ブコローム
Japanese Journal
- 8 東日本大震災後のパラミヂン供給不足に関わる問題の検討(III.テーマ演題,第268回新潟循環器談話会)
- 降圧利尿剤の血清尿酸値におよぼす影響ならびにパラミヂンの高尿酸血症に対する効果について
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パラミヂンカプセル300mg
組成
成分・含量
添加物
- カルメロースカルシウム,ショ糖脂肪酸エステル,ステアリン酸マグネシウム,タルク,乳糖水和物
カプセル本体:酸化チタン,ゼラチン,ラウリル硫酸ナトリウム
禁忌
- 消化性潰瘍のある患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
- 重篤な血液の異常のある患者
[血液障害が報告されており,血液異常を悪化させるおそれがある.]
- 重篤な肝障害のある患者
[肝障害を悪化させるおそれがある.]
- 重篤な腎障害のある患者
[腎障害を悪化させるおそれがある.]
- 本剤の成分に対し過敏症の患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
[重症喘息発作を誘発する.]
効能または効果
- 手術後及び外傷後の炎症及び腫脹の緩解
- 下記疾患の消炎,鎮痛,解熱
- 関節リウマチ,変形性関節症
- 膀胱炎
- 多形滲出性紅斑
- 急性副鼻腔炎,急性中耳炎
- 子宮付属器炎
- 痛風の高尿酸血症の是正
- ブコロームとして,通常成人1日600〜1,200mg(2〜4カプセル)を2〜4回に分割経口投与する.ただし,リウマチ疾患には1日900〜1,200mg(3〜4カプセル),痛風の高尿酸血症の是正には1日300〜900mg(1〜3カプセル)とする.
なお,年齢,症状により適宜増減する.
慎重投与
- 血液の異常又はその既往歴のある患者
[血液異常の悪化あるいは再発させるおそれがある.]
- 過敏症の既往歴のある患者
- 気管支喘息の患者
[喘息発作があらわれることがある.]
- 潰瘍性大腸炎の患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
- クローン病の患者
[症状を悪化させるおそれがある.]
- 高齢者(「重要な基本的注意」,「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
抗炎症作用4),5)
- ラットにおけるブラディキニン,カラゲニン等の起炎物質による後肢急性浮腫・持続性浮腫・腹膜炎の抑制作用,肉芽小嚢法による抗滲出作用及びウサギにおける実験的眼内炎抑制作用等,各種実験的急・慢性炎症に対して抗炎症・抗腫脹作用が認められている.
- カラゲニン浮腫抑制作用は副腎摘出ラットでも認められ,この作用は下垂体−副腎系を介さないことが示唆されている.
- 抗セロトニン・抗ヒスタミン作用は弱く,抗炎症作用は炎症のmediatorに対する直接の拮抗作用によるものではないと考えられている(マウス,モルモット).
毛細血管透過性抑制作用4)
- 種々の起炎物質による組織透過性の亢進を抑制し,炎症の初期段階としての透過性亢進を抑制する(マウス,ラット,ウサギ).
蛋白変性抑制作用4)
- 牛血清及び卵白アルブミンの熱凝固抑制作用が認められている(in vitro).
尿酸排泄作用3)
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
性 状
- 白色の結晶性の粉末で,においはなく,味は苦い.メタノール,エタノール,アセトン,ピリジン,クロロホルム又はジメチルホルムアミドに溶けやすく,水にほとんど溶けない.
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