- 英
- cosmid
- 同
- コスミドベクター cosmid vector
WordNet
- (genetics) a large vector that is made from a bacteriophage and used to clone genes or gene fragments
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/02 23:13:15」(JST)
[Wiki ja表示]
コスミド (Cosmid) とはベクターのひとつである。コスミドベクターは、30kbp-45kbpの大きさのDNA断片を挿入することができる。このベクターは、Cos領域という特殊な配列を有し、この配列をバクテリオファージが認識することで、パッケージングが行われる。
昔のコスミドベクターは、Cos領域が一つしかないものであったが、現在では2つあるものが主流である。このため、パッケージングの効率が大幅に上がり、コスミドベクターは実用的なものになった。
コスミドベクターにDNA断片をライゲーションしたあと、バクテリオファージにパッケージングし、そのファージが感染することで大腸菌を形質転換する。
このベクターは比較的大きなDNA断片を挿入できるので、二次代謝産物生合成遺伝子群などの解析のために使用されることもある。
関連項目[編集]
核酸 |
|
構成要素 |
核酸塩基 · ヌクレオシド · ヌクレオチド
|
|
リボ核酸 |
mRNA (pre-mRNA/hnRNA) · tRNA · rRNA · aRNA · gRNA · miRNA · ncRNA · piRNA · shRNA · siRNA · snRNA · snoRNA · stRNA · ta-siRNA · tmRNA
|
|
デオキシリボ核酸 |
cDNA · cpDNA · gDNA · msDNA · mtDNA
|
|
核酸アナログ |
GNA · LNA/BNA · PNA · TNA · モルホリノ
|
|
クローニングベクター |
ファージミド · プラスミド · ラムダファージ · コスミド · P1ファージ · フォスミド · BAC · YAC · HAC
|
|
主要な生体物質:炭水化物(アルコール、糖タンパク質、配糖体) · 脂質(エイコサノイド · 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体 · リン脂質 · スフィンゴ脂質 · ステロイド) · 核酸(核酸塩基 · ヌクレオチド代謝中間体) · タンパク質(タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体) · テトラピロール · ヘムの代謝中間体 |
|
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- (60)タンゼリンbrown spot病菌SH20株の1.9Mb染色体の部分領域を含むコスミドクローンCL46の解析(平成16年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 本田 篤,増中 章,石井 義丈,柘植 尚志,山本 幹博,山本 弘幸,秋光 和也
- 日本植物病理學會報 70(3), 206, 2004-08-25
- NAID 110002767720
- (39)タンゼリンbrown spot病菌のACT毒素生合成遺伝子群を含むコスミドクローンCL4-1の解析(平成15年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (55)REMI法により分離したウリ類炭そ病菌病原性変異株の性状解析および破壊遺伝子の単離
- 宮地 俊彦,藤井 聡,廣瀬 知華,辻 元人,白石 友紀,津下 誠治,久保 康之
- 日本植物病理學會報 69(1), 65-66, 2003-02-25
- … (粗面小胞体)グルコシダーゼIのコード遺伝子CWH41遺伝子との相同性を確認した.そこで,破壊領域の配列データをもとにプライマーを構築し,PCRスクリーニングにより野性株コスミドライブラリーから破壊領域を含むコスミドクローンを選抜した.本クローンをP51株へ導入したところ,野性株と同様の形態を示す付着器の形成とセルロース膜に対する侵入能の復帰が確認された.これらのことから,プラ …
- NAID 110002716771
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cosmid vector
- 関
- コスミド