バソプレシン

出典: meddic

vasopressin VP
バゾプレッシン, arginine vasopressin AVP抗利尿ホルモン antidiuretic hormon ADH
ピトレシン Pitressin
デスモプレシン尿細管
[show details]

分類

性状

  • ペプチド

産生組織

標的組織

生理作用

  • 抗利尿
  • 集合管に作用し水の再吸収を促進(V2受容体)
  • 昇圧作用
  • 血管平滑筋の収縮(V1受容体)
  • V1受容体は抗利尿作用を示すより大用量で動作(SAN.189) ← 生理的な量では血管収縮による血圧上昇はない。
  • 尿素再吸収
  • 髄質内層集合管で尿素の再吸収を高める(SP.817)
  • ACTH分泌?

作用機序

抗利尿作用 集合管上皮細胞 V2R
血管平滑筋収縮(昇圧作用) 血管内皮 V1R

分泌調節

  • 血漿浸透圧↑、循環血漿量↓→分泌↑ ( 出血 )
  • 血漿浸透圧↓、循環血漿量↑→分泌↓ ( 水の大量摂取 )
  分泌促進 分泌抑制
血漿浸透圧・循環血液量 出血→血圧低下、循環血液量減少 水負荷→血漿浸透圧低下、循環血液量増加
水制限→循環血液量減少、血漿浸透圧上昇 等張液負荷→循環血液量増加
高張食塩水負荷→血漿浸透圧上昇  
薬物 プロスタグランジンE2 フェニトイン
モルフィン アルコール
ニコチン 心房性Na利尿ペプチド
β受容体作動薬 α受容体作動薬
アンジオテンシンII  
麻酔薬  
低酸素症  
高炭酸ガス血症  
ビンクリスチン  
シクロホスファミド  
クロフィブレート  
カルバマゼピン  
バルビツール酸系薬  
アセチルコリン  
ヒスタミン  
メトクロプラミド  
環境など 立位・失神、疼痛、陽圧呼吸、遠心力 寒冷、陰圧呼吸、水中、臥位

ADH分泌促進/作用増強する薬物

QB.D-331

ADHの作用を修飾する物質

  • 糖質コルチコイド:水代謝作用(水利尿):GFR↑させたりADHに拮抗することで細胞内への水移動を抑制する

癌患者とADH

日腎会誌 2012:54(7):1016-1022
Ellison DH, Berl T. Clinical practice. The syndrome of inappropriate antidiuresis. NEJM. 2007;356:2064-2072. PMID 17507705
  • 異所性ADH産生腫瘍、抗悪性腫瘍薬の副作用、手術侵襲、嘔気・嘔吐、疼痛

分子機構

ここまで、2007後期生理学授業プリント&想像 でまとめた

  • 集合管の上皮の基底側に発現していると思われるV(75%){2};Rを介して、アクアポリン2(AQP2)が発現して尿細管腔側に局在、アクアポリン2から水を細胞内に取り込み、アクアポリン3を介して細胞基底側(血管腔)に水が移動する (2007後期生理学授業プリント, SP.817 図12-63)
  • 以下の記述と矛盾する気がする・・・
    • 水輸送体apuaporin1(AQP1)に作用して集合管における水透過性を高める(SP.817)。





効能又は効果

ピトレシン注射液20

薬効薬理

ピトレシン注射液20
  • 1. 抗利尿作用
  • 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)。
  • 2. 腸管平滑筋に対する作用
  • 腸管平滑筋に直接作用してこれを収縮させる
  • 3. 止血作用
  • 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する。

副作用

ピトレシン注射液20
血管収縮による血圧上昇、狭心症、腹痛がありうる。(QB.D-357)
  • 重大な副作用:ショック、横紋筋融解症、心不全・心拍動停止、精神錯乱・昏睡、水中毒、中枢神経障害(中心性橋脱髄症)、無償、心室頻拍

禁忌

ピトレシン注射液20
  • 1. 本剤の成分に対しアナフィラキシー又は過敏症の既往歴のある患者
  • 2. 冠動脈硬化症 (心筋梗塞症、狭心症等) の患者[心筋虚血を延長させることがある。]
  • 3. 急速な細胞外水分の増加が危険となるような病態 (心不全、喘息、妊娠中毒症、片頭痛、てんかん等) のある患者[水中毒を起こすことにより、それらの病態を悪化させるおそれがある。]
  • 4. 血中窒素貯留のある慢性腎炎の患者[水分貯留を起こすことにより、血中窒素の排泄が抑制されるおそれがある。]

添付文書

  • ピトレシン注射液20
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2414402A1035_1_02/2414402A1035_1_02?view=body

臨床検査

基準値

  • 0.3-4.2pg/ml (RIA2抗体法) (検査の本)
  • 0.3-4.0pg/ml (RIA2抗体法) (LAB.695)





Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/25 16:31:35」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 低ナトリウム血症から見たSIADH
  • バソプレシンと体液量調節 (特集 内分泌学からみた血圧調節のメカニズム)
  • 村瀬 孝司,大磯 ユタカ
  • 内分泌・糖尿病・代謝内科 35(5), 403-409, 2012-11-00
  • NAID 40019511525
  • 心不全治療における利尿 : バソプレシン受容体拮抗薬への期待と課題 (AYUMI 利尿薬の最新エビデンス)
  • バソプレシンと心不全(第6回)血漿バソプレシンおよびコペプチンの測定
  • 岩? 泰正
  • Fluid management renaissance 2(4), 380-383, 2012-10-00
  • NAID 40019470049

関連リンク

近年では心停止の4つの病態、心室細動、無脈性心室頻拍、心静止、無脈性電気活動 に対して第一選択として用いられるようになってきた、これはバソプレシン投与による 救命率、生存退院率が共にアドレナリン投与群を有意に上回ることがわかったためで ある。
vasopressin. 抗利尿ホルモン(ADH)であり、視床下部で合成され、下垂体後葉の神経 終末に貯蔵されている。血漿浸透圧の上昇、血液量の減少で分泌が促進される。7回膜 貫通型受容体(Gタンパク共役受容体)に属する、V1a、V1b、V2受容体の存在が知 ...
世界大百科事典 第2版 バソプレシンの用語解説 - 抗利尿ホルモン(ADH)とも呼ばれ, 尿量を調節する作用(抗利尿作用)をもつ脳下垂体後葉ホルモンの一つ。オキシトシンと 同様,9個のアミノ酸からなる環状ペプチドで,ヒトをはじめ大部分の哺乳類では8番目 の ...

関連画像

バソプレシンと受容体拮抗 ACTH(副腎皮質刺激  /バソプレシンバソプレシンと受容体拮抗薬 岡田図2.jpg夜明けの薬剤師のブログ

添付文書

薬効分類名

  • 脳下垂体後葉ホルモン剤

販売名

ピトレシン注射液20

組成

  • 1アンプル中に次の成分を含有

有効成分

  • 合成バソプレシン: バソプレシンとして20単位/1mL

添加物

  • クロロブタノール5mg、pH調節剤

効能または効果

  • 下垂体性尿崩症、下垂体性又は腎性尿崩症の鑑別診断、腸内ガスの除去 (鼓腸、胆のう撮影の前処置、腎盂撮影の前処置)、食道静脈瘤出血の緊急処置

下垂体性尿崩症

  • 通常、成人にはバソプレシンとして1回2?10単位を必要に応じて1日2?3回皮下又は筋肉内注射する。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

下垂体性又は腎性尿崩症の鑑別診断

  • 通常、成人にはバソプレシンとして5?10単位を皮下又は筋肉内注射するか、0.1単位を静脈内注射し、その後尿量の減少が著しく、かつ尿比重が1.010以上にまで上昇すれば、バソプレシン反応性尿崩症が考えられる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

腸内ガスの除去 (鼓腸、胆のう撮影の前処置、腎盂撮影の前処置)

  • 通常、成人にはバソプレシンとして5?10単位を皮下又は筋肉内注射する。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

食道静脈瘤出血の緊急処置

  • 通常、成人にはバソプレシンとして20単位を5%ブドウ糖液など100?200mLに混和し、0.1?0.4単位/分の注入速度で持続的に静脈内注射する。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

慎重投与

  • 冠動脈硬化症以外の動脈硬化性疾患のある患者[全身の血管を収縮させ、血圧を高めることがある。]
  • 高血圧を伴う循環器疾患のある患者[高血圧を亢進させるおそれがある。]
  • 動脈硬化に起因しない虚血性心疾患のある患者[冠血流が減少し、狭心痛を強めるおそれがある。]
  • 高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)

重大な副作用

ショック

頻度不明

  • ショックがあらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。

横紋筋融解症

頻度不明

  • 筋肉痛、脱力感、CK (CPK) の上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがあるので注意すること。

心不全、心拍動停止

頻度不明

  • 心不全、心拍動停止があらわれることがあるので、このような場合には減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。

精神錯乱、昏睡

頻度不明

  • 精神錯乱、昏睡があらわれることがある。

水中毒

頻度不明

  • 水中毒があらわれることがあるので、このような場合には患者の状態を観察しながら減量又は中止すること。

中枢性神経障害

頻度不明

  • 本剤により、重篤な低ナトリウム血症に至った場合、本剤の投与を急に中止するとナトリウム値が急速に上昇し、中心性橋脱髄症 (不可逆性の中枢性神経障害) を引き起こすことがあるので、徐々に減量し、ナトリウム値を緩徐に上昇させるなど、その補正速度に十分注意すること。

無尿

頻度不明

  • 無尿があらわれることがある。

心室頻拍

頻度不明

  • 心室頻拍 (torsades de pointes) があらわれたとの報告がある。

薬効薬理

抗利尿作用

  • 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)

腸管平滑筋に対する作用

  • 腸管平滑筋に直接作用してこれを収縮させる1)

止血作用

  • 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する2)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 合成バソプレシン (Vasopressin)

分子式

  • C46H65N15O12S2・XH2O

性状

  • 白色?淡黄白色の粉末である。

酢酸 (31) に極めて溶けやすく、水に溶けやすく、エタノール (95)、アセトン又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。 ■


★リンクテーブル★
先読みVP
国試過去問102I056」「105A048」「106A056」「104D034」「108B032」「099E061」「097B039」「099D047」「096G041」「100G050」「097G044」「103B027」「101F045
リンク元試験」「ホルモン」「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」「尿崩症」「敗血症性ショック
拡張検索バソプレシンテスト」「バソプレシンV2受容体拮抗薬」「バソプレシン感受性試験

VP」

  [★]


102I056」

  [★]

  • 35歳の男性。口渇を主訴に来院した。生来健康であったが、1か月前から口が異常に渇き、お茶やジュースなどを1日約5リットル飲むようになった。尿量も多く、夜間に3回以上排尿のために覚醒するので睡眠も障害されるようになった。意識は清明。身長172cm。体温36.7℃。脈拍80/分、整。血圧120/76mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。尿量4,500mg/dl。血液所見:赤血球520万、Hb14.5g/dl、Ht48%、血小板25万。血液生化学所見:血糖85mg/dl、HbA1c 5.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.2g/dl、アルブミン5.2g/dl、尿素窒素24.0mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、尿酸7.5mg/dl、総コレステロール215mg/dl、AST32IU/l、ALT28IU/l、LDH220IU/l(基準176~353)、Na147mEq/l、K4.2mEq/l、Cl1O5mEq/l、Ca9.2mg/dl、P4.0mg/dl、尿浸透圧:デスモプレシン(DDAVP)5μg点鼻投与前160mOsm/l、投与後460mOsm/l。    
  • この患者にみられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102I055]←[国試_102]→[102I057

105A048」

  [★]

  • 3歳の男児。肩呼吸が続くことを主訴に来院した。 2過前に上気道炎に罹患した。その後元気がなくなり、水分を欲しがることが多くなった。次第に頻尿と夜尿とを認めるようになり、肩で大きな息をするようになった。身長92cm(-1.0SD)、体重12.1kg(-1.4SD)、体温37.1℃。呼吸数32/分。脈拍104/分、整。血圧90/62mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 99%。目はうつろで眼周囲はくぼみ、呼吸は速く肩を上下させている。陥没呼吸を認めない。会話は可能である。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆しているが、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖4+、ケトン体4+。血液所見:赤血球 471万、Hb 13.8g/dl、Ht 43%、白血球 11,200、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 664mg/dl、総蛋白 6.5g/dl、アルブミン 42g/dl、尿素窒素 8.1mg/dl、クレアチニン 0.3mg/dl、 AST 22IU/l、ALT 18IU/l, LD 437IU/l(基準335-666)、Na 126mEq/l、K 3.9mEq/l、Cl 99mEq/l。CRP 0.lmg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.13、PaCO2 25Torr、PaO2 102Torr、HCO3- 8mEq/l。
  • まず投与するのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105A047]←[国試_105]→[105A049

106A056」

  [★]

  • 43歳の男性。頭重感を主訴に来院した。 1か月前から後頭部の頭重感を自覚していた。 5年前の健康診断で高血圧を指摘されたが、治療を受けていなかった。
  • 身長168cm、体重76kg。脈拍80/分、整。血圧180/106mmHg。胸部と腹部とに血管雑音を聴取しない。下腿に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球460万、 Hb14.0g/dl、 Ht44%、白血球9,800、血小板21万。血液生化学所見:血糖112mg/dl、総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.7g/dl、尿素窒素20mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、尿酸6.9mg/dl、総コレステロール240mg/dl、 Na145mEq/l、 K3.0mEq/l、 Cl103mEq/l。胸部エックス線写真で心胸郭比50%である。心電図で左室肥大を認める。
  • この患者の高血圧症のスクリーニングとして行う検査はどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 106A055]←[国試_106]→[106A057

104D034」

  [★]

  • 42歳の女性。多尿易疲労感とを主訴に来院した。1年前の離婚を契機に、頻回に飲水を行うようになった。夜間の排尿は1回軽度、日中は30分から1時間ごとである。意識は清明。身長165cm、体重46kg。脈拍64/分、整。血圧96/62mmHg。胸部と腹部とに異常を認めない。下腿に浮腫を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。尿浸透圧検査:来院時 120mOsm/kgH20、水制限試験後 650mOsm/kgH20、バソプレシン5単位皮下注射後 680mOsm/kgH20。
  • 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 104D033]←[国試_104]→[104D035

108B032」

  [★]

  • ホルモンとその生理作用の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B031]←[国試_108]→[108B033

099E061」

  [★]

  • 疾患と最初に投与すべき薬物の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E060]←[国試_099]→[099E062

097B039」

  [★]

  • 採血時の体位により血中濃度が影響されやすいホルモンはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 097B038]←[国試_097]→[097B040

099D047」

  [★]

  • 下垂体後葉から分泌されるのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D046]←[国試_099]→[099D048

096G041」

  [★]

  • 腎臓で産生されるのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096G040]←[国試_096]→[096G042

100G050」

  [★]

  • 体液量が増加すると血中で上昇するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G049]←[国試_100]→[100G051

097G044」

  [★]

  • ステロイドホルモンはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 097G043]←[国試_097]→[097G045

103B027」

  [★]

  • 血清ナトリウム値を低下させるホルモンはどれか。 
[正答]


※国試ナビ4※ 103B026]←[国試_103]→[103B028

101F045」

  [★]

  • 分泌亢進が高血圧をきたすのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F044]←[国試_101]→[101F046

試験」

  [★]

examinationtesttestingassessmenttrialexamexamine
アセスメント計測検査検定試み査定試行調べる診断治験調査テスト判定評価検討影響評価実験デザイン研究デザインデータ品質対応群スコアリング法

循環器

  • ヴァルサルヴァ試験 Valsalva試験:行きこらえをさせる方法。胸腔内圧が上昇して静脈還流量が減少する。また、左心室の大きさが減少する。HOCMでは駆出路が閉塞しやすくなり、胸骨左縁下部の雑音が増強する。

消化吸収試験

  • 脂肪
  • 蛋白
  • ビタミンB12

肝臓異物排泄能

カルシウム

ビタミン

  • ビタミンB12欠乏

血液

  • ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
  • ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため


産婦人科

内分泌

  • 絶食試験 絶食負荷試験:(処置)48時間絶食、(観察)低血糖、高インスリン血症:インスリノーマでは48時間の絶食で低血糖、高インスリン血症を生じる
  • 水制限試験
  • 水負荷試験 = 水試験:(処置)水投与、(検査)尿浸透圧、尿量、血中ADH、
  • ピトレシン試験:(投与)バソプレシン、(検査):中枢性尿崩症と腎性尿崩症との鑑別。
  • 過塩素酸塩放出試験:(投与)123I過塩素酸塩、(検査)甲状腺シンチによる甲状腺の123I摂取率:橋本病先天性甲状腺機能低下症。甲状腺のヨードの有機化障害の有無を検査する甲状腺核医学検査法。過塩素酸塩は甲状腺から有機化されていないヨードを追い出すので(サイログロブリンに取り込まれていないヨード)、本試験は有機化障害をきたす疾患の検査となる。

視床下部-下垂体-糖質コルチコイド

高血圧

  • 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。

膵臓

膵外分泌機能

  • BT-PABA試験, PABA排泄試験, PFD試験
  • セクレチン試験:(投与)セクレチン、(検査)十二指腸液:分泌量、総アミラーゼ量、最高重炭酸塩濃度を測定。最高重炭酸塩濃度を含む2項目以上の低下で慢性膵炎が確定診断される。
  • 消化吸収試験
  • 便中エラスターゼ1定量、便中キモトリプシン定量

腎臓

ガストリノーマ

感染症



ホルモン」

  [★]

hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



抗利尿ホルモン不適合分泌症候群」

  [★]

syndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone, (国試)SIADH
syndrome of inappropriate secretion of antidiuresis, SIAD
抗利尿ホルモン不適合分泌ADH不適合分泌症候群 inappropriate antidiuretic hormone secretion inappropriate secretion of antidiuretic hormone syndrome inappropriate ADH syndrome IADHS、シュワルツ・バーター症候群 Schwartz-Bartter syndrome。抗利尿ホルモン分泌異常症。不適切ADH分泌症候群
syndrome of inappropriate ADHsyndrome of inappropriate ADH secretionsyndrome of inappropriate antidiuretic hormonesyndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretionsyndrome of inappropriate diuresissyndrome of inappropriate secretion of ADHsyndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormone
バソプレシン AVP


病因

  • 抗利尿ホルモンの不適切な分泌。
  • 1. 抗利尿ホルモンが分泌される血漿浸透圧の閾値が異常となっている ← セットポイントの異常
  • 2. 何らかの原因によって、恒常的に抗利尿ホルモンが分泌されている

HIM.2222改変

  • 悪性腫瘍
  • 癌腫:肺、十二指腸、膵臓、卵巣、膀胱・尿路系
  • その他:胸腺腫、中皮腫、気管支腺腫、カルチノイド、gangliocytoma、ユーイング肉腫
  • 頭部外傷
  • 感染症
  • 血管障害
  • 神経疾患
  • 先天奇形
  • 代謝異常
  • 薬剤性

病態生理

なぜ、waterのreabsorptionが増えるにもかかわらず、血圧が上昇しないの?
HIM.2222
  • 何らかの原因による不適切な抗利尿ホルモンの分泌 → 水の過剰な保持 →
1. → 細胞外液の増加 → (1)糸球体濾過量の増加と心房性利尿ペプチドの分泌、(2)レニン活性の抑制(supresses plasma renin activity)、(3)尿ナトリウム排泄の増加
細胞外液の増加を相殺しているが、その代償としてナトリウムを喪失し、低ナトリウム血症の増悪に繋がっている。 ← このために血圧は正常で、浮腫も起きないし、体液量も増えないと。
2. → 低ナトリウム血症 → 脳を含めた全身の細胞内液の増加 → 頭蓋内圧が亢進 → 急性水中毒症状
2-3日で脳の組織から水が排除されて症状が寛解する。
上記メカニズムに追加。
3. 1.の通り、循環血漿量の増加を招き、RAA系抑制などが起こる → 近位尿細管でのNa、水吸収低下(近位尿細管でのNa再吸収にはアンジオテンシンIIが関与) → 尿酸の再吸収低下、尿排泄増加(近位尿細管での挙動はNa、水と同じ、らしい) → 低尿酸血症

症状

低ナトリウム血症に基づくもの
尿量は変化がない  ←  水の再吸収が亢進しているため??

検査

診断基準

  • 1.低ナトリウム血症:血清ナトリウム濃度は135mEq/Lを下回る。
  • 2.血漿バゾプレシン値:血清ナトリウムが135mEq/L未満で、血漿バゾプレシソ値が測定感度以上である。
  • 3.低浸透圧血症:血漿浸透圧は280mOsm/kgを下回る。 ← 基準値:275-295 mOsmol/kg serum water(HIM.A)
  • 4.高張尿:尿浸透圧は300mOsm/kgを上回る。 ← 基準値:50-1200 mOsm/l (QB) , 500-800 mOsmol/kg water(HIM.A)
  • 5.ナトリウム利尿の持続:尿中ナトリウム濃度は20mEq/L以上である。
  • 6.腎機能正常:血清クレアチニンは1.2mg/dl以下である。
  • 7.副腎皮質機能正常:早朝空腹時の血清コルチゾールは6μg/dl以上である。

鑑別診断

  • 低ナトリウム血症を呈する疾患・病態を除外する

治療

参考1
  • 1.根治療   : 原疾患の治療を行う。
  • 2.水分摂取制限: 1日の総水分摂取量を体重1 kg当り15~20 mlに制限する。
  • 3.Na摂取   :食塩を経口的または非経口的に1日200 mEq以上投与する。
  • 4. 自由水排泄 :重症低ナトリウム血症(120 mEq/L以下)で中枢神経系症状を伴うなど速やかな治療を必要とする場合はフロセミドを随時10~20 mg静脈内に投与し、尿中ナトリウム排泄量に相当する3%食塩水を投与する。その際、橋中心髄鞘崩壊を防止するために1日の血清ナトリウム濃度上昇は10 mEq/L以下とする。
  • 5.ADH拮抗阻害薬:異所性バゾプレシン産生腫瘍に原因し、既存の治療で効果不十分な場合に限り、成人にはモザバプタン塩酸塩錠(30 mg)を1日1回1錠食後に経口投与する。投与開始3日間で有効性が認められた場合に限り、引き続き7日間まで継続投与することができる。
  • 6.ADH拮抗阻害薬:デメクロサイクリンを1日600~1,200 mg経口投与する。
注意:急速な低Na血症の補正は橋中心髄鞘崩壊 CPMをきたす。
ADH拮抗薬としては抗菌薬のデメクロサイクリン(レダマイシン)や抗てんかん薬ジフェニルヒダントイン(フェニトイン)が使われることがあった

参考

  • 診療と治療の手引き
http://square.umin.ac.jp/endocrine/tebiki/001/001008.pdf

国試



不適切ADH分泌症候群


尿崩症」

  [★]

diabetes insipidus DI

概念

  • バソプレシンの不足または作用障害により腎集合管からの水分再吸収が低下し、多尿、口渇、多飲を来す疾患。

病型

障害部位

病因

  • 原発性尿崩症:視床下部、下垂体後葉系に原発
  • 遺伝性尿崩症/家族性尿崩症
ニューロフィジンIIの遺伝子異常
ADHレセプター異常症:V2受容体(伴性劣性遺伝)、アクアポリン2の異常(ほとんどが常染色体劣性遺伝)
  • 特発性尿崩症
  • 症候性尿崩症/続発性尿崩症/二次性尿崩症
  • 頭蓋内占拠性病変:脳腫瘍
  • 腎疾患:慢性腎不全、慢性腎盂腎炎、間質性腎炎、多発性嚢胞腎、閉塞性尿路疾患
  • 電解質異常:低K血症や高Ca血症
  • 薬物
続発性尿崩症の原因:脳腫瘍(50%)、外傷・ヒスチオサイトーシスX

疫学

  • 日本の発症頻度は16人/人口10万人
  • 病型:家族性2%、特発性43%、症候性55%/家族性1.6%、特発性42%、続発性56.4%(IMD)
  • 性差:
  • やや男子に多い。
  • 家族性は女性に多く、他の型では男女比はほぼ等しい(平成5年厚生省特定疾患調査研究班報告書)

診断基準

参考1

症状

  • 多尿
  • 口渇
  • 多飲 → 飲水量が十分でないと高ナトリウム血症、高浸透圧血症の引き金となる。
  • 冷水を好む

検査

  • 低張尿、高Na血症、高浸透圧血症。
  • 血清ナトリウム濃度:正常高値~軽度高値
  • 血清レニン濃度:正常高値~軽度高値
  • 血漿浸透圧:高値
  • 低張尿

負荷試験

画像検査

  • MRI
  • [中枢性尿崩症]T1:(DI)低信号  ⇔ (健常者)高信号   ←  T1で高信号になるものは脂肪、亜急性期の出血(メトヘモグロビン)、メラニン、高濃度蛋白質である。下垂体後葉が高信号を発するのは軸索中に高濃度のホルモンが存在するからなのか、軸索が集積しているためなのか、であろう。

診断(YN)

多尿 3000ml/day
尿浸透圧
 

290 mOsm/kg以上

 
浸透圧利尿
水利尿
血清ナトリウム濃度
血清レニン濃度

 

低値

 
心因性多飲
↓正常上限~軽度上昇
水制限テスト
バソプレシンテスト

 

尿量不変、尿浸透圧不変

 
腎性尿崩症
↓尿量減少、尿浸透圧上昇
バソプレシン濃度(高張食塩水負荷時)
MRIで基礎疾患の描出・T1で下垂体後葉の高信号の消失
中枢性尿崩症

治療

参考

  • 1. 間脳下垂体機能異常症の診療と治療の手引き
[display]http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance.htm
  • 2. MRI left:normal right:DI
[display]http://www.endotext.org/neuroendo/neuroendo2/figures/figure11.jpg



-diabetes insipidus



敗血症性ショック」

  [★]

septic shock
敗血症ショック感染性ショック細菌性ショックエキソトキシンショック(厳密には定義が違う?)
ショック敗血症

概念

  • 微生物の感染によって起こる。グラム陰性菌(endotoxic shock)で起こるが、グラム陽性菌・真菌でも起こりうる。(BPT.102)
  • 必ずしも全身性の菌血症は必須ではない。局所の生物の血管外感染にたいする宿主の炎症反応で十分おこりうる。(BPT.102)
  • 敗血症ショックの70%がグラム陰性菌由来のエンドトキシンによる(endotoxic shock)

特徴

  • warm shock:LPSによるショックでは末梢血管の血管透過性が亢進し、末梢血管抵抗が低下するが、体液が組織に移行して体が温かく感じられる。
  • 血管末梢抵抗の低下により、代償的に高心拍出量状態となるり、ついには低心拍出量状態、多臓器不全となる。末期では体温は下がる。

病態生理 BPT.103

  • 1. LPSが血中に放出される
  • 2. 循環血液中のLPS-binding proteinと結合する
  • 3. 2.の複合体は単球、マクロファージ、好中球上に発現しているCD14に結合する
  • 4. CD14と共役しているTLR-4が細胞内にシグナルを伝達する。
  • 5. TLR-4からのシグナルにより、IL-1, TNF等のサイトカインを放出
  • 6. IL-1, TNFは血管内皮細胞に作用して抗凝固因子(TFPIthrombomodulin)の産生を低下させる。 ← この作用は血管内皮上のTLR-4-CD14にLPSが結合することで増強される。

低用量のLPS

  • 1. 単球、マクロファージ、好中球を活性化。補体系の直接の活性化。
  • 2. LPSに反応してTNFを産生した単球性の食細胞はこんどはIL-1を産生する
  • 3. 血管内皮はTNFとIL-1に反応してIL-6, IL-8を産生し、接着分子を発現する。

高用量のLPS

  • 1. サイトカインにより産生されたエフェクター(NO、血小板活性化因子(PAF))が増加
  • 2. 多量のTNFとIL-1によって発熱、急性相反応物(APR)の産生、好中球の増多
  • 3. 血管内皮細胞は前凝固状態になる

高用量のLPSによってもたらされる帰結

  • (1) 全身性の血管拡張(低血圧)
  • (2) 心筋収縮力の減弱
  • (3) びまん性の血管内皮障害と活性化、これにより白血球の血管内皮の接着が促進され、肺における肺胞のびまん性血管内皮損傷がおこる。
  • (4) 凝固系の亢進がDICを引き起こす。

症状

  • warm shock: 初期は発熱を伴う。発汗、呼吸促迫、頚静脈平坦、脈圧増大(高心拍出量状態を反映。低血圧の代償)、頻脈(発熱による)、心拍数増加、末梢血管抵抗低下、意識低下、尿量減少。
  • cold shock: 末期には体温は低下する。
  • 呼吸性アルカローシス:乳酸蓄積とサイトカイン増加で頻呼吸となるため(CBT QB vol2 p.554)

新生児

  • 低体温、無呼吸発作、出血斑

治療・管理

対症療法

初期におけるショックに対する治療 → 輸液負荷、昇圧薬、
  • 輸液負荷
Dellinger RP, Levy MM, Carlet JM, et al: Surviving Sepsis Campaign: international guidelines for management of severe sepsis and septic shock: 2008. Crit Care Med 2008; 36:296-327.
  • Early goal-directed therapy(Grade 1B)
  • 敗血症ショックにおける指標を定めた初期輸液療法
  • 敗血症ショックの治療開始後6時間の輸液療法はクリスタロイドであれば1-2l/hrとし、5%アルブミン液であれば0.6-1l/hrとする。
  • 以下の4項目を達成目標とする
  • 昇圧薬
輸液負荷により低血圧が持続する場合に適応となる(ICU.646)
  • ドパミンは腹腔内臓器の血流を低下させ組織アシドーシスを促進する可能性があるが、ノルアドレナリンにはこれはない。
  • バソプレシン
  • ドパミン、ノルアドレナリンが不応の場合

根治療法

  • 感染巣の同定、起炎菌の同定(血液培養の感度は30-40%程度)と薬物感受性の検索

ステロイド治療

昇圧薬を必要とする全ての敗血症性ショック患者にステロイドが推奨されている (ICU.646)



バソプレシンテスト」

  [★] バソプレシン試験


バソプレシンV2受容体拮抗薬」

  [★]

バソプレシン


バソプレシン感受性試験」

  [★] バソプレシン試験




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡