テント切痕ヘルニア

出典: meddic

transtentorial herniation, incisural herniation
鉤ヘルニア uncal herniation脳ヘルニア

テント切痕ヘルニア


和文文献

  • 優位側椎骨解離性動脈瘤の治療的閉塞と上行性テント切痕ヘルニア(Editorial Comment)
  • 上行性テント切痕ヘルニアをきたした椎骨動脈解離性動脈瘤破裂の2症例
  • 原 淑恵,細田 弘吉,太田 耕平
  • 脳神経外科ジャーナル 16(5), 423-427, 2007-05-20
  • … に再破裂をきたしたため,血管内手術による罹患部をコイルでtrappingし,直後に脳室ドレナージを行った.非優位側の椎骨動脈から脳底動脈などが良好に造影されたにもかかわらず,両症例とも術後広範な小脳,脳幹梗塞をきたし,上行性テント切痕ヘルニアをきたして死亡した.重症例では,PICAや優位側椎骨動脈の閉塞後の脳梗塞は予測困難である.また,後頭蓋窩クモ膜下出血例での脳室ドレナージには慎重な管理が必要である. …
  • NAID 110006249720

関連リンク

テント切痕嵌頓 transtentorial herniation はテント切痕ヘルニア、鉤回嵌頓ともいう 。脳腫瘍、脳出血などでテント上腔の圧が亢進し、側頭葉内側部(鉤回・海馬回)が テント切痕を越えて下方に嵌入した状態である。 ...

関連画像

4)どのヘルニアもすぐに対策 脳の概観:大脳と小脳の間には テントヘルニアと鎌下ヘルニア ヘルニア:脳の圧迫slide0042_image020.jpg


★リンクテーブル★
先読み脳ヘルニア
国試過去問105C028」「106G018」「088A045
リンク元鉤ヘルニア」「散瞳」「急性薬物中毒」「海馬ヘルニア」「海馬回ヘルニア
拡張検索上行性テント切痕ヘルニア」「逆行性テント切痕ヘルニア」「下行性テント切痕ヘルニア」「中心性経テント切痕ヘルニア
関連記事ヘルニア」「テント切痕」「切痕

脳ヘルニア」

  [★]

cerebral herniation, brain herniation, cerebral hernia
脳嵌入脳嵌頓圧迫円錐 pressure cone



a 帯状回ヘルニア
b 正中ヘルニア
c 鉤ヘルニア
d 上行性ヘルニア
e 大後頭孔ヘルニア



105C028」

  [★]

  • 次の文を読み、28、29の問いに答えよ。
  • 19歳の女性。交通事故で受傷したため搬入された。
  • 現病歴   軽乗用車を運転中に電柱に衝突した。事故から15分後に救急隊が到着したときには呼びかけに反応しなかった。
  • 既往歴   12歳時に髄膜炎で入院治療を受けた。
  • 家族歴   父親が糖尿病高血圧症
  • 現 症   意識レベルはJCS I-3。瞳孔径は両側3.5mmで、対光反射は迅速である。呼吸数20/分。脈拍112/分、整。血圧110/70mmHg。顔面右側の変形と右眼周囲の皮下血腫とを認める。透明な後鼻漏を認める。右鎖骨骨折を認める。心音呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。四肢に麻痺を認めない。
  • 検査所見  血液所見:赤血球348万、Hb 10.8g/dl、Ht 32%、白血球 9,500、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 110mg/dl、総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 12mg/dl、クレアチニン 0.5mg/dl. AST24IU/l、 ALT42IU/l、 LD 253IU/l(基準176-353)、ALP 140IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 104mEq/l、Ca 9. 8mg/dl。CRP 1.2mg/dl。
  • 頭部単純CT(別冊No.4A、B)を別に示す。
  • 考えられる病態はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105C027]←[国試_105]→[105C029

106G018」

  [★]

  • テント切痕ヘルニアで最も障害されやすいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G017]←[国試_106]→[106G019

088A045」

  [★]

鉤ヘルニア」

  [★]

uncal herniation
鉤回ヘルニア
テント切痕ヘルニア transtentorial herniation, incisural herniation脳ヘルニア

概念

  • テント切痕ヘルニアの一つ。病巣が片側であり、外側から内側に向かう圧迫が生じると、一側側頭葉鉤回、海馬回がテント切痕下部にヘルニアを起こす。これにより病側の動眼神経、中脳、後大脳動脈が圧迫される。(SCN.142)

鉤ヘルニアの三徴候

  • 意識障害、病側の瞳孔拡大、対側の除脳硬直肢位

進展の段階

SCN.143
  • 初期症状:病側の瞳孔拡大と対光反射減弱、ヘルニアによる意識障害、麻痺は軽微で呼吸障害無し。
  • 中脳期:意識障害、昏睡、散大、外眼筋麻痺、対側麻痺、除脳硬直様肢位。さらに、同側麻痺、瞳孔散大、四肢の除脳硬直位、前庭眼球反射の消失
  • 橋期:過呼吸パターン減少、浅く速い呼吸、瞳孔固定、対光反射前庭眼球反射消失、弛緩性麻痺
  • 延髄期:呼吸は遅く不規則、無呼吸、瞳孔散大、低血圧、脳死


散瞳」

  [★]

mydriasis
瞳孔散大 pupillary dilatation
縮瞳
瞳孔


概念

  • 瞳孔の大きさを大きくすること
  • 交感神経の興奮により散瞳が起こる

臨床関連

薬物中毒

疾患

病態



急性薬物中毒」

  [★]

acute drug intoxication
薬物中毒
  縮瞳 散瞳
≦2mm ≧5mm
薬物 麻薬 コカイン
有機リン アンフェタミン
トリクロロエタノール 三環系抗うつ薬
  フェノチアジン
抗コリン薬
交感神経作動薬
疾患 ホルネル症候群 IC-PC動脈瘤
橋出血 脳底動脈瘤
  テント切痕ヘルニア
視力喪失
視神経萎縮

海馬ヘルニア」

  [★]

hippocampal herniation
テント切痕ヘルニア


海馬回ヘルニア」

  [★]

テント切痕ヘルニア

上行性テント切痕ヘルニア」

  [★]

upward transtentorial herniation, ascending transtentorial herniation
逆行性テント切痕ヘルニア reversed transtentorial herniation



逆行性テント切痕ヘルニア」

  [★]

reversed transtentorial herniation
上行性テント切痕ヘルニア

下行性テント切痕ヘルニア」

  [★]

downward transtentorial herniation


中心性経テント切痕ヘルニア」

  [★]

central transtentorial herniation

ヘルニア」

  [★]

hernia
脱腸
真性ヘルニア true hernia


  • 鼡径部ヘルニア


テント切痕」

  [★]

tentorial notch (KL)
小脳テント
  • 図:M.478 KA.64
  • 中脳や橋が小脳テントを通り抜ける部分であり、なおかつ小脳テントの両側が左右に広くなっている部分を指す?


切痕」

  [★]

notch, incisure
incisura





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡