クララ細胞

出典: meddic

Clara cell
呼吸器の上皮の移行気管支の分岐


概念

  • 細気管支レベル(細気管支終末細気管支呼吸細気管支)の上皮に存在。
  • ドーム状の頂部を有する。円柱形。微絨毛を持ち、頂部細胞質に糖タンパク質を含んだ分泌顆粒が存在する。線毛細胞より背が高い。 (HIS.302)
  • 分裂能を有する (HIS.302)

機能 (HIS.302)






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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/02 02:48:46」(JST)

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和文文献

  • [日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患]学会賞受賞論文 サルコイドーシスにおける診断,免疫反応の解析,転帰,臨床病型の解析
  • 四十坊 典晴
  • 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌 30(1), 5-8, 2010
  • NAID 40017377426
  • 形態的特性からみた末梢気道 (特集 末梢気道をめぐって)
  • 蛋白関係 肺クララ細胞10kDa蛋白/プロテイン1 (広範囲 血液・尿化学検査,免疫学的検査(第7版・1)その数値をどう読むか) -- (生化学的検査(1))
  • 四十坊 典晴,伊藤 喜久
  • 日本臨床 67(-) (968), 364-366, 2009-12
  • NAID 40016874506

関連リンク

クララ細胞(くららさいぼう、英:Clara cell)とは終末細気管支と呼吸細気管支の移行部 に存在する無線毛細胞。細胞表面に短い微絨毛を有する。細胞質には分泌顆粒が存在 し、開口分泌により放出される。1937年にオーストリアの解剖学者であるマックス・クララ ...
矢印はクララ細胞である。クララ細胞は終末細気管支あるいは呼吸細気管支に現れる 細胞で、線毛細胞とも粘液分泌細胞の一つあるが、気管支などに見られる杯細胞とは 異なる細胞である。クララ細胞の中には多くのミトコンドリアや滑面小胞体、分泌顆粒が ...

関連画像

クララ 細胞 単層 円柱上皮 b  h5n1 は 肺 の クララ 細胞 ii 型claクララ細胞 細胞とクララ細胞から分泌肺の細胞.jpg過程におけるクララ-繊毛細胞  の 起源 は クララ 細胞 と 推定


★リンクテーブル★
先読み気管支の分岐」「
リンク元呼吸器の上皮の移行」「細気管支」「ヘマグルチニン」「Clara細胞
関連記事細胞

気管支の分岐」

  [★]

呼吸器の上皮の移行肺区域気管支
generation Diameter Length Number Total cross
(cm) (cm) sectional arec
    (cm^2)
C trachea 0 1.8 12 1 2.54
C bronchi 1 1.22 4.8 2 2.33
C bronchi 2 0.83 1.9 4 2.13
C bronchi 3 0.56 0.8 8 2
C bronchioles 4 0.45 1.3 16 2.48
C bronchioles 5 0.35 1.07 32 3.11
C  
R terminal bronchioles 16 0.06 0.17 6x10^4 180
R respiratory bronchioles 17
R respiratory bronchioles 18
R respiratory bronchioles 19 0.05 0.1 5x10^5 10^3
R alveolar duct 20
R alveolar duct 21
R alveolar duct 22
  alveolar sacs 23 0.04 0.05 8x10^6 10^4

C: Conducting zone~ R: Transitional and respiratory zones


肺」

  [★]

lung
肺区域肺野呼吸器の上皮の移行
  • 図:M.78 N.204(肺のリンパ系),197(肺区域)

解剖

  • 重量:右:500g, 左:400g
  • 葉:右3葉、左2葉
右上葉、右中葉、右下葉、左上葉、左下葉

発生

L.247
  • 肺の上皮、喉頭、気管、および気管支の内面を覆う上皮 → 内胚葉
  • 気管および肺の軟骨性要素と筋要素、結合組織 → 中胚葉(臓側中胚葉)
NGY.283
  • 妊娠16週頃:気管、気管支が分岐し腺状構造をなす(腺状期)
  • 妊娠16-24週頃:管状構造を形成し、毛細血管が上皮に接触する。(管状期)
  • 以降、肺胞上皮が二種類に分化し、肺胞が形成される。  肺表面活性物質
  • 妊娠28週頃:毛細血管が肺胞腔に露出

機能

  • 呼吸

肺の構造

SSUR.323
区分 気管支腺 軟骨 平滑筋 弾力線維
気管 2+ 3+ 2+ 4+
葉気管支 2+ 3+ 3+ 3+
区域-小気管支 2+ 2+ 3+ 3+
肺小葉 細-終末気管支 3+ 3+
肺胞道 呼吸細気管支
肺細葉
肺胞/肺胞嚢 2+

臨床関連

  • 肺の打診 (M.72)

胸部X線解剖

  • 右第1弓:上大静脈
  • 右第2弓:右心房
  • 左第1弓:大動脈弓
  • 左第2弓:肺動脈幹
  • 左第3弓:左心房(左心耳)
  • 左第4弓:左心室




シルエットサイン

  • 右第2弓:(陽性)[上葉]内側中葉区(S5)、[下葉]内側肺底区(S7)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)????  → 陰性だったら背面の区域、つまりS6,S10と考えて良いのではないだろうか?
  • 左第4弓:(陽性)[上葉]上舌区(S4)、下舌区(S5)、[下葉]前内側肺底区(S7+8)、(陰性)[下葉]上-下葉区(S6)???、後肺底区(S10)??? → 同様にS6,S10と考えて良いのでは?

肺のリンパ節

肺区域

  • 左肺は心臓があるために、右とは異なる形状・肺区域を有する。
  • S1とS2はまとめてS1+2と呼ばれる
  • S7とS8はまとめてS7+8あるいはS8と呼ばれる ← 心臓が左胸腔に全内側に突出しているからと考える
  • 背側にある区域は2・6・10と覚えよ

臨床関連

  • 分葉異常:奇静脈の走行異常による右上葉の奇静脈葉が最も多い(QB.I-295)






呼吸器の上皮の移行」

  [★]

気管支の分岐
区分 部位   構造を支持する組織 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 呼吸上皮 嗅上皮   表皮 基底細胞 杯細胞 線毛細胞 刷子細胞 漿液細胞 DNES細胞 嗅細胞 支持細胞 クララ細胞 線毛立方細胞 I型肺胞上皮細胞 Ⅱ型肺胞上皮細胞   組織   そのほかの特徴
肺外気道 鼻前庭   硝子軟骨                                         - 脂腺と汗腺   鼻毛
鼻腔:呼吸部   硝子軟骨と骨                               鼻甲介と鼻中隔前部に動脈叢と静脈洞。リンパ小節、肥満細胞、形質細胞 粘漿混合腺    
鼻腔:嗅部   骨(篩骨)                                        ボウマン腺(漿液性)    
肺外気道 咽頭鼻部   骨格筋                               リンパ成分 粘漿混合腺   咽頭扁桃、耳管
咽頭口部   骨格筋         ○← ←○                     リンパ成分 粘漿混合腺   口蓋扁桃
咽頭喉頭部   硝子軟骨
弾性軟骨(喉頭蓋軟骨、楔状軟骨)
       
(喉頭蓋の上面,声帯ヒダ)
                    リンパ成分 粘液腺と粘漿混合腺   咽頭扁桃、咽頭蓋、声帯ヒダ、前庭ヒダ
器官と主気管支   硝子軟骨と密性結合組織                                 粘液腺と粘漿混合腺   外膜にC字型の器官軟骨と器官筋(平滑筋)
肺内気道 二次気管支   硝子軟骨と平滑筋                                 粘漿混合腺   硝子軟骨の板とラセン状の2層の平滑筋層
細気管支 bronchiole 平滑筋                                     なし   直径1mm以下。商用に空気を送る。ラセン状の2本の平滑筋束
終末細気管支 terminal bronchiole 平滑筋                                         なし   直径0.5mm以下。呼吸部に空気を送る。平滑筋少々。
呼吸部 呼吸細気管支 respiratory bronchiole 平滑筋と膠原繊維                                   なし   壁に肺胞あり。肺胞の入り口には平滑筋の括約筋あり。
肺胞管 alveolus duct 細網繊維(III型コラーゲン)と肺胞の平滑筋性括約筋                                         なし   それ自体の壁はなく肺胞が並ぶ
肺胞嚢 alveolar sac III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   肺胞の集合
肺胞 alveolus III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   直径200um。肺胞大食細胞あり

細気管支」

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bronchiole n. / -s pl.
bronchiolus
気管支の分岐クララ細胞肺小葉

臨床関連

  • 肺の末梢気道、特に細気管支領域は解剖学的に気道肺胞の接点に位置し、喫煙や大気汚染物質により早期から障害を生じると考えられてきた。特に内径2mm以下の末梢気道の病変は呼吸生理学的にsmall airway diseaseと呼ばれ、進行すれば肺気腫などの慢性閉塞性疾患の発生につながるものとして喫煙などとの関連で論じられてきた。 (講義録呼吸器学 p.79)



ヘマグルチニン」

  [★]

hemagglutinin, HA
赤血球凝集素
  • 16種類存在する
  • 人にはH1N1,H2N2,H3N2の流行が認められているが、散発的にH5N1,H7N7,H9N2の肝炎も報告されている。
  • インフルエンザウイルスのHAは最初HA0で産生される。
  • 気道粘膜上皮にあるクララ細胞から分泌されるトリプターゼ・クララによってHA1とHA2に切断される。これによりHA1が宿主細胞のシアル酸に結合できる。

Clara細胞」

  [★]

Clara cell
クララ細胞


細胞」

  [★]

cell
cellula







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