ウェルニッケ脳症

出典: meddic

Wernicke's encephalopathy, Wernicke encephalopathy
Wernicke脳症急性出血性上部灰白脳炎 polio-encephalitis haemorrhagica superior acuta
ウェルニッケ症候群ウェルニッケ病


病因

病理

症状

  • 眼球運動障害:両側外転神経麻痺、両側方注視麻痺、上方注視麻痺、両側内転障害。眼振。
  • コルサコフ症候群:記銘障害、作話、空間と時間に対する失見当識

検査

  • MRI
  • FLAIR
乳頭体第三脳室中脳水道第四脳室周囲の灰白質に病変部位が認められる。


国試


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/24 08:31:07」(JST)

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和文文献

  • 一目瞭然!目で診る症例 問題・解答 ([日本内科学会]専門医部会)
  • 宮武 諭
  • 日本内科学会雑誌 100(7), 2039-2041, 2011-07-10
  • NAID 40018932208
  • アルコール依存症に併存する認知症
  • 松下 幸生,松井 敏史,樋口 進
  • 精神神經學雜誌 = Psychiatria et neurologia Japonica 112(8), 774-779, 2010-08-25
  • NAID 10028059366
  • 糖尿病性腎症に対する血液透析療法中に非アルコール性ウェルニッケ脳症を呈した1例
  • 榎本 雪,守谷 新,菊地 サエ子,望月 仁志,杉浦 嘉泰,宇川 義一
  • 臨床神経学 50(6), 409-411, 2010-06-01
  • NAID 10026900411

関連リンク

ウェルニッケ脳症 (ウェルニッケのうしょう、英:Wernicke's encephalopathy)とは、 ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって起こる脳症のこと。ビタミンB1の欠乏だけでも発症 するが、アルコール多飲者に多くおこるため、アルコールも複合的に影響していると いわれて ...
ウェルニッケ脳症。ウェルニッケ脳症とはどんな病気か ビタミンB1(チアミン)の欠乏 による脳症です。ビタミンB1の欠乏のみでも発症しますが、アルコール多飲者に多く 起こるため、アルコールも複合的に影響し発症するとも推測され gooヘルスケア 家庭の 医学。

関連画像

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★リンクテーブル★
国試過去問095H010」「099A051」「103I052
リンク元ビタミン」「ビタミンB1」「コルサコフ症候群」「中心静脈栄養」「ビタミンB1欠乏症
関連記事」「ウェル」「ウェルニッケ」「脳症

095H010」

  [★]

  • 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
  • 43歳の女性。複視とふらつきとを主訴に来院した。
  • 現病歴 : 20日前から下痢を繰り返していた。10日前から複視が出現し、5日前から歩行時にふらつくようになった。
  • 生活歴 : 食事は不規則で、約5合の日本酒を毎日10年間飲用していた。
  • 現症 : 身長155cm、体重54kg。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧122/74mmHg。ぼんやりしており、見当識障害がある。両眼の外転制限と全方向性の注視眼振とを認める。歩行は失調性である。両下肢遠位に軽度の筋力低下と手袋靴下型の感覚低下とがある。四肢腱反射は消失しているが、病的反射はみられない。
  • 検査所見 : 血液所見:赤沈15mm/1時間、赤血球350万、Hb 9.7g/dl、Ht38%、白血球8,600、血小板13万。血清生化学所見:空腹時血糖96mg/dl、総蛋白6.4g/dl、蛋自分画(アルブミン55.7%、α1-グロブリン3.2%、α2-グロブリン7.1%、β-グロブリン10.6%、γ-グロブリン23.3%)、尿素窒素7mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、アンモニア45μg/dl(基準18~48)、総コレステロール140 mg/dl、総ビリルビン1.5 mg/dl、GOT96単位(基準40以下)、GPT82単位(基準35以下)、CK28単位(基準10~40)、Na138mEq/l、K3.5mEq/l、Cl 100mEq/l、脳脊髄液所見:細胞数3/mm3(基準0~2)、蛋白60mg/dl(基準15~45)、糖66mg/dl(基準50~75)。
  • この患者で考えられる障害部位はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 095H009]←[国試_095]→[095H011

099A051」

  [★]

  • 25歳の女性。反復する嘔吐と著しい体重減少とを主訴に来院した。重症妊娠悪阻の診断で緊急入院となった。絶食とし、糖質と電解質との輸液によって悪阻は軽減した。入院後3週目ころから急に、歩行がふらつき、物が二重に見えるようになり、会話内容も支離滅裂になった。意識は軽度混濁、見当識障害を認める。身長156 cm、体重39㎏。体温36.5℃。呼吸数18/分。脈拍88/分、整。血圧120/70mmHg。皮膚色は正常。貧血と黄疸とを認めない。胸部にラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫はない。眼振、眼球運動制限および歩行失調を認める。四肢麻痺、けいれん及び項部硬直はない。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099A050]←[国試_099]→[099A052

103I052」

  [★]

  • 53歳の男性。建設作業に従事している。朝から意味不明なことを言い、暴れるようになったため搬入された。日本酒で晩酌を20年間。1年前から食事を十分にとらず、酒量も増えて1升(1.8l)/日になった。昨夜も飲酒していた。頭部MRIのFLAIR像を以下に示す。
  • 診断はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 103I051]←[国試_103]→[103I053

ビタミン」

  [★]

vitamin


  • ビタミン、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称 wiki

ビタミン

性状 ビタミン名 化合物名 機能 補酵素名 欠乏症 過剰症
  アミノ酸代謝 補酵素前駆体
水溶性ビタミン ビタミンB1 チアミン 糖代謝   チアミン二リン酸 脚気
(多発性神経炎、脚気心による動悸・息切れ)
ウェルニッケ脳症
コルサコフ症候群
 
ビタミンB2 リボフラビン 酸化還元反応 アミノ酸オキシダーゼ フラビンアデニンジヌクレオチド 口角炎、舌炎、結膜炎、角膜炎、脂漏性皮膚炎  
ビタミンB6 ピリドキシン 転移反応、脱炭酸反応、離脱反応、ラセミ化 多くのアミノ酸 ピリドキサルリン酸 末梢神経障害(INHの副作用)  
ビタミンB12 シアノコバラミン C1転移 メチオニン分岐アミノ酸 コバルト補酵素 巨赤芽球性貧血  
ビタミンC アスコルビン酸 抗酸化     壊血病
易出血性、骨・筋の脆弱化
 
ビタミンB5 パントテン酸 CoAの骨格          
ビタミンB9 葉酸 C1転移 グリシンセリン   巨赤芽球性貧血  
ビタミンB3 ナイアシン
ニコチン酸
酸化還元反応   ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド ペラグラ
(1)光過敏性皮膚炎、(2)下痢、(3)認知症
 
ビタミンB7 ビオチン 炭素固定反応   ビオチン酵素 脂漏性皮膚炎鱗屑状皮膚炎  
脂溶性ビタミン ビタミンA レチノイド 転写因子、視覚       夜盲症
眼球乾燥症角膜軟化症(Bitot斑)・毛孔性角化症
脳圧亢進、四肢疼痛性腫脹、肝性皮膚落屑、悪心・嘔吐、食欲不振、催奇形性
ビタミンD コレカルシフェロール骨形成       くる病骨軟化症
腎臓・血管壁への石灰沈着、多尿、↑尿Ca、高Ca血症、高P血症
ビタミンE トコフェロール 抗酸化       未熟児の溶血性貧血  
ビタミンK フィロキノンメナキノン血液凝固因子オステオカルシンの成熟     出血傾向 溶血、核黄疸

ビタミンと欠乏症、過剰症

ビタミンB1」

  [★]

vitamine B1
チアミン thiamine塩酸チアミン thiamine hydrochlorideビタミンB1塩酸塩アノイリン aneurine
アミグランドパレセーフビーフリード
ビタミンチアミン二リン酸 thiamine pyrophosphate チアミンピロリン酸 TPP


  • 水溶性ビタミン

機能

  • 補酵素
  • 2. TCA回路の反応

臨床関連


コルサコフ症候群」

  [★]

Korsakoff syndrome, Korsakov syndrome
Korsakoff症候群
コルサコフ精神病 Korsakoff精神病 Korsakoff's psychosis Korsakov psychosisコルサコフ症状群
健忘作話症候群 amnesia-confabulatory syndrome健忘症状群 amnestic syndrome

概念

頭文字をとって Dr.C...


病因

  • 典型的にはビタミンB1欠乏症に合併するウェルニッケ脳症が原因であるが、続発性のものがある。
  • 続発症(頭部外傷、脳腫瘍、脳炎、CO中毒、老年認知症)

コルサコフ症候群

  • 英語なので、聞き取れなければ作話かどうかわかりません。

国試



中心静脈栄養」

  [★]

intravenous hyperalimentation IVH
中心静脈栄養法?、経中心静脈栄養法
経静脈栄養法完全静脈栄養経静脈的高カロリー輸液高カロリー静脈栄養輸液

合併症

  • 穿刺
  • 気胸、動脈穿刺、空気塞栓
  • 留置
  • 微量元素欠乏症


ビタミンB1欠乏症」

  [★]

vitamin B1 deficiency
ビタミンビタミンB1
ウェルニッケ脳症コルサコフ症候群


  • 成人のビタミンB1所要量:男1.1mg、女0.8mg

症状

  • 重症


症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態

ウェル」

  [★]

well
井戸順調よく


ウェルニッケ」

  [★]

Wernicke


脳症」

  [★]

encephalopathy





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