スコポラミン

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scopolamine
scopolaminum
Transderm Scop
臭化水素酸スコポラミン scopolamine methylbromidum臭化ブチルスコポラミン
オピスコスコルパンスパスモパンスポラミンダイピンハイスコパンスコブスコパンブスコムブスフォリロンブスポンブチブロンブチルミンリラダンロートエキス弱オピスコ弱パンスコ
メチル硫酸N-メチルスコポラミン


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/06/16 18:10:08」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • P1-224 院内製剤5%スコポラミン軟膏による流延抑制効果及び副作用の検討(一般演題 ポスター発表,院内製剤・薬局製剤,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
  • 下田 賢一郎,星野 輝彦,杉山 留美子,森崎 崇文,塩津 和則
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 324, 2010-10-25
  • NAID 110008108605
  • O8-05 塩酸イリノテカン投与時における臭化ブチルスコポラミン予防的投与による早発型下痢への影響(一般演題 口頭発表,がん薬物療法(副作用対策),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
  • 田口 伸,吹谷 和子,向井 想一,武藤 理
  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 274, 2010-10-25
  • NAID 110008108315

関連リンク

元々、ブチルスコポラミン(商品名:ブスコパン)はスコポラミンという植物に含まれている有効成分が起源となっています。ただ、スコポラミンは副作用が強いため、この物質の構造を少し変えて副作用を大幅に軽減した薬として ...
コロンビアにおけるスコポラミンの長く暗い歴史はスペインの征服にまで遡る。言い伝えによれば、コロンビアのインディアンは酋長が死んだ際、その奴隷や妻を静かに葬るためにその薬を利用したという。またナチスの「死の天使 ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - スコポラミンの用語解説 - ヒヨスチンともいう。アトロピンと同様,ベラドンナ,ロート,マンダラ,ヒヨスなどのナス科の植物の葉や根に含まれるアルカロイド。副交感神経遮断剤である。抗 ...

関連画像

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添付文書

薬効分類名

  • 消化器系 鎮痙・鎮痛剤

販売名

ダイピン錠1mg

組成

  • 1錠中に次の成分を含有

有効成分

  • N-メチルスコポラミンメチル硫酸塩 1mg

添加物

  • 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、タルク、白糖、沈降炭酸カルシウム、グリセリン脂肪酸エステル、カルナウバロウ

禁忌

  • 緑内障の患者[眼内圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿筋を弛緩、膀胱括約筋を収縮させるため、更に排尿が困難となり、症状が悪化するおそれがある。]
  • 重篤な心疾患のある患者[心拍数の増加をきたし、また末梢血管の収縮も起こるため、心臓の仕事量が増加し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 麻痺性イレウスの患者[消化管運動を低下させるため症状が悪化するおそれがある。]
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能または効果

  • 次の疾患時の痙攣性疼痛

  胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍

  • 通常成人1回1〜2錠(N-メチルスコポラミンメチル硫酸塩として1〜2mg)、1日3〜4回経口投与する。

年齢、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • 前立腺肥大のある患者[排尿が困難となり、症状が悪化するおそれがある。]
  • うっ血性心不全のある患者[心拍数の増加をきたし、症状が悪化するおそれがある。]
  • 不整脈のある患者[心拍数の増加をきたし、症状が悪化するおそれがある。]
  • 潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸があらわれることがある。]
  • 甲状腺機能亢進症の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪化することがある。]
  • 高温環境にある患者[発汗が抑制され、体温の上昇をきたすことがある。]

薬効薬理

鎮痙作用

摘出腸管に対する作用5)

  • アセチルコリン、ヒスタミン等による腸管収縮を抑制する。抗アセチルコリン作用はブチルスコポラミン臭化物の90倍以上であることが認められている(モルモット)。

生体内胃及び腸管に対する作用5, 6, 7)

  • 胃及び腸管の緊張を低下し、自動運動、迷走神経刺激による運動亢進を抑制する(イヌ、ヒト)。

胃液分泌抑制作用・抗潰瘍作用8)

  • テトラガストリン刺激による胃液分泌の亢進(ラット)、グリシン経口投与刺激による胃液分泌の亢進(イヌ)を抑制する。実験潰瘍に対してアトロピン硫酸塩水和物の8倍以上の抗潰瘍作用が認められている(ラット)。

制酸効果の持続作用9)

  • 重炭酸ナトリウムの酸中和作用による胃液pHの上昇を持続・増強させることが認められている(ラジオカプセル法)。

自律神経系に対する作用5)

  • 自律神経節遮断作用はブチルスコポラミン臭化物と比較して弱いことが認められている(ネコ)が、静脈内投与実験で一過性の血圧下降、心拍数の減少、呼吸の抑制が認められている(イヌ)。

作用機序

  • 副交感神経の末端シナプスに働き、アセチルコリンと競合的に拮抗して強力な抗コリン作用を示すが、自律神経節遮断作用はほとんど認められていない5)

血中ガストリンの上昇は抑制しないが、ガストリンによる壁細胞からの胃液分泌をほとんど完全に抑制する8)

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • N -メチルスコポラミンメチル硫酸塩

(N -Methylscopolamine Methylsulfate)

化学名

  • 6β, 7β-epoxy-3α-(L-3-hydroxy-2-phenylpropionyloxy)-8-methyltropanium methylsulfate

分子式

  • C19H27NO8S

分子量

  • 429.48

性状

  • 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。

水に極めて溶けやすく、氷酢酸、メタノール又はジメチルホルムアミドに溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、アセトンに溶けにくく、クロロホルムに極めて溶けにくい。
水溶液(1→50)のpHは4.0〜6.0である。

融点

  • 173〜177℃(分解)


★リンクテーブル★
リンク元濫用薬物」「ムスカリン受容体拮抗薬」「スイッチOTC」「scopolamine」「鎮痙作用
拡張検索ブチルスコポラミン」「アヘンアルカロイド・スコポラミン合剤
関連記事ラミン」「スコポラ

濫用薬物」

  [★]

毒物及び劇薬取締法 毒物 シアン化合物、ヒ素黄リン水銀ニコチン
劇物 硫酸硝酸塩酸メタノール
特定毒物 パラチオン四アルキル鉛メタノール
  毒薬 アトロピンジギタリス配糖体スコポラミンストリキニーネ
劇薬 カフェインプロカイン
麻薬及び向精神薬取締法 麻薬 アヘンアルカロイドコカイン合成麻薬LSD
第1腫向精神薬 セロバルビタール、メチルフェニデート
第2腫向精神薬 アキサゾラム、ペンタゾシンペントバルビタール
第3腫向精神薬 アロバルビタールオキサゾラムクロルジアゼポキシドジアゼパムトリアゾラムフェノバルビタール、トラゼパム
覚醒剤取締法 覚醒剤 アンフェタミンメタンフェタミン
大麻取締法 大麻 大麻草及び製品
あへん法 けし属 けし、けしがら、アヘン


ムスカリン受容体拮抗薬」

  [★]

muscarinic receptor antagonist
ムスカリン受容体遮断薬抗ムスカリン様作用薬、antimuscarinic drug
ムスカリン受容体アセチルコリン受容体
  • 気道閉塞性障害
臭化ブチルスコポラミン scopolamine butylbromide
製品名:ブスコパン Buscopan
チキジウム tiquizium


スイッチOTC」

  [★]


scopolamine」

  [★] スコポラミン

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「スコポラミン(麻酔・催眠剤になる)」

WordNet   license wordnet

「an alkaloid with anticholinergic effects that is used as a sedative and to treat nausea and to dilate the pupils in ophthalmic procedures; "transdermal scopolamine is used to treat motion sickness"; "someone sedated with scopolamine has difficulty lying"」
hyoscine


鎮痙作用」

  [★]

antispastic action
スコポラミン
  • 消化管,胆管,尿管などの内臓、平滑筋の痙攣を鎮める作用


ブチルスコポラミン」

  [★]

butylscopolaminescopolamine butylbromidebutylscopolammonium bromide
ブチルスコポラミン臭化物 scopolamine butylbromide臭化ブチルスコポラミン butylscopolamine bromideヒヨスチン-N-ブチルブロミド hyoscine-N-butylbromide
スコルパンスパスモパンスポラミンブスコパンブスコムブスフォリロンブスポンブチブロンブチルミンリラダン
ムスカリン性受容体



アヘンアルカロイド・スコポラミン合剤」

  [★]

opium alkaloid and scopolamine mixture
オピスコパンスコ弱オピスコ弱パンスコ


ラミン」

  [★]

lamin
核ラミン


スコポラ」

  [★] ブチルスコポラミン




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