- 英
- cocktail therapy
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/24 04:39:30」(JST)
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カクテル療法(カクテルりょうほう)とは、複数の薬を各人の症状・体質に合わせて組み合わせて投与し、症状を抑える治療法。別名多剤併用療法。後天性免疫不全症候群 (AIDS) の治療などで有名。
目次
- 1 名前の由来
- 2 種類
- 2.1 原発性糸球体腎炎
- 2.2 後天性免疫不全症候群(AIDS)
- 3 参考文献
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
名前の由来
これは複数のお酒、ジュース等を混ぜて作るカクテルに由来する。複数の薬を一緒に投与することからこの名前が付けられた。
種類
原発性糸球体腎炎
以下の3種類を用いる。
後天性免疫不全症候群(AIDS)
AIDSの原因ウイルスであるHIVを、完全に体内から除去する治療法は、現在確立されていない。HIVの増殖を抑える治療法として有効とされているのが、このカクテル療法(HAART療法)である。HIV-1感染症に対するカクテル療法では、核酸系逆転写酵素阻害剤、非核酸系逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤を数種類組み合わせた投与が行われる。ただし個人の体質・症状により異なるので使用、投与の際は医師との綿密な相談が必要となる。
参考文献
関連項目
外部リンク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 人工膝関節全置換術(TKA)の疼痛管理 : 関節周囲多剤カクテル療法 (特集 低侵襲TKAの最前線 MIS-TKAを再考する)
- 鏡視下腱板修復術後におけるカクテル療法の有効性についての検討
- 寺谷 威
- 肩関節 43(2), 580-583, 2019
- … 鏡視下腱板修復術(ARCR)後におけるカクテル療法の有効性について調査した.ARCRを施行した68肩を対象とした.方法はカクテル群(0.75%ロピバカイン20ml,モルヒネ5mg,アドレナリン0.3mg,ベタメタゾン2mg,生理食塩水= 42ml)とコントロール群(0.75%ロピバカイン20ml,生理食塩水=42ml)に分け二重盲検法にて行った.手術終了後にいずれかの薬液を肩甲上腕関節内,肩峰下滑液包内,肩甲上神経,三角筋前方,中部,後 …
- NAID 130007708989
- 第44回学会寄稿 THA後の術後疼痛管理 : 関節周囲多剤カクテル療法vs硬膜外ブロック
- 洲鎌 亮,箕田 行秀,大田 陽一,中村 博亮,小林 章郎,溝川 滋一,原口 圭司,高橋 信太郎
- 日本関節病学会誌 36(2), 107-111, 2017
- NAID 40021282287
Related Links
- カクテル療法(カクテルりょうほう)とは、複数の薬を各人の症状・体質に合わせて 組み合わせて投与し、症状を抑える治療法。別名多剤併用療法。後天性免疫不全 症候群 (AIDS) の治療などで有名。
★リンクテーブル★
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- 英
- method、law
- 関
- 測定法、測定方法、訴訟、方法、法律学、手法、方式、法律
[★]
- 英
- therapy、regimen、cure、remedy、therapeutic
[★]
- 英
- cocktail
- 関
- 混合物、反応混液