- 英
 
- ciclopirox olamine、ciclopiroxolamine
 
- 関
 
- シクロピロクス
 
- 商
 
- バトラフェン、オーラミンシクロピロックス
 
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- 【シクロピロクスオラミン】抗真菌成分で、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・  生存に必要な物質の輸送機能を妨げることにより白癬菌の増殖を抑える作用を示し、  外皮用薬に配合される。
 
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
 成分・含量
 添加物
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
 白癬:体部白癬、股部白癬、汗疱状白癬
 カンジダ症:間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、指間糜爛症
薬効薬理
抗菌作用6,7)
- シクロピロクス オラミンは皮膚糸状菌及び酵母類に広く抗真菌作用を示し、その作用は殺真菌的である。
 
- 多くのグラム陽性、陰性の細菌類にも抗菌作用を示す。
 
実験的白癬に対する効果8)
- モルモットの実験的Trichophyton mentagrophytes感染に対し、局所適用は症状の改善と接種菌の陰性化傾向が認められている。
 
作用機序9,10)
- 真菌細胞の膜及び膜系に作用して、細胞の増殖・生存に必要な物質の輸送機能を阻害し真菌を死に至らしめるものと考えられている。
MICレベルでは、外部基質(電解質、各種栄養分)の細胞内への取り込み及び細胞内高分子物質(タンパク、DNA、RNA)の合成を阻害し、菌の発育を阻止する。
高濃度(殺菌濃度)では、更に膜透過性阻害を示し、また、K+、アミノ酸等の菌体成分の漏出を亢進させ、菌を死滅させる。 
皮膚浸透性11)
- ウサギの塗布実験では、表皮特に角質層に著明に貯留し、層が深くなるにつれ減少し、真皮及び皮下組織にはほとんど移行しなかった。
 
有効成分に関する理化学的知見
 分子式
 分子量
 性 状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦く、舌を麻ひする。
メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、N,N−ジメチルホルムアミドにやや溶けにくく、水に溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。 
★リンクテーブル★
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- 英
 
- ciclopirox、ciclopirox olamine
 
- 関
 
- シクロピロクスオラミン、シクロピロックス
 
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シクロピロクスオラミン
- 関
 
- ciclopirox、ciclopirox olamine
 
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シクロピロクスオラミン
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- 英
 
- cyclo
 
- 関
 
- 環状、サイクロ
 
  [★]
- 英
 
- lamin
 
- 関
 
- 核ラミン