- ラ
- Burseraceae
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- resinous or aromatic chiefly tropical shrubs or trees (同)family Burseraceae, torchwood family
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カンラン科 |
ガンボリンボ Bursera simaruba
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 Angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 Eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 Core eudicots |
階級なし |
: |
バラ類 Rosids |
階級なし |
: |
真正バラ類II Eurosids II |
目 |
: |
ムクロジ目 Sapindales |
科 |
: |
カンラン科 Burseraceae |
|
学名 |
Burseraceae
Kunth |
和名 |
カンラン科(橄欖科) |
カンラン科(カンランか、橄欖科、学名: Burseraceae)は、被子植物門の科のひとつである。APG植物分類体系ではムクロジ目に属すが、その他の分類体系ではミカン目に属していた。
目次
- 1 形態・生態
- 2 分布・生育地
- 3 人間との関わり
- 4 下位分類
- 5 脚注
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
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形態・生態
葉は互生し、多くは羽状複葉で、油点がある。
花は普通小さく、花弁と蕚片は4か5。雄蘂はその2倍か3倍数あり、雌蕊は3 - 5ある。
果実は通常、蒴果か核果である。
分布・生育地
アジア、アフリカと南北アメリカの亜熱帯から熱帯にかけて、17から18属540種が分布する。
人間との関わり
カンラン(橄欖、Canarium album)はインドシナの原産で、江戸時代に日本に渡来し、種子島などで栽培され、果実を生食に、また、タネも食用にしたり油を搾ったりする。それらの利用法がオリーブに似ているため、オリーブのことを漢字で「橄欖」と当てることがあるが、全く別科の植物である。これは幕末に同じものだと間違って認識され、誤訳が定着してしまったものである[1]。新約聖書「マタイによる福音書」の有名な「橄欖山の垂訓」は、オリーブのほうである。また、美しいものは宝石として扱われる鉱物・橄欖石の名前もオリーブ由来である。
カンランの同属のピリナッツ(C. ovatum)はフィリピンで栽培されており、種子をナッツとして食用にする。
ミルラ(Commiphora abyssinica)の樹脂である没薬は、古代エジプトで、貴人のミイラを作るのに使われ、日本語のミイラ(木乃伊)は、ミルラが語源といわれる。
また、乳香は、Boswellia carterii の樹脂で、香料・薬用などに使われている。
下位分類
- オクメ属 Aucoumea
- バイセリア属 Beiselia
- ボスウェリア属 Boswellia
- ブルセラ属 Bursera
- カンラン属 Canarium
- ミルラノキ属 Commiphora
- ミルラ Commiphora abyssinica
- クレピドスペルマム属 Crepidospermum
- ダクリオデス属 Dacryodes
- ガルガ属 Garuga
- ハプロロブス属 Haplolobus
- パキロブス属 Pachylobus
- プロティウム属 Protium
- サンティリア属 Santiria
- スクティナンテ属 Scutinanthe
- テトラガストリス属 Tetragastris
- トラッティニッキア属 Trattinnickia
- トリオンマ属 Triomma
脚注
- ^ かつての中国でもカンランとオリーブを混同し、名前が定着してしまったため、現在の中国語でもどちらも橄欖(中国語版)である。
関連項目
|
ウィキスピーシーズにカンラン科に関する情報があります。 |
|
ウィキメディア・コモンズには、カンラン科に関連するカテゴリがあります。 |
外部リンク
- “Burseraceae”. ITIS. 2012年4月11日閲覧。 (英語)
- Burseraceae - National Center for Biotechnology Information (NCBI) (英語)
- Burseraceae - Encyclopedia of Life (英語)
Japanese Journal
- 樹脂含有植物を寄主とする非近縁の三群の蛾,ヤママユガ科の2属とフサヤガ亜科
- PEIGLER Richard S.,杉 繁郎
- 蝶と蛾 37(1), 45-50, 1986-04-20
- … maを含める),新大陸特産のヤママユガ科の一属Citheronia,ならびにヤガ科の一亜科Euteliinae(フサヤガ亜科)である.これら3群の蛾の地域ごとの食草撰択の範囲を第1図に示した.考察の対象とする植物群はウルシ科,カンラン科,シクンシ科,カキ属(カキノキ科),フタバガキ科,クルミ科,フウ属(マンサク科),フトモモ科およびマツ属(マツ科)の9群を示してある.個々の食性の一次資料は引用を省略し,主な出典をあげておく.新大陸のオオ …
- NAID 110007707622
Related Links
- カンラン科 (橄欖科、Burseraceae) は、被子植物門の科のひとつである。APG植物分類 体系ではムクロジ目に属すが、その他の分類体系ではミカン目に属していた。 アジア、 アフリカと南北アメリカの亜熱帯から熱帯にかけて17から18属540種が分布する。 ...
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