デスフルラン

出典: meddic

desflurane
スープレン
全身麻酔剤
  • 全身麻酔薬;ハロゲン化炭化水素系;揮発性



UpToDate Contents

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和文文献

  • デスフルラン麻酔時の循環管理
  • 安田 信彦
  • 循環制御 = CIRCULATION CONTROL 17(4), 518-522, 1996-12-30
  • NAID 10016316289

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拍数の増加は,迷走神経抑制が他の揮発性吸入麻酔薬よ りも強いためかもしれない8).また,デスフルランは,セボフルランと同様に虚血プレコンディショニング作用 を有している.高リスクの高齢者の冠動脈バイパス術
通常、成人には、デスフルランとして3.0%の濃度で開始し、適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、濃度を調節する。通常、成人では、亜酸化窒素の併用の有無にかかわらず、デスフルランとして7.6%以下の ...
はじめに デスフルランは,欧米において1992年に発売された揮 発性吸入麻酔薬であり,本邦を除く先進国では15年間余 り,大きな支障なく臨床の現場で使用されている.本邦 に関しては,臨床開発した米国のAnaquest社が日本国

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デスフルランの使い方デスフルランの気化器教えてもらった デスフルラン デスフルランの気化器と電源 さらに、デスフルランは、気道 デスフルランの特徴として、

添付文書

薬効分類名

  • 全身吸入麻酔剤

販売名

スープレン吸入麻酔液

組成

  • 本品1mL中デスフルランを1mL含有
    (本剤は化学的に安定なため、添加剤は使用していない。)

禁忌

  • 本剤又は他のハロゲン化麻酔剤に対する過敏症の既往歴のある患者
  • 悪性高熱の既往歴又は血族に悪性高熱の既往歴のある患者[悪性高熱があらわれやすいとの報告がある。]

効能または効果

  • 全身麻酔の維持
  • 本剤は気道刺激性が強いため、全身麻酔の維持にのみ使用し、導入には使用しないこと([臨床成績]の項参照)。
  • 通常、成人には、デスフルランとして3.0%の濃度で開始し、適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら、濃度を調節する。通常、成人では、亜酸化窒素の併用の有無にかかわらず、デスフルランとして7.6%以下の濃度で外科的手術に適切な麻酔深度が得られる。

慎重投与

  • 脳に器質的障害のある患者[脳脊髄液圧を用量依存的に増加させるおそれがある。]
  • 冠状動脈疾患のある患者[心拍数増加や血圧上昇をきたすことがあるため、十分な観察を行い、本剤の急激な増量を避けること。]
  • 心疾患及び心電図異常のある患者[心停止、高度徐脈、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)、心室細動があらわれるおそれがある(「重大な副作用 3.」の項参照)。]
  • 肝・胆道疾患のある患者[肝・胆道疾患が増悪するおそれがある。]
  • 高齢者[「高齢者への投与」の項参照。]
  • 筋ジストロフィーのある患者[悪性高熱、重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれるおそれがある(「重大な副作用 1.、4.」の項参照)。]
  • スキサメトニウム塩化物水和物の静脈内投与により筋硬直がみられた患者[悪性高熱、重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれるおそれがある(「重大な副作用 2.」の項参照)。]
  • アドレナリン含有製剤を投与中の患者[併用により心筋のアドレナリンに対する感受性が亢進することが知られており、頻脈、不整脈等を起こすおそれがある(「相互作用」の項参照)。]

重大な副作用

悪性高熱

(頻度不明)

  • 高炭酸ガス血症の初期症状、筋硬直、頻脈、頻呼吸、チアノーゼ、不整脈及び血圧変動等を伴う重篤な悪性高熱があらわれることがある。本剤を使用中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウム水和物の静脈内投与、全身冷却、純酸素での過換気、酸塩基平衡の是正等適切な処置を行うこと。なお、本症については麻酔後にもみられることがあるので、患者の状態に注意すること。また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図ること。

高カリウム血症

(頻度不明)

  • 重篤な不整脈に至る高カリウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。特に、筋ジストロフィー(特にデュシェンヌ型筋ジストロフィー)が潜在する患者やスキサメトニウム塩化物水和物が併用されている場合に発生しやすいので注意すること。

重篤な不整脈

(頻度不明)

  • 心停止、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には本剤の減量又は中止等適切な処置を行うこと。

横紋筋融解症

(頻度不明)

  • 横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)増加、血中・尿中ミオグロビン増加等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による重篤な高カリウム血症、急性腎不全の発症に注意すること。

ショック、アナフィラキシー様症状

(頻度不明)

  • ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下等異常があらわれた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。

肝機能障害、黄疸

(頻度不明)

  • 肝壊死、肝細胞融解性肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)等の著しい増加を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

薬効薬理

麻酔作用

  • デスフルランのヒトでのMAC(Minimum Alveolar Concentration:最小肺胞濃度;標準的な外科的切開が行われたときに50%の患者に体動が認められないときの濃度)は以下のとおりである。

(麻酔作用の表参照)

神経系への影響9)

  • 健康成人に本剤6〜12%を吸入させたときの脳波変化は、6%で徐波化の亢進、9%で群発抑制が認められたが、12%で更なる群発活性の徐波化は認められなかった。また、皮質の電気活動が濃度依存的に低下したが、てんかん様脳波は認められなかった。

呼吸器系、循環器系への影響10)

  • 健康成人に本剤6〜12%を吸入させたとき、心拍数の増大が認められ、血圧の低下、呼吸数の増加及び1回換気量の低下が濃度依存的に認められた。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • デスフルラン(Desflurane)

化学名:

  • (2RS )-2-(Difluoromethoxy)-1,1,1,2-tetrafluoroethane

分子式:

  • C3H2F6O

分子量:

  • 168.04

沸点:

  • 23℃

比重(20℃):

  • 1.465

蒸気圧:

  • 20℃:684mmHg

22℃:727mmHg
23℃:761mmHg
24℃:791mmHg
26℃:853mmHg

分配係数11),12)(37℃):

  • 血液/ガス 0.424

オリーブオイル/ガス 18.7
脳/ガス 0.54

性状:

  • 本剤は無色澄明の液である。90%エタノール、アセトン又はヘキサンに溶けやすく、水に溶けにくい。


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