ビタミンK

出典: meddic

vitamin K, VK
ビタミン、(薬剤として存在)フィトナジオン(=ビタミンK1)
  • 図:SPC.360
  • 脂溶性ビタミン
  • 止血薬

種類

生理作用

  • ビタミンKはγ-glutamyl carboxylase(多分、Ca2+を補酵素として用いる酵素の総称で、γ-carboxyglutamate residueを有する)に必要である。
  • 血液凝固に必要な因子の肝臓における生合成を促進 (SPC.360)
  • 促進というより、凝固因子のグルタミン酸をγ-カルボキシグルタミン酸(Gla)に変換しないとセリンプロテアーゼとしての酵素活性を発揮できないということ?
  • 代謝系を介するので、作用の発現は遅い
  • bone Gla proteinやmatrix Gla proteinといった骨の石灰化に関与する蛋白質の補酵素として働いており、またビタミンK1(phylloquinone)やビタミンK2は骨粗鬆症の治療薬として臨床試験が進められている(参考1)。


体内産生

  • 低栄養or肝障害の存在するとき腸内細菌を死滅させるような広域抗生剤の使用 → ビタミンK欠乏症

吸収

  • 胆汁により吸収が媒介される

適応

  • クマリン誘導体による低プロトロンビン血症による出血

==禁忌

臨床関連

特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症(乳児ビタミンK欠乏性出血症)
新生児メレナ
閉塞性黄疸、膵臓疾患、小腸疾患(例えばクローン病)、下痢、抗菌薬の長期連用
  • ビタミンKに依存している血液凝固因子の血中半減期は、以下の通りなので、PTでビタミンK欠乏症のスクリーニングが行われるらしい
半減期(hr):F II(50-80) > F X(25-60) > F IX](24) >F VII(6)

参考

  • 1. [charged] ビタミンKの概要 - uptodate [1]





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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/07/28 21:45:33」(JST)

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和文文献

  • 2-III-29 白血病細胞株(HL-60)に対する非環式レチノイドとビタミンK_2の相乗的増殖抑制効果(一般演題要旨,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
  • 北川 順一,原 武志,鶴見 寿,二宮 空暢,足立 政治,兼村 信宏,笠原 千嗣,清水 雅仁,森脇 久隆
  • ビタミン 85(4), 260, 2011-04-25
  • NAID 110008608007
  • 2-III-28 活性型ビタミンK送達システムによる肝細胞癌再発抑制剤の開発(一般演題要旨,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
  • 渡瀬 大輔,瀬戸口 修一,長田(赤穂) 菜美,楠田 真理子,松永 和久,加留部 善晴,高田 二郎
  • ビタミン 85(4), 259, 2011-04-25
  • NAID 110008608006
  • 2-III-27 血中低カルボキシル化オステオカルシン濃度を指標とした高齢者のビタミンK必要量の評価と骨折との関係(一般演題要旨,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
  • 津川 尚子,白木 正孝,上西 一弘,石田 裕美,峯上 卓也,鎌尾 まや,岡野 登志夫
  • ビタミン 85(4), 259, 2011-04-25
  • NAID 110008608005
  • 2-III-26 ビタミンK_2(Menaquinone-4)生合成酵素の発見(一般演題要旨,日本ビタミン学会第63回大会講演要旨)
  • 中川 公恵,廣田 佳久,澤田 夏美,弓削 直人,須原 義智,岡野 登志夫
  • ビタミン 85(4), 258, 2011-04-25
  • NAID 110008608004

関連リンク

ビタミンK (Vitamin K) は、脂溶性ビタミンの一種で、天然型と人工合成型の2つに分け られる。Kはドイツ語で凝固を意味するKoagulationsに由来する。 天然型. ビタミンK1( フィロキノン; 2-メチル-3-フィチル-1,4-ナフトキノン); ビタミンK2(メナキノン; ...
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関連画像

Vitamin-KVitamin K is routinely given to most Since it's discovery in 1929, Vitamin K vitamin k rich foods for vegetarians Benefits and Vitamin K Deficiency Consume more Foods Rich in Vitamin KVitamin Kvitamin-k


★リンクテーブル★
国試過去問102D049」「098D035」「097A024」「103A043」「100I038」「096A035」「100F038」「108B011」「102G055」「106G017」「098H064」「095A062」「106G007」「078B003」「102I003」「107E036」「105G010」「103E009」「105H007」「093A073
リンク元血液凝固因子」「ワルファリン」「フィトナジオン」「PIVKA-II」「プロテインC
拡張検索特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症」「ビタミンK依存性凝固因子」「ビタミンK欠乏症」「ビタミンK2シロップ
関連記事ビタミン」「King」「K」「k」「Kd

102D049」

  [★]

  • 生後2か月の乳児。元気がないことと皮膚の黄染とを主訴に来院した。在胎40週3日、2,580gで出生した。母乳栄養である。3日前に鼻出血の痕に気付いたが様子を見ていた。2日前から哺乳力が低下した。身長56.4cm、体重4,980g。体温36.3℃。呼吸数66/分。心拍数136/分、整。大泉門の膨隆は認めない。眼球結膜に黄染を認める。瞳孔径左3mm、右2mm。心音と呼吸音とに異常を認めない。右肋骨弓下に肝を5cm触知する。脾は触知しない。血液所見:赤血球290万、Hb7.5g/dl、白血球9,600、血小板32万、PT<6%(基準80~120)、APTT>180秒(基準対照32.2)。血液生化学所見:血糖70mg/dl、総ビリルビン17.4mg/dl、直接ビリルビン16.1mg/dl、AST97IU/l、ALT67IU/l、LDH822IU/l(基準324~755)。頭部単純CTを以下に示す。
  • 直ちに行うのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 102D048]←[国試_102]→[102D050

098D035」

  [★]

  • 生後5日の新生児。
  • 在胎39週4日、出生体重は3,210gで、仮死はなかった。出生時から後頭部に腫瘤が認められている。生後3日から時々少量の鼻出血に気付かれている。
  • 家族歴に特記すべきことはない。
  • 血液所見:赤血球320万、Hb9.8g/dl、白血球9,200、血小板2.2万。プロトロンビン時間(PT)16秒(基準対照11.3)、AFIT73秒(基準対照32.2)。
  • 血清生化学所見:総ビリルビン8.1mg/dl、AST48単位(基準40以下)、ALT32単位(基準35以下)、LDH450単位(基準170~580)。後頚部腫瘤の写真を以下に示す。
  • この疾患で正しいのはどれか。
  • a. 血清FDPは正常である。
  • b. Coombs試験は陽性である。
  • c. ビタミンKの欠乏がみられる。
  • d. 骨髄での血球産生は抑制されている。
  • e. 血漿フィブリノゲンは低下している。


[正答]
※国試ナビ4※ 098D034]←[国試_098]→[098D036

097A024」

  [★]

  • 3歳の男児。血便を主訴に来院した。腹痛はない。顔色はやや不良である。胸骨左縁第2肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取する。腹部は平坦、軟で、圧痛はない。腸雑音は正常である。肝を右肋骨弓下に2cm触知する。血液所見:赤血球268万、Hb6.9g/dl、Ht20%、白血球6,500、血小板28万。99Tc-pertechnetateシンチグラムを以下に示す。この疾患で正しいのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 097A023]←[国試_097]→[097A025

103A043」

  [★]

  • 生後1か月の乳児。けいれんと意識障害のため搬入された。在胎39週、体重2,900gで出生した。母乳栄養。本日、哺乳中に全身の強直性けいれんが出現した。傾眠状態である。体重4.3kg。体温37.3℃。頭部に外傷を認めない。血液所見:赤血球380万、Hb 9.4g/dl、白血球8,200、血小板25万。プロトロンビン時間 32秒(基準10~14)、 活性化部分トロンボプラスチン時間67秒(基準対照32)。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dl、クレアチニン0.5mg/dl、AST 38 IU/l、 ALT 56 IU/l。頭部単純CTで頭蓋内出血を認めた。
  • まず投与するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103A042]←[国試_103]→[103A044

100I038」

  [★]

  • 1か月の乳児。1か月健康診査で来院した。在胎37週、自然分娩で出生した。出生体重2,700g、身長48.0cm。日齢6にビタミンKを内服した。母乳栄養。排便回数1日5~7回。便は黄色が多いが緑色を呈することがある。便性は柔らかく粘液が混じることもあり、酸臭がする。哺乳時間は15分で、1日哺乳回数6~8回。母親は、大きな音にぴっくりしたように両手を大きく拡げて足をすくめる動作が気になるという。来院時体重3,600g。肋骨弓下に肝を2cm触知する。
  • 正しいのはどれか。
  • a. 母乳不足がある。
  • b. 肝機能検査を行う。
  • c. 脳波検査を行う。
  • d. ビタミンKの内服を指導する。
  • e. 止痢薬の投与が必要である。
[正答]


※国試ナビ4※ 100I037]←[国試_100]→[100I039

096A035」

  [★]

  • 生後40日の乳児。昨日から不機嫌となり、今朝吐血したため来院した。在胎40週、自然分娩、体重3,040gで出生した。Apgarスコア9点(1分)、10点(5分)。母乳栄養である。今朝2、3回けいれん様に体をふるわせた。身長52cm、体重3,850g,大泉門はやや膨隆している。痛み刺激への反応が少し鈍い。心雑音はなく、ラ音も聴取しない。腹部は軽度膨隆しているが、腫瘤は触れない。肝を右肋骨弓下に1cm触知する。脾は触れない。膝蓋腱反射は亢進し、Babinski徴候は陽性である。
  • この患児で低値が考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096A034]←[国試_096]→[096A036

100F038」

  [★]

  • 5歳の男児。半年前から鼻出血を繰り返すため来院した。他部位に出血傾向は認めない。体温36.6℃。脈拍88/分、整。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常はない。心雑音はなく、呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触れない。血液所見:赤血球380万、Hb10.4g/dl、白血球8,000、血小板15万、出血時間10分(基準7分以下)、プロトロンビン時間12秒(基準10~14)、APTT56.4秒(基準対照32.2)、血小板粘着能に軽度の低下がみられる。
  • 止血療法に最も適しているのはどれか
[正答]


※国試ナビ4※ 100F037]←[国試_100]→[100F039

108B011」

  [★]

  • 授乳婦、新生児の栄養について正しいのはどれか。
  • a 成乳の熱量は初乳より高い。
  • b 新生児の哺乳回数は 1日 4回である。
  • c 授乳婦の葉酸摂取推奨量は妊婦より多い。
  • d 母乳ビタミンK含有量は人工乳より多い。
  • e 授乳婦の推定エネルギー必要量には付加量を加えない。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B010]←[国試_108]→[108B012

102G055」

  [★]

  • 65歳の男。頭痛と右片麻痺とのため搬入された。10年前に高血圧、5年前に心房細動を指摘されており、ワルファリン服用中である。頭部CTで左被殻出血と診断された。投与すべき薬剤はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G054]←[国試_102]→[102G056

106G017」

  [★]

  • 母乳について正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G016]←[国試_106]→[106G018

098H064」

  [★]

  • ビタミン欠乏と症候の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098H063]←[国試_098]→[098H065

095A062」

  [★]

  • ビタミンと欠乏症の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A061]←[国試_095]→[095A063

106G007」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106G006]←[国試_106]→[106G008

078B003」

  [★]

  • 誤っているものは?

102I003」

  [★]

  • 欠乏すると新生児期の頭蓋内出血の原因となるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I002]←[国試_102]→[102I004

107E036」

  [★]

  • 母乳より牛乳に多く含まれるのはどれか。3つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E035]←[国試_107]→[107E037

105G010」

  [★]

  • 牛乳よりも母乳に多く含まれる成分はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105G009]←[国試_105]→[105G011

103E009」

  [★]

  • 胆汁うっ滞で吸収障害を受けるのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103E008]←[国試_103]→[103E010

105H007」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105H006]←[国試_105]→[105H008

093A073」

  [★]

  • 薬物と副作用との組み合わせで正しい物
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

血液凝固因子」

  [★]

coagulation factor (Z), clotting factor, blood coagulation factor, blood coagulation factors
ビタミンK



血液凝固因子

  • PT.261
名称 同義語 分子量

(kDa)

血漿中濃度

(μg/ml)

半減期

(day)

内因系のプロ酵素 XII Hageman因子 80 29 2
  プレカリクレイン Fletcher因子 88 45  
  XI PTA 160 4 2.5
ビタミンK依存 VII proconvertin 50 0.5 0.2
凝固プロ酵素 IX Christmas因子 57 4 1
  X Stuart因子 57 8 1.5
  II プロトロンビン 70 150 3
補助因子 III 組織因子   0  
  血小板ホスホリピド        
  高分子量キニノゲン   120 70  
  V proaccelerin 330 7 1.5
  VIII 抗血友病因子     0.5
フィブリン堆積因子 I フィブリノゲン 340 2500 4.5
  XIII フィブリン安定因子 320 8 7
抑制物質 アンチトロンビンIII   58 150 2.5
  • 標準血液病学 p.217
15種類ある
凝固因子 慣用語・同義語 ビタミンK依存 血液中半減期(hr) 産生器官 染色体座乗部位
I fibrinogen   100-150 肝臓 4q26
II prothronbin 50-80 肝臓 11p141-q12
III tissue thromboplastin     体の各組織 1pter-p21
IV calcium ion     肝臓  
V labile factor/proaccelerin   24 肝臓 1q21-q25
VII stable factor/proconvertin 6 肝臓 13q34
VIII antihemophilic factor   12 細網系? xq28
IX Christmas factor 24 肝臓 xq26.3-q27.2
X Stuart factor 25-60 肝臓 13q34
XI plasma thromboplastin antecedent   40-80 肝臓 4q35
XII Hageman factor   50-70 肝臓 5q33-qter
XIII fibrin stabilizing factor   150 肝臓 6p24-p21.3
prekallikrein Fletcher factor   35 肝臓 4q35
hight molecular weight kininogen Fitzgerold factor   150 肝臓 3q26-qter
von Willebrand factor     24 血管内皮

血小板 糸球体

12pter-p12


産生部位

  • ほとんどが肝臓
  • 例外:

臨床関連


-凝固因子


ワルファリン」

  [★]

warfarin
warfarinum kalium
アレファリンワーファリンワーリンワルファリンKワルファリンカリウム
ワルファリンカリウム warfarin potassium
ビタミンK血液凝固因子
血液凝固阻止剤

構造

  • クマリン誘導体

作用機序

ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
  • 本薬は、ビタミンK作用に拮抗し肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子(プロトロンビン、第VII、第IX、及び第X因子)の生合成を抑制して抗凝血効果及び抗血栓効果を発揮する。
  • また、本薬によって血中に遊離するPIVKA(Protein induced by Vitamin K absence or antagonist:プロトロンビン前駆体)が増加することにより抗凝血作用及び血栓形成抑制作用を持つ。23)

薬理作用

動態

適応

ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
  • 血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防

注意

禁忌

  • 出血時、出血の可能性、術後、肝障害、腎障害、過敏症及びその既往歴、妊婦又は妊娠の可能性(催奇形性)

副作用

重大な副作用

ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
  • 1. 出 血
  • (頻度不明)脳出血等の臓器内出血、粘膜出血、皮下出血等を生じることがある。このような場合には、本剤の減量又は休薬、あるいはビタミンK製剤投与、新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行うこと。また、同時に血液凝固能検査(トロンボテスト等)を行うことが望ましい。
  • 2. 皮膚壊死
  • (頻度不明)本剤投与開始による早期にプロテインC活性の急速な低下が原因で、一過性の過凝固状態となることがある。その結果、微小血栓を生じ皮膚壊死に至る可能性がある。投与前にプロテインC活性を確認することが望ましい。
  • 3. 肝機能障害、黄疸
  • (頻度不明)AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤を減量又は休薬するなど、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
  • 1. 過敏症
  • (頻度不明)

発疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱

  • 2. 肝 臓
  • (頻度不明)AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等
  • 3. 消化器
  • (頻度不明)悪心・嘔吐、下痢
  • 4. 皮 膚
  • (頻度不明)脱毛
  • 5. その他
  • (頻度不明)抗甲状腺作用

相互作用

  • クマリン誘導体は血漿蛋白質と結合しうるので、薬効が増強されるおそれあり。
  • バルビツール酸系薬で、作用減弱
  • アスピリン+ワルファリンは使用しない(相互作用がありのため?) ⇔ アスピリン+ヘパリンならよい。

添付文書

  • ワーファリン錠0.5mg/ワーファリン錠1mg/ワーファリン錠5mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3332001F1024_1_19/3332001F1024_1_19?view=body

ヘパリンとワルファリンの比較

[display]http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.html
より
also see YN.G-96
  ワルファリン ヘパリン
投与方法 経口可能 注射のみ
in vitro 有効 有効
in vivo 有効 無効
その他 遅行性(12~36時間有する) ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
持続性(2~5日有効)  




フィトナジオン」

  [★]

phytonadione
ビタミンK1 vitamin K1フィトメナジオン phytomenadioneフィロキノン phylloquinone
AquaMEPHYTON, Mephyton
ビタミンK1カチーフN、ビタK1、ヒメロンK1。
(高カロリー輸液)フルカリックヘパンEDネオパレンエルネオパ
(高カロリー輸液用総合ビタミン剤)ネオラミン・マルチVオーツカMVダイメジン・マルチネオラミン・マルチVビタジェクト
(肝不全用経口栄養剤)アミノレバンENオフタルムケーワン
(経腸用液)ラコールラコールNFツインラインエレンタールエンシュア・リキッドツインラインNF
ビタミンK


適応

  • ビタミンK欠乏症の予防及び治療
  • ビタミンK欠乏が推定される出血

併用注意

  • クマリン系抗凝血薬(ワルファリン)  ←  添付文書では併用注意だが、資料によっては併用禁忌とある。


PIVKA-II」

  [★]

protein induced by vitamin K absence or antagonist-II
γ-カルボキシル化異常プロトロンビン des-γ-carboxy prothrombin
ビタミンKワルファリン肝細胞癌

概念

  • プロトロンビン(第II因子)のγ-カルボキシル化がビタミンK欠乏などにより障害されて生じる異常プロトロンビン。
  • ビタミンK依存的にF II, VII, IX, X, Protein C, Protein SのGlu残基がGla(γ-カルボキシグルタミン酸)に変換され、補酵素としてCa2+を利用してリン脂質に結合し、セリンプロテアーゼとしての活性を持つようになる、はずである。ビタミンK非存在下ではこれらの蛋白質はGlu残基のまま、つまり活性を持たないまま末梢血に出現する。これらはそれぞれPIKVA-II,VII,IX,X,PC,PSなどと呼ばれるが、このうちPIVKA-IIがマーカーとして用いられている。

意義

  • 肝細胞癌:直径2cm以下の微小肝細胞癌での陽性率は25-30%


プロテインC」

  [★]

protein C
オートプロトロンビンII-A autoprothrombin II-A
プロテインSトロンボモジュリン

生合成

  • 肝臓で生合成される。
  • 生合成はビタミンK依存的である。
肝臓でビタミンK依存的に生合成されるタンパクは第II因子(プロトロンビン)、第VII因子第IX因子第X因子

臨床関連

  • 活性化プロテインC不応症
  • 第V因子にSNPが存在したりする



特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症」

  [★]

idiopathic vitamin K deficiency in infancy
ビタミンK乳児ビタミンK欠乏性出血症 乳児VK欠乏性出血症 vitamin K deficiency in infancy

概念

  • 乳児ビタミンK欠乏性出血症には、原因が不明な特発性と原因が明らかな二次性(胆道閉鎖症、難治性下痢症、長期抗菌薬投与など)のものに分けられる。発症に関連する病因として母乳哺乳児、ビタミンK合成能・吸収能・利用能低下、肝障害、腸内細菌叢の変化によるビタミンK2合成低下がある。

検査

  • 血液生化学検査:PIVKA-II上昇


ビタミンK依存性凝固因子」

  [★]

vitamin K-dependent coagulation factor, vitamin K dependent blood coagulation factor
凝固因子γ-カルボキシグルタミン酸



ビタミンK欠乏症」

  [★]

vitamin K deficiency
ビタミンK特発性乳児ビタミンK欠乏性出血症


USMLE

  • Q book p.290 17


ビタミンK2シロップ」

  [★]

vitamin K2 syrup
ビタミンK2, vitamin K2


ビタミン」

  [★]

vitamin


  • ビタミン、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称 wiki

ビタミン

性状 ビタミン名 化合物名 機能 補酵素名 欠乏症 過剰症
  アミノ酸代謝 補酵素前駆体
水溶性ビタミン ビタミンB1 チアミン 糖代謝   チアミン二リン酸 脚気
(多発性神経炎、脚気心による動悸・息切れ)
ウェルニッケ脳症
コルサコフ症候群
 
ビタミンB2 リボフラビン 酸化還元反応 アミノ酸オキシダーゼ フラビンアデニンジヌクレオチド 口角炎、舌炎、結膜炎、角膜炎、脂漏性皮膚炎  
ビタミンB6 ピリドキシン 転移反応、脱炭酸反応、離脱反応、ラセミ化 多くのアミノ酸 ピリドキサルリン酸 末梢神経障害(INHの副作用)  
ビタミンB12 シアノコバラミン C1転移 メチオニン分岐アミノ酸 コバルト補酵素 巨赤芽球性貧血  
ビタミンC アスコルビン酸 抗酸化     壊血病
易出血性、骨・筋の脆弱化
 
ビタミンB5 パントテン酸 CoAの骨格          
ビタミンB9 葉酸 C1転移 グリシンセリン   巨赤芽球性貧血  
ビタミンB3 ナイアシン
ニコチン酸
酸化還元反応   ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド ペラグラ
(1)光過敏性皮膚炎、(2)下痢、(3)認知症
 
ビタミンB7 ビオチン 炭素固定反応   ビオチン酵素 脂漏性皮膚炎鱗屑状皮膚炎  
脂溶性ビタミン ビタミンA レチノイド 転写因子、視覚       夜盲症
眼球乾燥症角膜軟化症(Bitot斑)・毛孔性角化症
脳圧亢進、四肢疼痛性腫脹、肝性皮膚落屑、悪心・嘔吐、食欲不振、催奇形性
ビタミンD コレカルシフェロール骨形成       くる病骨軟化症
腎臓・血管壁への石灰沈着、多尿、↑尿Ca、高Ca血症、高P血症
ビタミンE トコフェロール 抗酸化       未熟児の溶血性貧血  
ビタミンK フィロキノンメナキノン血液凝固因子オステオカルシンの成熟     出血傾向 溶血、核黄疸

ビタミンと欠乏症、過剰症

King」

  [★]

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「United States guitar player and singer of the blues (born in 1925)」
B. B. King, Riley B King

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「United States woman tennis player (born in 1943)」
Billie Jean King, Billie Jean Moffitt King

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「United States charismatic civil rights leader and Baptist minister who campaigned against the segregation of Blacks (1929-1968)」
Martin Luther King, Martin Luther King Jr.


K」

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「street names for ketamine」
jet, super acid, special K, honey oil, green, cat valium, super C

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「the 11th letter of the Roman alphabet」
k

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「Kelvin / Kindergarten / (チェスの)King / kalium(ラテン語)(=potassium)の化学記号」


k」

  [★]

Kd」

  [★]

binding dissociation constantdissociation constant




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