ピルビン酸

出典: meddic

pyruvate, pyruvic acid, 2-oxopropanic acid, α-ketopropionic acid
焦性ブドウ酸 pyroracemic acid
解糖系


CH3-CO-COOH

ピルビン酸の生合成反応

CH2-C(OPO32-)-COOH + ADP + H+ -(ピルビン酸キナーゼ)→  CH3-CO-COO- + ATP


反応

  CH3-CO-COO- + ATP + CO2 -→ HOOC-CO-CH2-COOH + Pi
  • 5. アセトアルデヒド産生


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/31 02:22:16」(JST)

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和文文献

  • 〈Original Papers〉Tanticharoenia sakaeratensisの高濃度グルコース耐性代謝に関するプロテオーム解析
  • 波多野 裕美,武部 聡,東 慶直
  • Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (28), 95-107, 2011-9
  • … その結果、30%グルコース下ではピルビン酸脱炭酸酵素の蓄積量の増加や外膜タンパク質の蓄積量の減少が確認された。 … ピルビン酸脱炭酸酵素は高濃度グルコース環境下で過剰に作り出されたピルビン酸を、アセトアルデヒドを経て酢酸にする経路で機能すると考えられる。 …
  • NAID 120003460252
  • 2Ha11 大腸菌細胞内の酸化還元状態の変化によるピルビン酸の蓄積とアラニン生成への応用(発酵生理学・発酵工学,一般講演)
  • 尾島 由紘,土田 和樹,Suryadarma Prayoga,田谷 正仁
  • 日本生物工学会大会講演要旨集 (63), 168, 2011-08-25
  • NAID 110008911479
  • 2S4p07 ミトコンドリア輸送をターゲットとしたピルビン酸低減酵母育種(寄生・共生・オルガネラ研究から見える新たな発酵学の地平線,ワークショップ)
  • 北垣 浩志
  • 日本生物工学会大会講演要旨集 (63), 102, 2011-08-25
  • NAID 110008911229

関連リンク

ピルビン酸(ピルビンさん、Pyruvic acid)は有機化合物の一種で、示性式が CH3C(=O) COOH と表されるカルボン酸である。IUPAC命名法では 2-オキソプロパン酸 (2- oxopropanoic acid) と表される。α-ケトプロピオン酸 (α-ketopropionic acid) あるいは 焦性 ...
2010年5月1日 ... ピルビン酸から乳酸に代謝されるのって嫌気呼吸のときだよなあ、そういえばどうして ある強度以上の運動をすると「ピルビン酸→アセチルCoA→TCA→電子伝達系」じゃなく て「ピルビン酸→乳酸」の嫌気呼吸になるんだろうかと、おそらくは学生 ...

関連画像

ピルビン酸★熱力学的に反応は進むか 2.m-AST(m-GOT)とs-AST(s-GOT)見て分かるとおり「ピルビン酸 ピルビン酸の作用ピルビン酸_ケトーエノール 366)ジクロロ酢酸ナトリウム


★リンクテーブル★
先読み解糖系
国試過去問104I058
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拡張検索ピルビン酸キナーゼ」「ホスホエノールピルビン酸」「ピルビン酸脱水素酵素欠損症」「ピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症」「ピルビン酸脱水素酵素複合体
関連記事」「ピル」「ビン

解糖系」

  [★]

glycolytic pathway
エムデン-マイヤーホフ経路 Embden-Meyerhof pathway
解糖TCA回路
  • CH(OH)-CH(OH)-C(OH)H-CH(OH)-C(CH2OH)H-O- グルコース (OHが↓↓↑↓↑)
  • CH(OH)-CH(OH)-C(OH)H-CH(OH)-C(CH2O-PO3)H-O- グルコース-6-リン酸 (OHが↓↓↑↓↑)
  • C(CH2OH)OH-C(OH)H-CH(OH)-C(CH2O-PO3)H-O- フルクトース-6-リン酸
  • C(CH2O-PO3)OH-C(OH)H-CH(OH)-C(CH2O-PO3)H-O- フルクトース-1,6-リン酸
glucose
↓-hexokinase/glucokinase(liver)
glucose 6-phosphate
↓-phosphohexose isomerase
fructose 6-phosphate
↓-phosphofructokinase
fructose 1,6-bisphosphate
↓-aldolase
glyceraldehyde 3-phosphate
↓-glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase
1,3-bisphosphoglycerate
↓-phosphoglycerate kinase →ATP
3-phosphoglycerate
↓-phosphoglyceate mutase
2-phosphoglycerate
↓-enolase
phosphoenolpyruvate
↓-pyruvate kinase → ATP
pyruvate
 -(pyruvate dehydrogenase)→acetyl-CoA
 -(pyruvate carboxylase)→oxaloacetate-(NADH+H+)→malate


解糖系の酵素 (first aid step1 2006 p.87, FASTEP1_87_酵素一覧.xls)

1 galactokinase キナーゼ  
2 galactose-1-phosphate uridyltransferase 転移酵素  
3 hexokinase/glucokinase キナーゼ  
4 glucose-6-phosphatase ホスファターゼ  
5 glucose-6-phosphate dehydrogenase 脱水素酵素  
6 transketolase    
7 phosphofructokinase キナーゼ  
8 fructose-1,6-bisphosphatase ホスファターゼ  
9 fructokinase キナーゼ フルクトキナーゼ
10 aldolase B   アルドラーゼ
11 pyruvate kinase キナーゼ ピルビン酸キナーゼ
12 pyruvate dehydrogenase 脱水素酵素 ピルビン酸デヒドロゲナーゼ
13 HMG-CoA reductase 還元酵素 HMG-CoA還元酵素
14 pyruvate carboxylase カルボキシラーゼ ピルビン酸カルボキシラーゼ
15 PEP carboxykinase キナーゼ PEPカルボキシキナーゼ
16 citrate synthase 合成酵素 クエン酸合成酵素
17 α-ketoglutarate dehydrogenase 脱水素酵素 α-ケトグルタミン酸脱水素酵素
18 ornithine transcarbamylase 転移酵素 オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ




104I058」

  [★]

  • 49歳の女性。右の片麻痺難聴とを主訴に来院した。幼児期から体格が小さく疲労しやすかった。学業も次第に不振となった。35歳ころから徐々に難聴が出現し、38歳ころから知能低下が出現した。47歳のときに右の片麻痺が出現し、1か月後に回復した。その後、時々意識消失発作、発作性の頭痛などの症状を伴うようになった。1週前から再び右片麻痺が出現した。身長140cm、体重32kg。知能低下(IQ 39)、右同名半盲、両側性感音難聴、右不全片麻痺、構音障害小脳性運動失調、全身の筋力低下および筋萎縮を認める。姉に同様の症状を認める。
  • 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 104I057]←[国試_104]→[104I059

乳酸脱水素酵素」

  [★]

lactate dehydrogenase LD, LDH
乳酸デヒドロゲナーゼL-乳酸脱水素酵素 L-乳酸デヒドロゲナーゼ L-lactate dehydrogenase
乳酸ピルビン酸腟分泌液中乳酸脱水素酵素
[show details]


概要

 乳酸をピルビン酸に酸化しまた逆にピルビン酸を乳酸に還元する化学反応の触媒となる酵素
 肝臓では、乳酸からピルビン酸を精製する反応を引き受けている。
  ・乳酸の再生
   乳酸  →   ピルビン酸
   COOH            COOH
    |               |
   CHOH            C=0
    |               |
   CH3             CH3
   CH3CH(OH)COOH + NAD+ ⇔ CH3COCOOH + NADH + H+

 4量体を形成する。
 M型とH型のアイソザイム(isozyme)を有する。
 M型は骨格筋、肝臓などの嫌気条件で働く。
  M型は ピルビン酸+NADH→乳酸+NAD+ の反応を進めることが多い
 H型は脳などの好気条件で働く。
  H型は 乳酸+NAD+→ピルビン酸+NADH の反応を進めることが多い

反応

CH3-CO-COOH + NADH + H+ → NAD+  + CH3-CH(OH)-COOH

サブユニット

  • H:34kDa, 333 aa, pI=4.8
  • M:37kDa, 331 aa, pI=8.8

アイソザイム

  • LD1:H4: :
  • LD2:H3:M1:
  • LD3:H2:M2:
  • LD4:H1:M3:
  • LD5: :M4:


組織分布

  • 腎臓・骨格筋>>肝臓>心臓>(悪性腫瘍)>膵臓≒脾臓≒脳>赤血球>肺>>血清

血清LDH

L-乳酸 + NAD+ ⇔ ピルビン酸 + NADH
  • 測定方法:JSCC勧告LP法(左行反応)

生理的な変動要因

  • 10℃保存下、アルカリ側でLD5が不安定
  • 10℃で数日で安定だが、-80℃凍結保存がよい
  • 高値:出生直後(成人の2倍。14歳で成人値)、過激な運動(軽度上昇)、溶血(明らかな上昇)

基準値

  • 115-221 U/L (HIM.A-6)

増加

  • ASTとの比較によって診断価値がある。
  • 肝炎、心筋梗塞、悪性腫瘍、白血病

減少

  • LD-H、LD-Mの欠損


ビタミンB1」

  [★]

vitamine B1
チアミン thiamine塩酸チアミン thiamine hydrochlorideビタミンB1塩酸塩アノイリン aneurine
アミグランドパレセーフビーフリード
ビタミンチアミン二リン酸 thiamine pyrophosphate チアミンピロリン酸 TPP


  • 水溶性ビタミン

機能

  • 補酵素
  • 2. TCA回路の反応

臨床関連


ケト酸」

  [★]

ketoacid, keto acid
ケトン酸、オキソ酸 oxoacid oxo acid
アミノ基転移
[show details]
ケトンカルボニル基COとカルボキシル基のCOOHを含む有機化合物

  • アミノ基転移反応の際に、αケト酸はカルボニル基の炭素原子でアミノ酸からのアミノ基-NH3を受け取る

ケト酸(ケトさん、Keto acid)は、ケトン基カルボキシル基を含む有機酸である。

ケト酸のタイプには次のようなものがある。

  • α-ケト酸(2-オキソ酸):ピルビン酸のようにケトン基がα炭素にあるもの。
ピルビン酸 CH3COCOOH
  • β-ケト酸(3-オキソ酸):アセト酢酸のようにケトン基がβ炭素にあるもの。
アセト酢酸 CH3COCH2COOH
  • γ-ケト酸(4-オキソ酸):レブリン酸のようにケトン基がγ炭素にあるもの。
レブリン酸 CH3COCH2CH2COOH


ピルビン酸デヒドロゲナーゼ」

  [★]

pyruvate dehydrogenase
ピルビン酸脱水素酵素ピルビン酸ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体


概要

  • ピルビン酸からアセチルCoAを生成し、クエン酸回路に投入するための酵素
  • 逆反応を触媒する酵素はない

反応

ピルビン酸+NAD++SH-CoA → アセチルCoA+NADH+CO2 

補酵素

臨床関連

不足

アルコール中毒によるビタミンB1不足によっても生じる


アセトン臭」

  [★]

acetone odor
ケトーシスケトン体


ピルビン酸キナーゼ」

  [★]

pyruvate kinase, PK
ホスホエノールピルビン酸キナーゼ phosphoenolpyruvate kinaseホスホエノールトランスホスホリラーゼ phosphoenol transphosphorylase
解糖系
  • first aid step1 2006 p.87,89

ピルビン酸の生合成反応

CH2-C(OPO32-)-COOH + ADP + H+ -(ピルビン酸キナーゼ)→  CH3-CO-COO- + ATP

臨床関連



ホスホエノールピルビン酸」

  [★]

phosphoenolpyruvate phosphoenlpyruvic acid PEP


構造

CH2-C(OH2PO3)-COOH

反応

CH2-C(OPO32-)-COOH + ADP + H+ -(ピルビン酸キナーゼ)→  CH3-CO-COO- + ATP
 HOOC-CH2-CO-COOH + GTP -(PEPカルボキシキナーゼ)→CH2-C(OPO32-)-COOH + GDP + CO2


ピルビン酸脱水素酵素欠損症」

  [★]

pyruvate dehydrogenase deficiency
ピルビン酸ピルビン酸デヒドロゲナーゼ


ピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症」

  [★] ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体欠損症

ピルビン酸脱水素酵素複合体」

  [★] ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体


酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義

ピル」

  [★]

pill
丸剤経口避妊薬丸薬


ビン」

  [★]

bottle
ビンづめ




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