エポエチンベータ

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epoetin beta
エポジンミルセラ
エリスロポエチン


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/23 21:36:26」(JST)

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和文文献

  • エポエチン ベータ ペゴル投与変更後のヘモグロビン濃度維持効果と薬剤投与量に関する検討
  • 糖尿病性腎症患者の腎性貧血に対する遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤の開始時期に関する臨床研究
  • 鈴木 久美,馬場園 哲也,花井 豪,岩本 安彦
  • 東京女子医科大学雑誌 81(E2), E206-E213, 2011-03-31
  • 貧血が糖尿病性腎症の進展に対する危険因子であることが知られているが、腎症患者における遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤(以下rHuEPO)の至適開始時期に関しては不明である.本研究は、糖尿病性腎症患者におけるエポエチンベータ開始時のヘモグロビン値と腎症進展との関連を明らかにすることを目的とした.,2003年7月から2008年6月までの期間に当科で腎性貧血に対してエポエチンベータを開始した保存期糖 …
  • NAID 110008441469

関連リンク

EPO-AMI-Ⅱ 心筋梗塞患者に対するエポエチンベータ投与による心機能改善効果に関する研究-Ⅱ
エリスロポエチン(erythropoietin; 略称: EPO)とは、赤血球の産生を促進するホルモン。分子量は約34000、165個のアミノ酸 ... ドイツ語のウィキペディアja.wikipedia.orgで、エポエチンベータに関する記事が直近の30日間に閲覧された回数は6 ...

関連画像


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添付文書

薬効分類名

  • 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤

販売名

エポジン注シリンジ6000

組成

成分・含有量:有効成分:1シリンジ(0.5mL)中

  • エポエチン ベータ(遺伝子組換え)注2):6000国際単位(IU)

成分・含有量:添加物:1シリンジ(0.5mL)中

  • L‐塩酸ヒスチジン 0.675mg
    ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール 0.250mg
    等張化剤(塩化ナトリウム)、pH調整剤(リン酸水素ナトリウム水和物、水酸化ナトリウム、希塩酸注3)
  • 注2)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。
  • 注3)必要に応じて添加

禁忌

  • 本剤又は他のエリスロポエチン製剤・ダルベポエチン アルファ製剤に過敏症の患者


効能または効果

連続携行式腹膜灌流(CAPD)施行中の腎性貧血

透析導入前の腎性貧血

貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血

連続携行式腹膜灌流(CAPD)施行中の腎性貧血

  • 通常、成人にはエポエチンベータ(遺伝子組換え)として、投与初期は、1回6000国際単位を週1回皮下投与する。貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回6000〜12000国際単位を2週に1回投与する。
    また、通常、小児には、投与初期は、1回50〜100国際単位/kgを週1回皮下投与する。貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回100〜200国際単位/kgを2週に1回投与する。
    なお、いずれの場合も貧血の程度等により適宜増減する。
    貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。

透析導入前の腎性貧血

  • 静脈内投与については、通常、成人にはエポエチンベータ(遺伝子組換え)として、投与初期は、1回6000国際単位を週1回、できるだけ緩徐に投与する。貧血改善効果が得られた後は、維持量として、患者の貧血の程度、年齢等により、1週あたり6000国際単位以下の範囲で適宜調整する。
    皮下投与については、通常、成人にはエポエチンベータ(遺伝子組換え)として、投与初期は、1回6000国際単位を週1回投与する。貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回6000〜12000国際単位を2週に1回投与する。
    また、通常、小児には、投与初期は、1回50〜100国際単位/kgを週1回投与する。貧血改善効果が得られた後は、維持量として、1回100〜200国際単位/kgを2週に1回投与する。
    なお、いずれの場合も貧血の程度等により適宜増減する。
    静脈内投与、皮下投与とも、貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)前後とする。

貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血

  • 通常、成人には体重を考慮に入れヘモグロビン濃度が13〜14g/dL以下の患者を対象に、手術前の自己血貯血時期にエポエチンベータ(遺伝子組換え)として、1回6000国際単位を隔日週3回、できるだけ緩徐に静脈内投与する。投与期間は、予定貯血量が800mLの場合は術前2週間、1200mLの場合は術前3週間を目安とする。なお、自己血採血日の投与は採血終了後に行い、患者のヘモグロビン濃度や予定貯血量等に応じて投与回数や投与期間を適宜増減する。


慎重投与

  • 心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞等の患者、又はそれらの既往歴を有し血栓塞栓症を起こすおそれのある患者[本剤投与により血液粘稠度が上昇するとの報告があり、血栓塞栓症を増悪あるいは誘発するおそれがある。また、特に自己血貯血に使用する場合には、術後は一般に血液凝固能が亢進するおそれがあるので観察を十分に行うこと。]
  • 高血圧症の患者[本剤投与により血圧上昇を認める場合があり、また、高血圧性脳症があらわれることがある。]
  • 薬物過敏症の既往歴のある患者
  • アレルギー素因のある患者


重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状

  • ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、咽頭浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

高血圧性脳症、脳出血

  • 急激な血圧上昇により、頭痛・意識障害・痙攣等を示す高血圧性脳症、高血圧性脳出血があらわれる場合があるので、血圧等の推移に十分注意しながら投与すること。

心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞

  • 心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

肝機能障害、黄疸

  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

赤芽球癆

  • 抗エリスロポエチン抗体産生を伴う赤芽球癆があらわれることがあるので、その場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。


薬効薬理

赤血球増加作用

  • 正常ラット、マウスにおいて網状赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値、赤血球数の用量依存的な増加が認められた16,17)
  • 各種腎性貧血モデル動物(5/6腎摘ラット18)、慢性腎炎ラット19)、腎不全イヌ20))において赤血球増加による著明な貧血改善効果が認められた。
  • 本剤とヒト尿由来エリスロポエチンの造血効果を、正常ラット及び5/6腎摘ラットを用いて比較したとき、両者間に有意な差は認められなかった17)
  • 瀉血したラット21)及びイヌ22,23)において、ヘモグロビン濃度の低下抑制や回復の促進効果が認められた。
  • 本剤をマウスに連日静脈内投与したとき、骨髄と脾臓における赤芽球コロニー形成細胞(CFU‐E)数が有意に増加した。CFU‐E数(骨髄)の増加のピークは2日目にみられたのに対し、網状赤血球の増加のピークは5日目にみられた24)

作用機序

  • ヒト由来の天然エリスロポエチンと基本的に差異のない構造を有する糖蛋白質性の造血因子で、骨髄中の赤芽球系前駆細胞に働き、赤血球への分化と増殖を促すと考えられている。
  • マウスの骨髄細胞を本剤存在下で培養し、コロニー形成能を測定した結果、CFU‐Eをはじめとして赤芽球バースト形成細胞(BFU‐E)、巨核球系前駆細胞(CFU‐Meg)にも作用したが、顆粒球マクロファージ系前駆細胞(CFU‐GM)には全く作用しなかった(in vitro)17)


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • エポエチン ベータ(遺伝子組換え)
    (Epoetin Beta(Genetical Recombination))(JAN)

本 質

  • ヒト肝細胞のmRNAに由来するヒトエリスロポエチンcDNAの発現により、チャイニーズハムスター卵巣細胞で産生される165個のアミノ酸残基(C809H1301N229O240S5;分子量:18,235.70)からなる糖蛋白質(分子量:約30,000)


★リンクテーブル★
先読みエリスロポエチン」「epoetin beta
リンク元エポジン
関連記事エポエチン

エリスロポエチン」

  [★]

erythropoietin EPO EP Ep
赤血球生成促進因子 erythropoiesis-stimulating factorエリスロポイエチンヒトエリスロポエチン human erythropoietin
epoetin alfa, Epogen, Procrit
[[]]

種類

分類

性状

  • 糖タンパク質
  • 34kDa

産生組織

the interstitium of the renal parenchyma, outside the tubular basement membrane , mostly in the inner cortex and outer medulla. (WINTEROBE'S CLINICAL HEMATOLOGY. 209)

標的組織

  • 分化赤血球系前駆細胞(CFU-E)

受容体

作用


分泌の調整

  • EPO分泌↑
  • 血液中の酸素分圧低下
  • 失血、気圧減少、肺疾患、心疾患
  • エリスロポエチン産生腫瘍
  • 小脳血管芽細胞種、肝癌、腎癌
  • EPO分泌↓
  • 大量輸血
低酸素状態に対するエリスロポエチンによる代償機構の発現には数日かかる。2,3-DPGによる代償機構は2日。(SP.489,654)

分子機構

  • 低酸素刺激で発現誘導される転写因子HIF(ヘテロダイマー:HIF-1α、HIF-1β)がエリスロポエチンの発現に関与

生合成

臨床関連

腎不全で分泌↓



epoetin beta」

  [★]

エ・エチンベータ


エポジン」

  [★] エポエチンベータ


エポエチン」

  [★]

epoetin
エスポーエポジンミルセラ
エポエチンアルファ

他に分類されない代謝性医薬品

  • ヒトエリスロポエチン製剤




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