    融点:約295℃(分解)。


★リンクテーブル★
リンク元真菌」「抗真菌薬」「クリプトコッカス症」「5-FC
関連記事シトシン

真菌」

  [★]

fungus, (pl.)fungi
かび菌類 Mycota
微生物学真菌症抗真菌薬


細菌、真菌、藻類、原虫

  • いずれも単細胞生物
  • 細菌は核を持たないが、それ以外は核を持つ
  • 細胞壁の多糖:細菌はペプチドグリカンなど。真菌はβグルカン、キチン。藻類はセルロース。原虫は細胞壁を持たない
  • 栄養獲得様式:藻類は光合成独立栄養生性。

大きさ

  • 数μm。観察に油浸レンズは不要

細胞膜

細胞壁

線維状多糖

  • 細胞壁の骨格となる
  • キチンとβ-グルカンからなる。
  • 特殊な多糖にキトサンがある

キチン

β-グルカン

  • グルコースのホモ重合体
  • β(1→3)結合、β(1→6)結合
  • 酵母では細胞壁成分にβ-1,3-グルカンが多い

キトサン

糖タンパク質

形態による分類

Coccidioides immitis
Histoplasma capsulatum
Sporothrix schenckii
Candida albicans

菌糸の構造

接合菌などの下等真菌にのみ見られる

菌糸の機能

生殖方式による分類

有性生殖と無性生殖

  • 有性生殖と無性生殖を行う
  • 無性生殖のみ行う

有性胞子形成

無性胞子形成

培養

  • グルコース1-4%, ペプトン1%

種類

真菌の染色法(SMB.358)

  • 細胞壁の多糖を染色:コットンブルー(cotton blue)、グラム染色(全ての真菌はグラム陽性)
  • 真菌細胞壁多糖を特異的に染色:PAS染色、Grocottメテナミン銀染色、ファンギフローラY

参考

  • 真菌の写真 - Fungal Images

病原体としての真菌

分類群 菌名 病名 出芽分裂 菌体 菌糸 胞子 発芽管 寄生性 感染経路 病原体の特徴 病型 検査 治療
不完全菌 Candida albicans カンジダ症     仮性菌糸 厚膜胞子 形成   常在菌→各所 日和見感染症      
担子菌 Filobasidiella neoformans クリプトコッカス症 出芽 厚い莢膜       通性細胞内寄生体 鳩の乾燥糞→空気感染→肺(通性細胞内寄生体) 日和見感染菌 肺クリプトコッカス症
中枢神経クリプトコッカス症、
皮膚クリプトコッカス症
全身性クリプトコッカス症
墨汁染色 ( アムホテリシンB or フルコナゾール )
  ± フルシトシン
不完全菌 Trichosporon asahii トリコスポロン症     仮性菌糸 分節分生子              
子嚢菌 Aspergillus fumigatus/
'Aspergillus flavus
アスペルギルス症   糸状菌
不完全菌
有隔菌糸       土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子        
  Mucor/'Rhizopus/
Absidia/Rhizomucor
ムコール症     無隔菌糸     血管に親和性 土壌や朽ちた植物、空気中の浮遊胞子
 → 浮遊胞子の吸入
  鼻眼脳型ムコール症
侵襲性肺ムコール症
全身播種型ムコール症
β-D-グルカン陰性。
喀痰、血培陰性
アムホテリシンB
子嚢菌 Pneumocystis jirovecii
('Pneumocystis carini)
ニューモシスチス・カリニ感染症                      
子嚢菌 Histoplasma capsulatum ヒストプラスマ症 二形性真菌
 37℃酵母型発育
 25℃菌糸形成
          空気感染。肺に一次病変を作り様々な臓器に播種 AIDS患者に好発      
不完全菌 Coccidioides immitis コクシジオイデス症 二形性真菌     内生胞子              
不完全菌 Sporothrix schenckii スポロトリクス症 二形性真菌                    


抗真菌薬」

  [★]

antifungal drug, antifungal, antimycotic
真菌真菌症抗真菌薬一覧


作用機序

作用部位 薬物 作用機序 スペクトル
細胞膜 キャンディン系抗真菌薬 1,3-β-D-グルカン合成阻害 カンジダとアスペルギウス。ムコールには無効
細胞膜 アムホテリシンB エルゴステロールに結合し細胞膜破壊、殺菌的 広スペクトル
アゾール系抗真菌薬 エルゴステロール合成阻害 カンジダとアスペルギウス
フルシトシン 核酸合成阻害 カンジダのみ

抗真菌薬一覧

クリプトコッカス症」

  [★]

cryptococcosis
クリプトコックス症ブッセ-ブシュケ病 Busse-Buschke disease
クリプトコッカス属真菌

特徴

病原体

疫学

病型

潜伏期間

感染経路

  • 空気感染

症状

合併症

経過

治療

検査

  • 髄液や血清中の莢膜多糖抗原(glucuronoxylomannan)を検出する血清診断は感度・特異度ともにすぐれる。




5-FC」

  [★] フルシトシン5-フルシトシン、5-flucytosine


シトシン」

  [★]

cytosine, Cyt, C





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