セフタジジム

出典: meddic

ceftazidime, CAZ
Fortaz, Ceptaz, Tazicer, Taxidimeセパダシンモダケミンモダシンモベンゾシン
セファロスポリン系抗菌薬

抗菌スペクトル


効果・効能

モダシン静注用

適応菌種

  • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)

適応症

  • 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎



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和文文献

  • P-0400 発熱性好中球減少症に対するセフタジジムおよびセフェピムの治療効果の検討(一般演題 ポスター発表,感染制御(治療薬),Enjoy Pharmacists' Lifestyles)
  • 櫻井 香織,森 章哉,中嶋 里佳,川村 由季子,別所 裕二,中村 祐子
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 21, 248, 2011-09-09
  • NAID 110008909867
  • Neisseria subflava 腹膜炎を発症した1型糖尿病の腹膜透析患者の1例
  • 小寺 永章,三瀬 直文,内田 梨沙,石本 遊,田中 基嗣,田中 真司,栗田 宜明,杉本 徳一郎
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 44(4), 319-322, 2011-04-28
  • … ていた.2009年1月22日腹痛・下痢・嘔吐・PD排液混濁を認め受診.来院時体温37.4℃,腹膜刺激症状あり,WBC 12,800/μL,CRP 1.1mg/dL,PD排液WBC 2,500/μLと上昇しており,腹膜炎と診断した.セファゾリン(CEZ),セフタジジム(CAZ)の腹腔内あるいは静脈内投与8日間に加え,セフォチアム(CTM)経口投与を6日間施行したところ,腹膜炎は治癒し,現在まで再発は認められていない.PD液からはNeisseria subflavaが検出され,起因菌 …
  • NAID 10029406293
  • 症例報告 バンコマイシンとセフタジジム使用中に発症した偽膜性腸炎の一例
  • 垣内 俊彦,新井 勝大
  • 小児科診療 74(1), 149-151, 2011-01
  • NAID 40017431921

関連リンク

セパダシン静注用0.5g/セパダシン静注用1g 【シオノケミカル, 光製薬】 モシール静注用1g 【沢井製薬】 モダケミン静注用0.5g/モダケミン静注用1g 【ケミックス】 モベンゾシン静注用1g 【大洋薬品工業, 日本ケミファ】
効能・効果 (感染性心内膜炎、敗血症)、(外傷、熱傷、手術創)の二次感染、(咽頭炎、急性気管支炎、喉頭炎、膿胸、肺炎、肺膿瘍、扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍、扁桃炎)、慢性呼吸器病変の二次感染、(バルトリン腺炎 ...
<類似の抗菌力を示す他の薬剤> セフォペラジン(富山)、セフォビット(ファイザー)、アジセフ(味の素)、サンセファール(山之内) Ⅱ.用法・容量 1日1~2 g(力価),2回に分割静注。小児1日40~100 mg(力価)/kg,2~4回 ...

関連画像

セフタジジム静注用1g「マ セフタジジム「マイラン」 静 セフタジジム静注用1g「日 製品写真セフタジジムセフタジジム静注用1g「マ セフタジジム静注用0.5g セフタジジム静注用1g

添付文書

薬効分類名

  • セフェム系抗生物質製剤

販売名

セパダシン静注用1g

組成

成分・分量
(1バイアル中)

  • セフタジジム水和物 1g (力価)

添加物

  • 乾燥炭酸ナトリウム

禁忌

  • 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者

効能または効果

適応菌種

  • 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属 (プレボテラ・ビビアを除く)

適応症

  • 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎 (扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎 (急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎
  • 通常、成人には1日1〜2g (力価) を2回に分割し静脈内に注射する。なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を4g (力価) まで増量し、2〜4回に分割投与する。

通常、小児には1日40〜100mg (力価)/kgを2〜4回に分割し静脈内に注射する。なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を150mg (力価)/kgまで増量し、2〜4回に分割投与する。
通常、未熟児・新生児の生後0から3日齢には1回20mg (力価)/kgを1日2〜3回、また、生後4日齢以降には1回20mg (力価)/kgを1日3〜4回静脈内に注射する。なお、難治性又は重症感染症には、症状に応じて1日量を150mg (力価)/kgまで増量し、2〜4回に分割投与する。
静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液、又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する。なお、本剤は糖液、電解質液またはアミノ酸製剤などの補液に加えて30分〜2時間かけて点滴静注することもできる。

  • 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
  • 腎機能障害患者では、血中濃度半減期の延長及び尿中排泄率の低下が認められ、血中濃度が増大するので、腎機能障害の程度に応じて投与量、投与間隔の調節が必要である。
  • 下表に投与法の一例を示す。[外国人のデータ]

注射液の調製法

  • セパダシン静注用には溶解補助剤として日局乾燥炭酸ナトリウムが配合されているため溶解時に炭酸ガスが発生しバイアル内が陽圧となるので、次のように2段階で調製する。

下記溶解液量をバイアルに注入溶解し静脈内投与に際しては下記投与液量に希釈し投与する。溶解にあたっては溶解方法についての説明書を読んで行うこと。


慎重投与

  • ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
  • 高度の腎障害のある患者[血中濃度が持続するので、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用すること](「用法及び用量に関連する使用上の注意」の項参照)
  • 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと]
  • 高齢者 (「高齢者への投与」の項参照)

重大な副作用

  • ショック、アナフィラキシー様症状 (頻度不明) を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、気管支痙攣、呼吸困難、顔面潮紅、血管浮腫等があらわれた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
  • 急性腎不全等の重篤な腎障害 (頻度不明) があらわれることがあるので、定期的に検査を行う等観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
  • 汎血球減少 (頻度不明)、無顆粒球症 (頻度不明)、溶血性貧血 (頻度不明)、血小板減少 (頻度不明) があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
  • 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎 (頻度不明) があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
  • 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) (頻度不明)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群) (頻度不明) があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
  • 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎 (頻度不明)、PIE症候群 (頻度不明) 等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

肝炎、肝機能障害、黄疸 (頻度不明)

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP等の著しい上昇を伴う急性肝炎、肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。

精神神経症状 (頻度不明)

  • 脳症、昏睡、意識障害、痙攣、振戦、ミオクローヌス等の精神・神経症状があらわれることがある。特に、腎機能障害患者で減量を行わなかった場合にあらわれやすい。

有効成分に関する理化学的知見

一般名:

  • セフタジジム水和物 (Ceftazidime Hydrate)

化学名:

  • (6R , 7R )- 7-[(Z )-2-(2-Aminothiazol-4-yl)-2-(1-carboxy-1-methylethoxyimino) acetylamino]-3-(pyridinium-1-ylmethyl)-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4. 2. 0]oct-2-ene-2-carboxylate pentahydrate

分子式:

  • C22H22N6O7S2・5H2O

分子量:

  • 636.65

性状:

  • セフタジジム水和物は白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。水に溶けにくく、アセトニトリル又はエタノール(95)に極めて溶けにくい。


★リンクテーブル★
リンク元耐性菌」「主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの」「セファロスポリン系抗菌薬」「Pseudomonas aeruginosa」「第三世代セフェム

耐性菌」

  [★]

resistant bacterium
薬剤耐性菌 drug resistance bacterium drug resistant bacterium
菌交代症R因子


医療系の雑誌より(日経カデット11月?)

表1抗菌薬投与後に出現する可能性か高い耐性菌

系統 前投与抗菌薬 抗菌薬投与後に高頻度に検出される細菌
自然耐性菌 獲得耐性菌
ペニシリン系 アンピシリン Klebsiella pneumoniae 大腸菌黄色ブドウ球菌(MSSAMRSA)
ピベラシリン 緑膿菌
セフエム系(第1・2世代) セフアゾリン、セフォチアム 緑膿菌腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、大腸菌
セフエム系(第3世代) セフ卜リアキソン 腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌大腸菌
セフタジジム
セフエビム
カルバペネム系 メロペネム Stenotrophomonas maltophilia 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌
イミペネム
アミノグリコシド系 アミカシン 腸球菌嫌気性菌 緑膿菌, Serratia marcescens
トブラマイシン レンサ球菌肺炎球菌
マクロライド系 クラリスロマイシン 腸内細菌科 黄色ブドウ球菌肺炎球菌化膿性レンサ球菌
アジスロマシン
テトラサイクリン系 ミノサイクリン Proteus mirabilis 黄色ブドウ球菌(MRSA)、Brukholderia cepacia、 Acinetobacter baumannii
Morganella morganii
Providencia rettgeri
キノロン系 レポフロキサシン レンサ球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA大腸菌緑膿菌

表2主な耐性菌と治療薬

主な耐性菌 治療薬
緑膿菌 アズトレオナム+ブラマイシン、シプロフロキサシン(感性株)、(コリスチン)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) バンコマイシン、テイコプラ二ン、アルベカシンリネゾリド、(ST合剤リファンピシン)
ESBLs産生大腸菌 ドリペネムメロペネムイミペネムアミカシンST合剤
グルコース非発酵性グラム陰性桿菌 ミノサイクリン、ピベラシリン、アンピシリン+スルバクタムクロラムフェニコールST合剤、(コリスチン)
バンコマイシン耐性腸球菌 テイコプラ二ン(VanB型)、リネゾリドキヌプリスチン/ダルホプリスチン
()は多分保険適用かないか、日本では未発売



主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの」

  [★]

商品


セファロスポリン系抗菌薬」

  [★]

cephalosporin antibiotics, cephalosporin, cephalosporins
セフェム系抗菌薬?、セフェム系抗生物質cephem antibiotic? cephem antibiotics
抗菌薬βラクタム系抗菌薬 、第三世代抗生物質

特徴

  • 抗菌スペクトルが広い
グラム陽性菌グラム陰性菌

構造

副作用

  • 過敏症(ペニシリン系抗菌薬と同様であるが、頻度はペニシリン系に比べ低い)
  • (1)ジスルフィラム様作用、(2)ビタミンK依存性の凝固因子の産生低下(cefotetancefoperazoneに特徴的。共通点はN-methylthiotetrazole(NMTT) side chainを持つこと)。(PPC.612)

セフェム系抗菌薬

第三世代セフェム

セフォタキシム cefotaxime
セフトリアキソン ceftriaxone
セフジニル cefdinir
セフジトレンピボキシル cefditoren pivoxil
セフチブテン ceftibuten
セフポドキシムプロキセチル cefpodoxime proxetil
セフチゾキシム ceftizoxime
セフォペラゾン cefoperazone
セフタジジム ceftazidime





Pseudomonas aeruginosa」

  [★]

Pseudomonas aeruginosa
シュードモナス・エルジノーサ
日和見感染SPACE
  • 院内感染症
  • 健常人には病原性は低い

治療



第三世代セフェム」

  [★]

第3世代セフェム、第三世代抗生物質 antibiotics of third generation、第三世代セフェム系抗生物質 cephem antibiotics of third generation、第3世代セファロスポリン
セファロスポリン系抗菌薬

特徴

  • 第3世代セフェム以上は口腔内嫌気性細菌をカバーできる ・・・ わざわざABPC/SBTを選択しなくて良い。

第三世代セフェム

セフォタキシム cefotaxime
セフトリアキソン ceftriaxone
セフジニル cefdinir
セフジトレンピボキシル cefditoren pivoxil
セフチブテン ceftibuten
セフポドキシムプロキセチル cefpodoxime proxetil
セフチゾキシム ceftizoxime
セフォペラゾン cefoperazone
セフタジジム ceftazidime





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