クロナゼパム

出典: meddic

clonazepam, CZP
[[]]
リボトリールランドセン, Klonopin, Rivotril
抗てんかん薬抗痙攣薬


適応

リボトリール、ランドセン
  • 小型(運動)発作〔ミオクロニー発作、失立発作/無動発作、点頭てんかん(幼児痙縮発作、BNSけいれん等)〕
  • 精神運動発作
  • 自律神経発作




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/26 16:06:09」(JST)

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和文文献

  • 部分てんかんとして治療を受けていたUnverricht-Lundborg病の一例
  • 高木 俊輔,永井 達哉,斉藤 聖,坂田 増弘,渡辺 裕貴,渡辺 雅子
  • てんかん研究 28(3), 427-433, 2011
  • … PHTをクロナゼパム及びピラセタムに変更したところ症状に改善が得られた。 …
  • NAID 130000420320
  • カルバマゼピンで抗利尿ホルモン不適合分泌症候群を引き起こしたと考えられた、2次性徴未発来の中隔視神経異形成症の成人男性例
  • 平山 恒憲,武田 佳子,西條 晴美,岡田 真由美,江添 隆範,荒木 克仁,浜口 弘,曽根 翠,鈴木 文晴,倉田 清子
  • てんかん研究 28(3), 409-415, 2011
  • … 年数回全身性強直間大発作及びミオクロニー様発作があり、バルプロ酸(VPA)とクロナゼパム(CZP)で治療されていた。 …
  • NAID 130000420317
  • 臨床睡眠薬理の豆知識(第11回)クロナゼパムの睡眠に対する作用

関連リンク

リボトリール,ランドセンとは?クロナゼパムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけでは ...
リボトリール、ランドセン(クロナゼパム)の作用機序:抗てんかん薬 けいれんや意識障害を引き起こす病気として、てんかんが知られています。てんかんは脳に存在する神経細胞の異常によって起こります。 そこで、てんかんに ...
1.クロナゼパムの効果と特徴 クロナゼパムは、脳の活動を抑えることで落ち着かせてくれるお薬です。4つの作用の強さは、 抗不安作用「強」 催眠作用「強」 筋弛緩作用「中」 抗けいれん作用「強」 となっています。

関連画像


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添付文書

薬効分類名

  • 抗てんかん剤

販売名

ランドセン錠0.5mg

組成

有効成分

  • 1錠中クロナゼパム0.5mgを含有する。

添加物

  • 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム

禁忌

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 急性狭隅角緑内障の患者〔抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。〕
  • 重症筋無力症の患者〔筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。〕

効能または効果

小型(運動)発作〔ミオクロニー発作、失立(無動)発作、点頭てんかん(幼児けい縮発作、BNSけいれん等)〕

精神運動発作

自律神経発作


  • 通常成人、小児は、初回量クロナゼパムとして、1日0.5〜1mgを1〜3回に分けて経口投与する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日2〜6mgを1〜3回に分けて経口投与する。
    乳、幼児は、初回量クロナゼパムとして、1日体重1kgあたり0.025mgを1〜3回に分けて経口投与する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日体重1kgあたり0.1mgを1〜3回に分けて経口投与する。
    なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

慎重投与

  • 心障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • 肝障害、腎障害のある患者〔排泄が遅延するおそれがある。〕
  • 脳に器質的障害のある患者〔作用が強くあらわれるおそれがある。〕
  • 呼吸機能の低下している患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • 高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
  • 衰弱患者〔副作用があらわれやすい。〕

重大な副作用

依存性(頻度不明)

  • 大量連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、けいれん発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。

呼吸抑制、睡眠中の多呼吸発作(0.1%未満)

  • 観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。なお、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。

刺激興奮、錯乱等(頻度不明)

  • 精神障害を合併している患者に投与すると逆に刺激興奮、錯乱等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うが、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。

肝機能障害、黄疸(頻度不明)

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


薬効薬理

抗けいれん作用

  • 抗pentetrazolけいれん作用(マウス、ラット)、4)〜6) 抗bemegrideけいれん作用(マウス)、5) 抗bicucullineけいれん作用(マウス)、4) 抗strychnineけいれん作用(マウス)、6) 抗picrotoxinけいれん作用(マウス)6) 並びに抗電撃けいれん作用(マウス)4)〜6) があり、特に抗pentetrazolけいれん作用が著明である。

脳波に対する作用

  • 海馬及び扁桃核刺激による脳波後発射(ラット、ネコ)、6) pentetrazol誘発脳波発作波(ラット)6)並びにpenicillin誘発けいれん波(ネコ)7)に対し抑制作用を示す。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • クロナゼパム(Clonazepam)

化学名

  • 5-(2-Chlorophenyl) -7-nitro-1,3-dihydro-2H-1,4-benzodiazepin-2-one

分子式(分子量)

  • C15H10ClN3O3(315.71)

性状

  • 白色〜淡黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
    無水酢酸又はアセトンにやや溶けにくく、メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。光によって徐々に着色する。

融点

  • 約240℃(分解)


★リンクテーブル★
国試過去問105I017」「101F057」「108D006」「093B073
リンク元抗てんかん薬」「レム睡眠行動障害」「レノックス・ガストー症候群」「てんかん発作」「三叉神経痛

105I017」

  [★]

  • 睡眠障害と治療薬の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 105I016]←[国試_105]→[105I018

101F057」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 101F056]←[国試_101]→[101F058

108D006」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108D005]←[国試_108]→[108D007

093B073」

  [★]

  • 疾患と治療薬との組み合わせで正しいのはどれか
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

抗てんかん薬」

  [★]

antiepileptic drug, antiepileptic antiepileptics
てんかん薬理学

抗てんかん薬

薬物 大発作 小発作 皮質焦点発作 精神運動発作 ミクローヌス発作 異型小発作 てんかん重積 二次的全般発作 副作用 作用機序
バルビツール酸 フェノバルビタール             眠気、呼吸抑制、ポルフィリン尿症 GABAA受容体に作用
プリミドン × ×        
ヒダントイン フェニトイン ×           小脳症状(萎縮)、肝障害、骨髄抑制、
心室細動、歯肉増殖フェニトイン中毒
不活性化状態のNaチャネルに結合
エトトイン            
オキサゾリジン トリメタジオン   *1             催奇形性(最強) シナプス前・後部に作用し伝達物質放出と
伝達物質への感受性に影響
サクシニミド エトスクシミド                 Cl-チャネルを開口させることによって、
GABA神経機能を亢進
フェニル尿素 アセチルフェネトライド       *2            
イミノスチルベン カルバマゼピン             小脳症状、発疹、骨髄抑制、肝障害 Naチャネルをブロックする
ベンズイソキサゾール ゾニサミド         体重減少、眠気、腎尿管結石 T型のCa2+電流を抑制、
電位依存性のNa+チャネルの不活性化の状態を延長
炭酸脱水素酵素阻害薬 アセタゾラミド             炭酸脱水素酵素阻害
ベンゾジアゼピン ジアゼパム           *3   呼吸抑制、眠気 GABAA受容体に作用
クロナゼパム             眠気、めまい、小脳症状
GABA分解酵素阻害薬 バルプロ酸 *4 悪心・嘔吐、肝障害、
高アンモニア症、毛髪の変化、催奇形性
GABA分解酵素阻害
*1 第一選択薬ではない
*2 他薬が無効な精神運動発作のみに使用
*3 てんかん重積の第一選択薬
*4 第一選択薬

新規の抗てんかん薬

抗てんかん薬の選択

  • 部分発作:カルバマゼピン、バルプロ酸
  • 全般発作:バルプロ酸フェニトイン
  • ミオクローヌス発作:クロナゼパム



レム睡眠行動障害」

  [★]

REM sleep behavior disorder, RBD
レム睡眠行動異常症
睡眠障害睡眠時随伴症
[show details]


概念

  • 主に男性に見られる慢性かつ進行性の疾患であり、レム睡眠における筋弛緩の欠如と粗暴な行動の出現が特徴的である。

疫学

  • 50-60歳以上の男性に多い。

病因

出典無し

症状

  • 日中には問題はない。
  • レム睡眠中に筋弛緩を欠いており、夢の内容をそのまま行動に移す結果、殴る、蹴る、跳ねる、ベッドから飛び出すなどの粗暴な行動が起き、自分自身あるいは家族を傷害することがある。
  • 声をかけると覚醒し、目覚めたときの意識と見当識は正常で、異常行動を呈した場面を想起できることが多い。 ⇔ 譫妄夜驚

診断基準

睡眠障害国際分類第2版(ICSD-2)
  • A.
  • 少なくとも次の1項目が存在する.
けがをしてしまうか,あるいはけがをしてもおかしくないような睡眠時の荒々しい行動.
睡眠ポリグラフ検査中に記録されたREM睡眠時の異常行動.
  • B.
筋抑制を欠いたREM睡眠(REM sleep without atonia)が存在する:持続的または間欠的な頤筋活動

の亢進や,頤筋または四肢の相動的な収縮(phasic EMG twitching).

  • C.
  • REM 睡眠中に,てんかん性脳波活動がみられない(RBDと他のREM 睡眠関連性けいれんの併発とを,明瞭に区別

できる場合を除く).

  • D.
  • 他の睡眠異常症では十分説明できない睡眠障害である(内科疾患や神経疾患,精神疾患,薬剤性や薬物乱用による疾患)


治療

  • 環境の確保
  • 薬物療法
  • クロナゼパムの投与
  • L-トリプトファン、カルバマゼピン、クロニジン、ガバペンチン、メラトニン
  • クロナゼパムカルバマゼピン(KPS.839)


レノックス・ガストー症候群」

  [★]

Lennox-Gastaut syndrome
レンノックス・ガストー症候群レンノックス-ガストー症候群Lennox-Gastaut症候群レンノックス症候群 レノックス症候群 Lennox症候群 Lennox syndrome
てんかんウェスト症候群 West症候群
[show details]
  • 図:PSY.385

概念

  • 強直発作を中心とするてんかん重積をきたす病態であり、脳波が特徴的である難治性の病態。

疫学

  • 発症:1-8歳。1-4歳が特に多い。(PED.1427)  好発年齢:2-8歳(ピーク:3-5歳、10歳以降はまれ)(出典不明)

病因

  • ウエスト症候群
  • 遺伝疾患、神経皮膚症候群(結節性硬化症など)、あるいは続発性の脳症(低酸素、虚血、髄膜炎、頭部外傷)
  • 原因不明:多い(約40%)。遺伝的異常(特に染色体異常(chromosomal syndrome))あることがわかってきている。(参考1)
参考1

症状

PED.1427 YN.J-179
  • てんかん発作:強直発作(中核発作型)、非定型欠神発作、脱力発作、ミオクロニー発作、強直間大発作。
→ 様々なてんかん発作が混在、頻回に起こる。
  • てんかん重積
  • 精神発達退行

合併症

  • 精神遅滞
  • 脳性麻痺

検査

  • 脳波:
  • 両側性同時性の1-2.5Hzのslow spike & wave complex(非発作時)(YN. J-179), 1.5-2.5c/s偽律動的全般性局徐波複合
  • 強直発作(tonic seizure)を伴う10-20Hzの多棘速波(fast polyspike pattern) =? 速律動(rapid rhythm)(睡眠時に増強 or 睡眠時のみ)(参考1)

治療

予後

  • 予後不良。管理は困難であり、てんかん・神経学的予後は不良である。死亡率は高い(SMR = 14)。(参考1)

参考

  • 1. [charged] 小児におけるてんかん症候群 - uptodate [1]

]


てんかん発作」

  [★]

seisure, epileptic stroke, epileptic seizure
てんかん epilepsy

分類

新規発生したてんかん発作の原因

ICU.805-806
  • 薬物中毒(テオフィリンなど)
  • 薬物からの離脱(アルコールなど)
  • 感染症(髄膜炎、膿瘍など)
  • 頭部外傷
  • 虚血障害(虚血あるいはびまん性)
  • 占拠性病変(腫瘍あるいは血腫)
  • 代謝性障害(肝性脳症、尿毒症性脳症、敗血症、低血糖、低ナトリウム血症、低カルシウム血症など)

合併症

ICU.805-806
  • 全身性てんかん発作の場合:高血圧、乳酸アシドーシス、高体温、呼吸障害、誤嚥、肺水腫、横紋筋融解、自傷、不可逆性の神経学的障害(30分間以上てんかん発作が持続した場合)

国試



三叉神経痛」

  [★]

trigeminal neuralgia
neuralgia trigeminus
フォザーギル神経痛 フォサギル神経痛 Fothergill's neuralgia Fothergill neuralgia、顔面神経痛 facial neuralgiatic douloureux
三叉神経

概念

  • 「顔面神経痛」とか言わない
  • 三叉神経の各分岐または分枝領域に突発的に激痛、または電撃痛が起こり、数秒後に消失する
  • v2,3(39%), V2(18%), V3(15%), V1-3(15%)
  • trigger zoneの刺激により起こる

病因

  • 三叉神経根進入部での血管による圧迫
  • 帯状ヘルペス後神経痛
  • 動脈瘤による圧迫
  • 腫瘍による圧迫
  • 多発性硬化症


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

治療

SCN.314
  • 薬物療法
  • 外科療法
  • 神経血管減圧術:三叉神経根進入部での圧迫血管を外科的に離す。痛みの消失率は70-80%。
  • ガンマナイフ治療
  • 三叉神経節ブロック





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