エピペン

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アドレナリン

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/13 23:45:05」(JST)

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和文文献

  • アナフィラキシーとエピペン (特集 アレルギー疾患の新常識 : 増え続ける疾患に,あなたはどう立ち向かいますか?) -- (押さえておきたいアレルギーの常識)
  • 園・学校におけるアレルギー疾患への対応 (特集 園医・学校医の役割)
  • 海老澤 元宏
  • 日本医師会雑誌 141(7), 1497-1501, 2012-10
  • NAID 40019432444

関連リンク

「エピペン」は、医師の治療を受けるまでの間、アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。「エピペン」を正しく理解・使用していただくための情報をご提供 ...
アナフィラキシー補助治療剤 エピペンは、アナフィラキシー発現時に患者さん自身が、自己注射する補助治療剤です。本サイトでは医療関係者の皆様を対象に、エピペンに関する様々な情報をご紹介しています。
ハチ刺傷によるアナフィラキシー症状を緩和するための自己注射器”エピペン”が,医師の処方により入手できるようになりました. 主成分はアドレナリンで,強心作用,血圧の上昇作用,気管支の拡張作用があり,アナフィラキシー ...

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Simplogで写真を見る エピペン注射液0.15mgもあります北の小さなまちからエピペン講習 注射製剤「エピペン(Rエピペン2

添付文書

薬効分類名

  • アナフィラキシー補助治療剤

販売名

エピペン注射液0.15mg

組成

  • エピペン注射液0.15mgは、1管2mL入り製剤であるが、0.3mL注射される。

成分・含量(1管中)

  • アドレナリン1mg/2mL

添加物

  • ピロ亜硫酸ナトリウム3.34mg/2mL

禁忌

  • 次の薬剤を投与中の患者[「併用禁忌」の項参照]
  • ブチロフェノン系・フェノチアジン系等の抗精神病薬、α遮断薬


効能または効果

  • 蜂毒、食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療(アナフィラキシーの既往のある人またはアナフィラキシーを発現する危険性の高い人に限る)
  • アナフィラキシー反応は、病状が進行性であり、初期症状(しびれ感、違和感、口唇の浮腫、気分不快、吐き気、嘔吐、腹痛、じん麻疹、咳込みなど)が患者により異なることがあるので、本剤を患者に交付する際には、過去のアナフィラキシー発現の有無、初期症状等を必ず聴取し、本剤の注射時期について患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者に適切に指導すること。
  • また、本剤の注射時期については、次のような目安も参考とし、注射時期を遺失しないよう注意すること。
  • 初期症状が発現し、ショック症状が発現する前の時点。
  • 過去にアナフィラキシーを起こしたアレルゲンを誤って摂取し、明らかな異常症状を感じた時点。
  • 通常、アドレナリンとして0.01mg/kgが推奨用量であり、患者の体重を考慮して、アドレナリン0.15mg又は0.3mgを筋肉内注射する。
  • 通常、成人には0.3mg製剤を使用し、小児には体重に応じて0.15mg製剤又は0.3mg製剤を使用すること。
  • 0.01mg/kgを超える用量、すなわち、体重15kg未満の患者に本剤0.15mg製剤、体重30kg未満の患者に本剤0.3mg製剤を投与すると、過量となるおそれがあるので、副作用の発現等に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤の使用についても考慮する必要があるが、0.01mg/kgを超える用量を投与することの必要性については、救命を最優先し、患者ごとの症状を観察した上で慎重に判断すること。
  • 本剤は投与量を安定化するため、1管中2mLの薬液が封入されているが、投与されるのは約0.3mLであり、注射後にも約1.7mLの薬液が注射器内に残るように設計されていることから、残液の量をみて投与しなかったと誤解するおそれがあるので注意すること。
  • 本剤には安全キャップが装着されており、安全キャップを外すと、予期せぬときに作動するおそれがあるので、本剤の注射を必要とする時まで、絶対に安全キャップを外さないこと。[「適用上の注意」の項参照]
  • 本剤は一度注射すると、再度注射しても薬液が放出しない仕組みとなっているので、同一の製剤を用いて二度注射しないこと。
  • 本剤は臀部からの注射を避け、大腿部の前外側から注射すること。また、緊急時には衣服の上からでも注射可能である。[「適用上の注意」の項参照]
  • 本剤の誤注射を防止するため、指または手等をオレンジ色のニードルカバー先端にあてないよう注意すること。なお、もし指または手等に誤って本剤を注射した場合には、直ちに医療機関を受診して、適切な処置を受けるよう指導すること。[「適用上の注意」の項参照]
  • 本剤を患者に交付する際には、上記事項について患者、保護者またはそれに代わり得る適切な者に対して十分指導すること。

慎重投与

  • ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔薬を投与中の患者[併用により心筋のカテコールアミン感受性が亢進すると考えられており、頻脈、心室細動等の発現の危険性が増大するおそれがある。(「相互作用」の項参照)]
  • 高血圧の患者[本剤の血管収縮作用により、急激な血圧上昇があらわれるおそれがある。]
  • 肺気腫のある患者[肺循環障害を増悪させ、右心系への負荷が過重となり、右心不全に陥るおそれがある。]
  • 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
  • 心疾患のある患者[本剤のβ刺激作用により、心疾患を悪化させるおそれがある。]

重大な副作用

肺水腫(初期症状:血圧異常上昇)(頻度不明注5)

  • 肺水腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

呼吸困難(頻度不明注5)

  • 呼吸困難があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

心停止(初期症状:頻脈、不整脈、心悸亢進、胸内苦悶)(頻度不明注5)

  • 心停止があらわれることがあるので、初期症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

薬効薬理

  • 本剤は、化学的に合成した副腎髄質ホルモン(アドレナリン)を含有しており、交感神経のα、β受容体に作用する。

循環器系に対する作用4,5)

  • 心臓においては、洞房結節の刺激発生のペースをはやめて心拍数を増加させ、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大するので強心作用をあらわす。
    血管に対しては、収縮作用と拡張作用の両方をあらわし、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ末梢抵抗を増加させて血圧を上昇させる。

血管以外の平滑筋に対する作用4,5)

  • 気管支筋に対して弛緩作用をあらわし、気管支を拡張させて呼吸量を増加させる。

その他の作用6)

  • 喘息において、肥満細胞から抗原誘発性の炎症性物質を遊離することを抑制し、気管支分泌物を減少させ、粘膜の充血を減らす効果もある。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 〔日局〕アドレナリン(Adrenaline)
    〔日局別名〕エピネフリン

化学名

  • 4-[(1R)-1-Hydroxy-2-(methylamino)ethyl]benzene-1,2-diol

分子式

  • C9H13NO3

分子量

  • 183.20

性状

  • 本品は白色〜灰白色の結晶性の粉末である。
    本品はギ酸又は酢酸(100)に溶けやすく、水に極めて溶けにくく、メタノール又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
    本品は希塩酸に溶ける。
    本品は空気又は光によって徐々に褐色となる。


★リンクテーブル★
リンク元アドレナリン」「副腎ホルモン剤
関連記事エピ

アドレナリン」

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adrenarine
(国試)エピネフリン epinephrineエピレナミン epirenamineスプラレニン suprarenin
酒石酸水素エピネフリン
Adrenalin, EpiPenボスミンエピペン
カテコールアミンノルアドレナリンアドレナリン受容体
SPC. 61,68,86,142
GOO. 244

作用機序

薬理作用

血管作用

アドレナリン投与下にα受容体阻害薬を投与すると末梢血管抵抗が低下し血圧が低下する現象。α受容体を介した末梢血管収縮が抑制され、β2受容体を介した末梢血管平滑筋が弛緩することによる。

動態

適応

効能又は効果

(エピネフリン注0.1%シリンジ「テルモ」添付文書)

  • 下記疾患に基づく気管支痙攣の緩解
  • 気管支喘息,百日咳
  • 各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧またはショック時の補助治療
  • 心停止の補助治療

用量

  • 心肺蘇生
  • ACLS:静注1mg  ←  プレフィルのシリンジは大抵1mg/1mlで調製されている。
  • PALS:静注・骨髄 0.01mg/kg 気管内投与 0.1mg/kg
  • アナフィラキシーショック:皮下注~筋注で0.3mg

注意

  • 本剤は心筋酸素需要を増加させるため、心原性ショックや出血性・外傷性ショック時の使用は避けること(エピネフリン注0.1%シリンジ「テルモ」添付文書)

禁忌

副作用

副腎ホルモン剤」

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商品


エピ」

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