キノロン系抗菌薬

出典: meddic

quinolone antibacterial agent, quinolone
ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
抗菌薬ニューキノロン

キノロン系抗菌薬

概念

  • クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
  • 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
  • キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
  • ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。

作用機序

副作用

  • 消化器症状:(5-10%)
  • 発疹:(1-2%)
  • 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
  • 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
  • 日光過敏症
  • 低血糖

適応

第一選択となる適応(IRE.158)






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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/02 12:11:52」(JST)

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和文文献

  • A キノロン系抗菌薬を使う (診療Controversy : medical decision makingのために 膀胱炎のエンピリック治療に用いる抗菌薬は?)
  • 伊藤 健太,倉井 華子,九鬼 隆家
  • 内科 110(4), 633-636, 2012-10
  • NAID 40019444752
  • 肺MAC症に対するフルオロキノロン系抗菌薬を含む新規レジュメの可能性
  • 緑膿菌における抗菌薬感受性の推移
  • 佐藤 勝紀,山口 育男,木下 恵子,高橋 一嘉,伊藤 賀代子,山本 景三
  • 日本環境感染学会誌 = Japanese journal of environmental infections 26(6), 392-400, 2011-11-25
  • …   調査期間中にMBLs産生株は22株(0.33%)分離され,MDRPは2007年度に尿から3株分離された.MBLs産生株の分離は,2004年度4株(0.4%),2005年度8株(0.8%),2006年度6株(0.7%)で,この期間に集中していた.カルバペネム系,アミノグリコシド系,ニューキノロン系抗菌薬の総AUDは経年的に増加し,特にMEPM, AMK, CPFXの増加が著しかった. …
  • NAID 10030237168

関連リンク

10)宮崎修一:新世代のニューキノロン-基礎. 化学療法の領域 14(10) 25~43, 1998 11)星野一樹:キノロン系抗菌薬. 月刊 ...
感染症シリーズ - キノロン系抗菌薬 キノロン系抗菌薬(CPFX, LVFX, GFLX, MFLX)。 キノロンは広域スペクトラムで消化管からの吸収率が高く、臓器移行性も良く、安全性が比較的高い便利な抗菌薬である。 しかし、その反面、濫用 ...
キノロン系合成抗菌剤の効果、副作用、使用上の注意とは? goo辞書提供の薬検索。約7000の薬剤の情報が名前と識別コードから検索できます。

関連画像

高用量1日1回投与抗菌薬  は キノロン 系 の 抗菌 薬 で肺炎に対するキノロン系抗菌 耐性化の連鎖を断ち切るために は新しいニューキノロン系抗菌  キノロン系抗菌剤の開発」ですキノロン キノロン とは


★リンクテーブル★
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関連記事抗菌薬」「」「抗菌

レジオネラ属」

  [★]

Legionella
Legionellaレジオネラ
レジオネラ科 Legionellaceaeグラム陰性桿菌

特徴

レジオネラ症の代表的菌種 レジオネラ属菌

培養

レジオネラ属による感染症

治療


多剤耐性緑膿菌」

  [★]

MDRP
Pseudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症法感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則

概念

法令

[display]http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10F03601000099.html

国試

Legionella pneumophila」

  [★]

Legionella pneumophila
L. pneumophila在郷軍人病菌
レジオネラ属細菌

特徴

  • グラム陰性
  • 短桿菌

感染症

抗菌薬


ニューキノロン」

  [★]

new quinolone
キノロン系抗菌薬
SMB. 150


quinolone薬」

  [★] キノロン系抗菌薬


ニューキノロン系抗菌薬」

  [★]

new quinolone, NQ
ニューキノロンニューキノロン系ニューキノロン系薬ニューキノロン薬ニューキノロン抗菌薬ニューキノロン系抗菌剤新キノロン剤
キノロン系抗菌薬
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抗菌薬」

  [★]

antibacterial drug, antibacterial
抗生剤薬理学抗菌薬一覧抗細菌薬
first aid step 1 2006 p.165

定義

  • 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
  • このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ


作用機序による分類

first aid step 1 2006 p.165
  Mechanism of action Drugs
1 Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
2 Block peptidoglycan synthesis bacitracin, vancomycin, cycloserine
3 Disrupt bacterial/fungal cell membranes polymyxins
4 Disrupt fungal cell membranes amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
5 Block nucleotide synthesis sulfonamides, trimethoprim
6 Block DNA topoisomerases quinolones
7 Block mRNA synthesis rifampin
8 Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
9 Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin
 ATuSi → あつし


薬物動態

  • 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
  • 時間依存性:βラクタム系抗菌薬

治療期間

小児

尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断 原因菌 投与期間(抗菌薬)
髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
肺炎球菌 10-14日
髄膜炎菌 7-10日
GBS,腸内細菌,リステリア 21日
中耳炎 <2 歳 10日
2 歳≦ 5-7日
咽頭炎 A 群連鎖球菌 10日(ペニシリン系薬)
5日(セフェム系薬)
肺炎 肺炎球菌,インフルエンザ菌 解熱後3-4日
黄色ブドウ球菌 3-4週間
マイコプラズマ,クラミジア 10-21日
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎 大腸菌,プロテウス,腸球菌 3日
14日
骨髄炎 黄色ブドウ球菌 21日
連鎖球菌,インフルエンザ菌 14日

主要な感染症の抗菌薬投与期間

感染レジマニュ p.27
骨髄炎 4-6週
耳鼻咽喉 中耳炎 5-7日
副鼻腔炎 5-14日
A群溶連菌咽頭炎 10日
肺炎 肺炎球菌 7-10日 or 解熱後3日間
インフルエンザ菌 10-14日
マイコプラズマ 14日(7-10日)
レジオネラ 21日
肺化膿症 28-42日
心臓 感染性心内膜炎 α連鎖球菌 2-4週
黄色ブドウ球菌 4-6週
消化管 腸炎 赤痢菌 3日
チフス 14日(5-7日)
パラチフス
腹膜炎 特発性 5日
二次性 10-14日
胆肝膵 肝膿瘍 細菌性 4-8週
アメーバ性 10日
尿路 膀胱炎 3日
急性腎盂腎炎 14日(7-10日)
急性腎盂腎炎・再発 6週
慢性前立腺炎 1-3ヶ月
髄腔 髄膜炎 インフルエンザ菌 7-10日
髄膜炎菌
肺炎球菌 10-14日
リステリア 21日
敗血症 敗血症 コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 5-7日
黄色ブドウ球菌 28日(14日)
グラム陰性桿菌 14日(7-14日)
カンジダ 血液培養陰性化後, 14日

妊婦に避けるべき抗菌薬

  • Antibiotics to avoid in pregnancy
  • Sulfonamides––kernicterus.
  • Aminoglycosides––ototoxicity.
  • Fluoroquinolones––cartilage damage.
  • Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
(and clarithromycin––embryotoxic).
  • Metronidazole––mutagenesis.
  • Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
  • Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
  • Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
  • Chloramphenicol––“gray baby.”
  • SAFE Moms Take Really Good Care.

使っても良い

YN.H-24
  • βラクタム系
  • エリスロマイシン、アジスロマイシン

参考

  • 抗菌薬インターネットブック
まとまっていてよい
[display]http://www.antibiotic-books.jp

抗菌薬一覧

薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品


抗菌」

  [★]

antibacterialantimicrobialantibiotic
抗菌剤抗菌性抗菌的抗菌薬抗生剤抗生物質



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