ハリソン溝

出典: meddic

Harrison's groove, Harrison groove
Harrison溝
くる病


  • 胸郭下縁に沿った水平に走る陥凹溝で、横隔膜の肋骨付着部に相当する。吸気の際に横隔膜の収縮に伴って柔らかくなった肋骨が内部に引き込まれる。

参考

  • 1. シェーマ
[display]http://chestofbooks.com/health/anatomy/Human-Body-Construction/images/Fig-193-Child-showing-Harrison-s-groove-opposite-the-ens.jpg
  • 2. 写真
[display]http://www.professorsoltanzadeh.com/Image_Ps/100_4387.JPG

和文文献

  • 小児の非くる病性ハリソン溝

関連リンク

これをハリソン溝と呼びます。このほか、背骨も弯曲してきます。子どもの骨は柔らかく なっても、弱くなってポキリと折れることは少なく、若木骨折という不全骨折の形になり、 これはX線では横方向に走る細い白い直線としてみることができます。これが、ポキリと ...
2010年11月26日 ... その他、横隔膜付着部の肋骨の陥凹(Harrison溝)、頭蓋骨の変形(craniotabes)、歯の エナメル質形成不全などがみられる。 発症時期は、ほとんどが乳幼児期であるが、 ビタミンD依存性くる病II型は多様であり、成人後に骨軟化症で発症した ...

関連画像

 _コレクション_Jハリソン復元圖17-11 佝僂病的肋骨


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くる病」

  [★]

rickets, rachitis, rhachitis
佝僂病
骨軟化症ビタミンD
SOR.293 YN.D-159 uptodate.6

概念

  • 類骨の石灰化が障害されることが原因により発症する病態。
  • 全骨量(骨+類骨)は変わらないが、類骨のみ増加する。

病因

  • ビタミンD欠乏
  • I型:ビタミンDの活性化障害(1α水酸化酵素の異常、血中1,25(OH2)D3↓)
  • II型:ビタミンD受容体の異常(血中1,25(OH2)D3↑)。ビタミンD不応症
  • 症候性
  • 胃  :胃切除後骨軟化症(Billroth II法による胃切除)
  • 小腸 :吸収不良症候群、小腸切除、セリアック病、などVDの吸収不良を生じる病態
  • 肝胆膵:慢性の胆道閉塞   ← たしかVDの吸収を助ける胆汁の不足による
  • 抗てんかん薬
  • 慢性腎不全
  • 血清リン欠乏

病態

  • ビタミンD作用が低下し、血清リン低下。Ca・P積は低下。
  • 骨石灰化の異常、X線写真上の骨端の異常は橈骨・尺骨遠位端、大腿骨遠位端、脛骨近位端、脛骨遠位端、腓骨遠位端に認められる。

身体所見

  • 視診:O脚、X脚、鳩胸、ハリソン溝

検査

  • 画像検査
  • 単純X線写真:脱灰により低吸収
骨端部の辺縁不整(fraying)、骨端部の杯変形(cupping)、骨端部の拡大(flaring)


  • 血液生化学
(ビタミンD欠乏性くる病)ALP↑、Ca・P積↓

参考

uptodate

  • 1. [charged] ビタミンD欠乏症の原因および抵抗性 - uptodate [1]
  • 2. [charged] ビタミンDの概要 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 成人におけるビタミンD欠乏症の治療 - uptodate [3]
  • 4. [charged] 骨軟化症の疫学および病因 - uptodate [4]
  • 5. [charged] 骨軟化症の臨床症状、診断、および治療 - uptodate [5]
  • 6. [charged] 小児におけるくる病の概要 - uptodate [6]
  • 7. [charged] 遺伝性低リン血症性くる病と腫瘍誘発性骨軟化症 - uptodate [7]
  • 8. [charged] 小児における低カルシウム血症性くる病の病因および治療 - uptodate [8]
  • 9. [charged] 小児および思春期におけるビタミンD不足および欠乏 - uptodate [9]

国試



溝」

  [★]

大脳皮質の溝

cerebral sulcus (KH), sulcus (M)
大脳溝(KL)




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