エンテロペプチダーゼ

出典: meddic

enteropeptidase
エンテロキナーゼ enterokinase
膵液
  • 至適pH 6-9





Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/11/21 05:19:26」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

和文文献

  • メダカエンテロペプチダーゼの発見 : バイオツールとしての利用
  • 荻原 克益,高橋 孝行
  • バイオサイエンスとインダストリー = Bioscience & industry 65(9), 458-459, 2007-09-01
  • NAID 10019750053
  • ラットエンテロペプチダーゼの発現調節の検討
  • 矢作 直久,一瀬 雅夫,塚田 真子,松原 康朗,岡 政志,清水 靖仁,鈴木 雄久,辻 正弘,城戸 正開,小俣 政男,木村 哲,三木 一正
  • 消化と吸収 21(2), 28-31, 1999-01-30
  • NAID 10016050715
  • エンテロペプチダーゼのクローニングとその遺伝子発現調節の検討
  • 矢作 直久,一瀬 雅夫,松原 康朗,鈴木 雄久,岡 政志,清水 靖仁,塚田 真子,三木 一正
  • 消化と吸収 20(1), 70-73, 1997-11-30
  • NAID 10016050406

関連リンク

栄養・生化学辞典 エンテロペプチダーゼの用語解説 - [EC3.4.21.9].エンテロキナーゼ は旧称.十二指腸粘膜や膵臓にあるペプチダーゼで,トリプシノーゲンのN末端から6 番目のリシンと7番目のイソロイシンの間のペプチド結合を切断して活性のある トリプシン ...
エンテロキナーゼはセリンプロテアーゼ(EC 3.4.21.9)である。腸刷子縁膜にエンテロ キナーゼを留めておく82–140 kDaの重鎖と触媒サブユニットである35–62 kDaの軽鎖 からなり、それぞれジスルフィド結合で繋がっている。 エンテロキナーゼはキモトリプシン ...

関連画像

単量体ドメインの組み合わせ エンテロキナーゼPatent WO2012115247A1 - 角層剥離促進 エン テロ ペプチダーゼ 509 wants


★リンクテーブル★
先読み膵液」「enterokinase
リンク元小腸」「エンテロキナーゼ」「enteropeptidase
関連記事エンテロ

膵液」

  [★]

pancreatic juice
膵臓

概念

  • 消化酵素を含むアルカリ性の分泌液である。

分泌量

  • 1.2-1.5 L/day

構造

  • 1. 腺房
腺房細胞
消化酵素分泌、チモーゲン顆粒(+)
腺房細胞は隣接する細胞とGap junctionを形成
→cAMP,Ca2+などは隣接細胞に拡散
→腺房が分泌の機能単位
  • 2. 導管系
介在導管intercalated duct
一部は中心腺房細胞として腺房内に入り込んでいる。チモーゲン顆粒(-)
小葉内導管intralobular duct
小葉外導管extralobular duct

成分

  • 1. 電解質
陽イオン:Na+,K+(ほぼ血漿濃度)、Ca2+,Mg2+(濃度低い)
陰イオン:HCO3-(血漿濃度の4倍),
Cl-,SO42-,HPO42-(濃度低い)
なお、HCO3-とCl-は分泌速度依存的
膵液の分泌速度が速いとき、HCO3-↑、Cl-↓
膵液の分泌速度が遅いとき、HCO3-↓、Cl-↑
  • 2. 消化酵素
  • アミラーゼ
膵αアミラーゼ
  • ペプチダーゼ:不活性化状態で分泌
トリプシノーゲン
キモトリプシノーゲン
プロカルポキシペプチダーゼA,B
プロエラスターゼ
  • リパーゼ
膵リパーゼ(ステアプシン)
コレステロールエステルヒドロラーゼ
プロホスホリパーゼA2
  • 核酸分解酵素(RNA,DNA→ヌクレオチド)
リボヌクレアーゼ
デオキシリボヌクレアーゼ

生理的分泌調節機構

  • 1. 頭相
全食事中の約20%分泌
味覚・嗅覚(無条件性)、聴覚・視覚(条件性)→迷走神経(ACh作動性)→膵腺房→膵液分泌↑→胃G細胞→ガストリン↑
  • 2. 胃相
  • 2-1. 胃壁伸展→迷走神経局所反射(Ach作動性)
→膵腺房→膵液分泌↑ →胃G細胞→ガストリン↑
  • 2-2. 食物ペプチド,アミノ酸→胃G細胞→ガストリン↑→膵液分泌↑
  • 3. 腸相
全食事中の約80%分泌
  • 3-1. フェニールアラニン・脂肪酸,モノグリセリド→小腸I細胞→CCK↑→膵腺房→膵液分泌↑
  • 3-2. 腸pH<4.5→小腸S細胞→セクレチン↑→導管→Na+,HCO3-分泌↑
  • 3-3. アミノ酸,脂肪酸,→十二指腸粘膜→迷走神経反射→ACh↑→膵腺房→膵液分泌↑

電解質の分泌調節

  • 1. 腺房細胞
  • ACh(迷走神経),CCK→[Ca2+]i↑→K+,Cl-チャンネル活性化→血漿成分に近い電解質および酵素を分泌。すなわちCl-のみ分泌されるため、細胞間隙からNa+,H2Oが移動する結果等張となる。
  • 2. 導管細胞
  • セクレチン→cAMP↑→Cl-チャンネル活性化→HCO3-/Cl-交換輸送→HCO3-分泌→電気的勾配に従ってNaが分泌される。

消化器ホルモンによる分泌調節




enterokinase」

  [★]


WordNet   license wordnet

「enzyme in the intestinal juice that converts inactive trypsinogen into active trypsin」


小腸」

  [★]

small intestine (Z)
intestinum tenue
管腔内消化
  • 小腸は3大栄養素の消化、吸収を行う重要な部位である
  • 腸液を分泌する

解剖学

定義

  • 胃の幽門より盲腸に至るまで。
  • 十二指腸+腸間膜小腸

組織学

腸腺

生理学

運動の型

  • 1. 食後期
  • a.分節運動 segmentation
  • b.蠕動運動 peristalsis
蠕動ラッシュperistalic rush:急速移動。感染性下痢など腸粘膜の異常刺激による。
  • c. 振子運動
  • 2. 空腹期
消化間欠期伝播性収縮

運動の発生機構

  • 1. 筋原性
腸平滑筋固有リズムによる。ペースメーカーとなる細胞により発生する。
徐波 slow wave、基本的電気リズム basic electric thythm (BER)
  • 2. 神経性
外来神経系
副交感性:促進
交感性 :抑制
内在神経系
胃小腸反射により食後期運動誘発
なお、IMCの調節には外来、内在神経系のいずれも関係する
  • 3. 液性
ガストリン、コレシストキニン、インスリン
食後期運動増大
ガストリン
IMC抑制
モチリン
IMC誘発
セクレチン、グルカゴン
運動抑制

炭水化物の吸収

  • 食物中の3大炭水化物.
  • 1. 二糖類disaccharides
スクロース(グルコース+フルクトース)
マルトース(グルコース+グルコース)
ラクトース(グルコース+ガラクトース)
  • 2.ポリサッカライド
植物性でん粉
アミロース  :グルコースが直鎖状に重合
アミロペクチン:グルコースが樹枝状に重合
直鎖部はα1,4結合
分枝部はα1,6結合
動物性でん粉
グリコーーゲン
  • 3.セルロース
グルコースのβ1,4結合(消化不可)

炭水化物の消化

  • 1. 管内消化
管内消化は、主に口腔、十二指腸で起こる
唾液αアミラーゼと膵αアミラーゼにより、直鎖状に2~9分子重合したグルコースまで分解される
αアミラーゼは直鎖部分(α1,4結合)を加水分解する
唾液αアミラーゼは作用が弱く、また胃で失活する
マルトース(グルコース2分子)
マルトリオース(グルコース3分子)
α1,4結合マルトオリゴ糖(グルコース4-9分子)
α限界デキストリン(グルコース5-9分子、分岐したオリゴ糖)
  • 2. 膜消化 membrane digestion (終末消化terminal digestion)
膜消化は小腸の刷子縁で起こる。
刷子縁にはオリゴ糖消化酵素が存在する。
ラクターゼ:ラクトース→グルコース+ガラクトース
スクラーゼ:スクロース→グルコース+フルクトース
マルターゼ:マルトース→グルコース+グルコース
トレハラーゼ:トレハロース→グルコース+グルコース
αデキストリナーゼ:α1,4結合,α1,6結合の分解(=isomaltase)
グルコアミラーゼ:マルトオリゴ糖(α1,4結合)→グルコース
  • 3. 吸収(炭水化物の90-95%が小腸で吸収される。)
  • グルコース、ガラクトース~一能動輸送
刷子縁膜
Na依存性能動輸送を介して細胞内に取り込まれる。Na+とグルコース(ガラクトース)の共輸送体であるSGLT1が、Na+の濃度勾配を利用して細胞内に取り込む(2次的能動輸送)
外側基底膜
GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
  • フルクトース
刷子縁膜
GLUT5によるNa非依存的促進拡散により細胞内に取り込まれる。
細胞内
フルクトース+Pi→グルコース+乳酸
外側基底膜
GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する

炭水化物の吸収傷害

腸内炭水化物濃度↑→腸内浸透圧↑     →下痢
         →腸内フローラ(細菌叢) →腸内ガス発生
乳糖不耐症
小腸上皮細胞刷子縁におけるラクターゼ産生不能

タンパク質の吸収

  • 1. 管内消化
胃や膵臓でタンパク質を分解してオリゴペプチド(アミノ酸4個以上)を生成
1-1. 消化酵素の活性化
ペプシン
胃液ペプシノーゲン → (H+が触媒:::) → ペプシン
胃液ペプシノーゲン → (ペプシンが触媒) → ペプシン
トリプシン
膵液トリプシノーゲン → (エンテロペプチダーゼ) → トリプシン
膵液トリプシノーゲン → (トリプシンが触媒::) → トリプシン
その他のタンパク質分解酵素(カルボキシペプチダーゼA,B)
トリプシンが活性化
  • 2. 終末消化 (膜消化+細胞内消化)
刷子縁でオリゴペプチドの分解がおき、そのための酵素ペプチド分解酵素が存在する。
アミノペプチダーゼ
N末から加水分解してアミノ酸を遊離
ジペプチダーゼ
ジペプチドを2個のアミノ酸に分解
ジペプチジルアミノペプチダーゼ
N末よりジペプチドを遊離する
  • 3. 吸収
  • アミノ酸輸送
刷子縁膜
Na+依存性能動的輸送
中性アミノ酸、イミノ酸(プロリン、水酸化プロリン)、酸性アミノ酸:::::::::::Na+非依存性促進拡散
塩基性アミノ酸、中性アミノ酸(疎水基を有するもの)
外側基底膜
Na+依存性能動的輸送、Na+非依存性促進拡散、単純拡散(外側基底膜はアミノ酸透過性高い)
  • ペプチド輸送
刷子縁膜
Na+/H+ antiporter
2H+/ペプチド synporter
細胞内
プロリダーゼ、ジペプチダーゼ、トリペプチダーゼによる分解
外側基底膜
Na+-K+-ATPase

脂質の吸収

  • 1. 食物中の脂質
トリグリセリド(中性脂肪):C14~C18
コレステロール
コレステロールエステル
リン脂質:::::::::主にレシチン
  • 2. 消化
  • 2-1. 乳化
乳化は脂肪水解を速める
胆汁酸、レシチンなどにより1μm以下の脂肪滴形成
  • 2-2. 脂肪水解
膵リパーゼ
トリグリセリド → 2分子の遊離脂肪酸(FFA) + 2-モノグリセリド
コレステロールエステラーゼ
コレステロールエステル → FFA + コレステロール
ホスホリパーゼA2
レシチン → FFA + リゾレシチン
  • 2-3. ミセル形成
脂肪分解産物(モノグリセリド,リゾレシチン,FFA,コレステロール,脂溶性ビタミン)
胆汁酸、レシチンとミセル形成
  • 3. 吸収
ミセルが微絨毛周囲の非撹拝層に侵入→単純拡散により吸収(脂肪の消化・吸収過程の律速過程)
  • 4. カイロミクロン形成
ミセルにより細胞内に脂肪分解産物が運ばれ、滑面小胞体内で脂肪分解産物から脂質が再合成される。その後、リポ蛋白にと結合してカイロミクロンとなり、ゴルジ装置に入りエキソサイトーシスにより絨毛リンパ管に入る。

栄養の吸収部位




エンテロキナーゼ」

  [★]

enterokinase
エンテロペプチダーゼ
SP. 697,738
  • 至適pH 6-9 (SP.697)
  • 十二指腸の粘膜から分泌される、らしい


enteropeptidase」

  [★]

エンテロペプチダーゼ

enterokinase


エンテロ」

  [★]

entero




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡