チモロール

出典: meddic

timolol
マレイン酸チモロール timolol maleate
ブロカドレン BLOCARDENチマバックTimopticBetimol
コソプトザラカムチアブートチモプトールチモレートデュオトラバファルチモリズモン
眼科用剤


  • β受容体遮断薬(競合阻害)


薬効薬理

チマバック点眼液0.5%
  • 眼圧下降作用:チマバック点眼液0.5%は,家兎の正常眼圧を用いた試験系において,眼圧下降効果が認められた1).また,家兎の実験的高眼圧モデルに対しても,眼圧上昇抑制及び下降効果が認められた1).


チモプトールXE 点眼液 0.25%/チモプトールXE 点眼液 0.5%
  • 1. 眼圧下降作用
  • ウサギにおけるα-キモトリプシン惹起高眼圧及び水負荷による眼圧上昇試験において、チモロールマレイン酸塩の点眼は有意に眼圧上昇を抑制することが認められている。9)
  • 2. β-受容体遮断作用
  • ラット、イヌ、ネコにチモロールマレイン酸塩を全身投与した場合、イソプレナリンにより惹起された心拍数、心筋収縮力及び心拍出量の増加は著明に抑制され、本剤のβ-受容体遮断作用はピンドロールと同程度、プロプラノロールより数倍強力である。10)、11) また、チモロールマレイン酸塩は有意の内因性交感神経刺激作用、直接心筋抑制作用、局所麻酔作用を示さない。10)、11)

作用機序

チモプトールXE 点眼液 0.25%/チモプトールXE 点眼液 0.5%
  • 眼圧下降作用機序の詳細は明らかでないが、サル12)、健康成人13) でのフルオロフォトメトリー試験及び緑内障患者でのトノグラフィー試験6)、14) において、チモロールマレイン酸塩の眼圧下降作用は主に房水産生の抑制によることが示唆されている。しかし房水流出率の増加が関与するとの報告もある。15)、16)

添付文書

  • チマバック点眼液0.5%
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319702Q2090_1_06/1319702Q2090_1_06?view=body
  • チモプトールXE 点眼液 0.25%/チモプトールXE 点眼液 0.5%
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319702Q3037_4_01/1319702Q3037_4_01?view=body



UpToDate Contents

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和文文献

  • 併用薬の違いによる1%ドルゾラミドの視神経乳頭血流増加作用
  • 大黒 幾代,片井 麻貴,田中 祥恵,鶴田 みどり,大黒 浩
  • あたらしい眼科 = Journal of the eye 28(6), 868-873, 2011-06-30
  • NAID 10029052634
  • 緑内障および高眼圧症患者を対象とした1%ドルゾラミド塩酸塩/0.5%チモロールマレイン酸塩の配合点眼液(MK-0507A)の第III相二重盲検比較試験
  • 北澤 克明,新家 眞
  • 日本眼科學会雜誌 115(6), 495-507, 2011-06-10
  • NAID 10029367952
  • チモロール点眼の防腐剤有無による眼表面と涙液機能への影響
  • 石岡 みさき,島崎 潤,八木 幸子,坪田 一男
  • あたらしい眼科 = Journal of the eye 28(4), 559-562, 2011-04-30
  • NAID 10028248209
  • 緑内障・高眼圧症治療薬 (新薬展望2011) -- (治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉--新薬の広場)
  • 野澤 茜,大谷 道輝
  • 医薬ジャ-ナル 47(S1), 385-390, 2011
  • NAID 40018712273

関連リンク

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添付文書

薬効分類名

  • 緑内障・高眼圧症治療剤

販売名

ファルチモ点眼液0.25

組成

販売名

  • ファルチモ点眼液0.25

成分・分量(1mL中)

  • チモロールマレイン酸塩 3.42mg(チモロールとして2.5mg)

添加物

  • リン酸水素ナトリウム水和物、リン酸二水素ナトリウム、ベンザルコニウム塩化物、pH調節剤

禁忌

気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者[β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがある。]

コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(II、III度)、心原性ショックのある患者[β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させるおそれがある。]

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

緑内障、高眼圧症


====通常、0.25%製剤を1回1滴、1日2回点眼する。
なお、十分な効果が得られない場合は0.5%製剤を用いて1回1滴、1日2回点眼する。====

慎重投与

肺高血圧による右心不全のある患者[β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、症状を増悪させるおそれがある。]

うっ血性心不全のある患者[β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、症状を増悪させるおそれがある。]

糖尿病性ケトアシドーシス及び代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれがある。]

コントロール不十分な糖尿病のある患者[低血糖症状をマスクすることがあるので血糖値に注意すること。]

重大な副作用

  • 次のような副作用があらわれることがあるので、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

眼類天疱瘡(頻度不明):結膜充血、角膜上皮障害、乾性角結膜炎、結膜萎縮、睫毛内反、眼瞼眼球癒着等が発現することがある。

気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全(頻度不明)

心ブロック、うっ血性心不全、脳虚血、心停止、脳血管障害(頻度不明)

全身性エリテマトーデス(頻度不明)

薬効薬理

生物学的同等性試験2)

水負荷眼圧上昇に対する抑制作用(ウサギ)

  • ウサギに水を負荷(経口投与)した直後に、ファルチモ点眼液0.25及び標準製剤(点眼剤、0.25%)、対照群としてファルチモ点眼液0.25基剤及び生理食塩液を、それぞれ100μL(チモロールとして0.25mg)点眼し、点眼直後、20、60及び120分に眼圧を測定した。得られた眼圧の平均値をStudentのt検定もしくはAspin-Welchのt検定にて統計解析を行った結果、本剤及び標準製剤の眼圧は両対照群と比較して有意な低値を示し、明らかな眼圧上昇抑制作用が認められ、また両製剤間において有意な差はなく、生物学的な同等性が確認された。
  •  

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.25mg):生理食塩液(対照群)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:23.4±3.4、投与20分:34.5±4.2、投与60分:28.3±3.1、投与120分:25.5±3.6

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.25mg):ファルチモ点眼液0.25基剤(対照群)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:19.8±0.8、投与20分:30.9±1.9、投与60分:28.9±2.4、投与120分:23.6±1.0

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.25mg):ファルチモ点眼液0.25

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:18.3±3.8、投与20分:23.1±0.9、投与60分:23.9±2.8、投与120分:20.0±1.8

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.25mg):標準製剤(点眼剤、0.25%)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:19.6±2.5、投与20分:23.1±2.8、投与60分:22.3±2.8、投与120分:18.9±1.9
  • (平均値±標準誤差、n=8)
  •  
  • また、ファルチモ点眼液0.5及び標準製剤(点眼剤、0.5%)についても同様の試験を行った結果、本剤及び標準製剤は対照群と比較して有意な眼圧上昇の抑制を示し、また両製剤間において有意な差は認められなかったことより、生物学的な同等性が確認された。
  •  

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.5mg)生理食塩液(対照群)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:19.9±1.3、投与20分:32.8±2.7、投与60分:26.8±2.2、投与120分:20.4±1.3

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.5mg)ファルチモ点眼液0.5基剤(対照群)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:20.3±1.0、投与20分:31.3±2.0、投与60分:24.6±1.2、投与120分:20.6±1.4

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.5mg)ファルチモ点眼液0.5

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:19.0±1.9、投与20分:24.0±2.6、投与60分:20.6±2.1、投与120分:20.6±1.4

投与薬剤(100μL)(チモロールとして0.5mg)標準製剤(点眼剤、0.5%)

  • 眼圧 (mmHg) 投与0分:20.8±3.6、投与20分:23.1±1.9、投与60分:22.1±1.2、投与120分:22.4±2.7
  • (平均値±標準誤差、n=8)


有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • チモロールマレイン酸塩 (Timolol Maleate)

化学名:

  • (2S)-1-[(1、1-Dimethylethyl)amino]-3-(4-morpholin-4-yl-1、 2、 5-thiadiazol-3-yloxy) propan-2-ol monomaleate
  • 約197℃(分解)


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  • プロスタグランディンPGF2α誘導体。ぶどう膜強膜流出経路から房水流出を促進する。



timolol」

  [★] チモロール

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「a beta blocker (trade name Blocadren) administered after heart attacks」
Blocadren


タプコム配合」

  [★]

会社名

  • 参天製薬(株)

成分名

薬効分類

コソプト」

  [★] ドルゾラミド塩酸塩(ドルゾラミド)、チモロールマレイン酸塩(チモロール)

チモ」

  [★]

桂芍知母湯エキス酸棗仁湯エキス滋陰至宝湯エキス消風散エキス辛夷清肺湯エキス清肺湯エキス白虎加人参湯エキス




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