スコポラミン臭化水素酸塩水和物

出典: meddic

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スコポラミン臭化水素酸塩水 スコポラミン臭化水素酸塩水 トラベルミン2

添付文書

薬効分類名

  • アヘンアルカロイド系麻薬

販売名

弱アヘンアルカロイド・スコポラミン注射液

組成

  • 弱アヘンアルカロイド・スコポラミン注射液:1mL中次の成分を含有
    アヘンアルカロイド塩酸塩(日局)20mg
    スコポラミン臭化水素酸塩水和物(日局)0.3mg

添加物

  • 添加物としてpH調節剤を含有

効能または効果

  • 激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙

激しい咳嗽発作における鎮咳
激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
麻酔前投薬

  • 通常、成人には、アヘンアルカロイド塩酸塩として、1回5?10mg(本剤0.25?0.5mL)を皮下に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 心機能障害のある患者[循環不全を増強するおそれがある。また、スコポラミンの抗コリン作用により、心臓に過負荷をかけるおそれがある。]
  • 呼吸機能障害のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある。]
  • 肝・腎機能障害のある患者[代謝・排泄が遅延し副作用があらわれるおそれがある。]
  • 脳に器質的障害のある患者[呼吸抑制や頭蓋内圧の上昇を起こすおそれがある。]
  • ショック状態にある患者[循環不全や呼吸抑制を増強するおそれがある。]
  • 代謝性アシドーシスのある患者[呼吸抑制を起こすおそれがある。]
  • 甲状腺機能低下症(粘液水腫等)の患者[呼吸抑制や昏睡を起こすおそれがある。]
  • 甲状腺機能亢進症の患者[スコポラミンの抗コリン作用により、頻脈、体温上昇、発汗等の交感神経興奮様症状が増強するおそれがある。]
  • 副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている。]
  • 薬物依存の既往歴のある患者[依存性を生じやすい。]
  • 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
  • 新生児、乳児[「小児等への投与」の項参照]
  • 衰弱者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている。]
  • 前立腺肥大のある患者[排尿困難を悪化させるおそれがある。]
  • 痙攣の既往歴のある患者[痙攣を誘発するおそれがある。]
  • 胆のう障害及び胆石のある患者[胆道痙攣を起こすことがある。]
  • 炎症性腸疾患のある患者[巨大結腸症を起こすおそれがある。]
  • ジドブジン(アジドチミジン)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]
  • 高温環境にある患者[スコポラミンの抗コリン作用により、発汗抑制が起こり、体温調節に影響を及ぼすおそれがある。]
  • てんかんの患者[感受性が増大するおそれがある。]

重大な副作用

依存性

頻度不明

  • 連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫等の退薬症候があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行うこと。

呼吸抑制

頻度不明

  • 呼吸抑制があらわれることがあるので、息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する。

錯乱、譫妄

錯乱(頻度不明)、譫妄(頻度不明)

  • 錯乱、譫妄があらわれることがあるので、このような場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫

無気肺(頻度不明)、気管支痙攣(頻度不明)、喉頭浮腫(頻度不明)

  • 無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫があらわれるとの報告がある。

麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸

麻痺性イレウス(頻度不明)、中毒性巨大結腸(頻度不明)

  • 炎症性腸疾患の患者に投与した場合、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸があらわれるとの報告がある。

薬効薬理

  • アヘンアルカロイド塩酸塩は鎮痛、鎮痙、鎮静、呼吸抑制作用を有する。すなわち、胃腸運動並びに分泌にはモルヒネと同様に抑制的に作用するが、呼吸抑制作用はモルヒネより弱く、反射興奮性の上昇はかえってモルヒネより強いとされている。

スコポラミン臭化水素酸塩水和物の作用はアトロピンに類似しており、その配合により、鎮痛、鎮痙作用を増大する。また中枢神経に対してはアトロピンと異なって刺激の間隔は短く、精神作用及び運動中枢を著しく抑制する。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • アヘンアルカロイド塩酸塩

性状

  • 白色?淡褐色の粉末である。

水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。
光によって着色する。

一般名

  • スコポラミン臭化水素酸塩水和物

性状

  • 無色若しくは白色の結晶又は白色の粒、若しくは粉末で、においはない。

水に溶けやすく、エタノール(95)又は酢酸(100)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。 ■


★リンクテーブル★
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スコポラミン」

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臭化」

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ラミン」

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