- 英
- amfenac、amfenac sodium
- 関
- アンフェナクナトリウム
Japanese Journal
- ガスクロマトグラフィー/質量分析法によるヒト血しょう中のアンフェナクナトリウム及びその代謝物の定量
- 相沢 一雅 [他],柴山 真有美,小宮 泉,西尾 元宏,甲斐 文夫
- 分析化学 36(5), 326-329, 1987-05-05
- … GC/MSによるヒト血しょう中のアンフェナクナトリウム(AMF)及び代謝物(S_1,S_2,S_3)の測定法を開発した.アルカリ条件下でS_1を溶媒抽出により分離し,その後酸処理によりAMFをS_1に変換しS_2,S_3と共に溶媒抽出した.S_1及びS_1に変換されたAMFはそのまま,S_2,S_3はメチルエステル誘導体に導きGC/MSで定量した.この測定法の開発によりAMF, S_1に併せ,S_2,S_3の同時定量が可能となった.ヒトにAMF製剤を投与し,その血しょう中濃度を測定した …
- NAID 110002909615
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フェナゾックスカプセル50mg
組成
- フェナゾックスカプセル50mgは、1カプセル中に下記の成分を含有する。
有効成分
添加物
- 結晶セルロース、トウモロコシデンプン、酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム
カプセル本体:酸化チタン、黄色五号、ラウリル硫酸ナトリウム
禁忌
- 消化性潰瘍のある患者(ただし、「慎重投与」の項参照)[消化性潰瘍が悪化するおそれがある。]
- 重篤な血液の異常のある患者[血液障害が報告されており、悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[肝障害が報告されており、悪化するおそれがある。]
- 重篤な腎障害のある患者[腎血流量減少や腎での水及びNa再吸収増加を引き起こし、腎機能を低下させるおそれがある。]
- 重篤な心機能不全のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用に基づくNa・水分貯留傾向があるため、心機能を悪化させるおそれがある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発するおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- 下記の疾患並びに症状の消炎・鎮痛
- 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、顎関節症
- 手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛
- 通常成人は、アンフェナクナトリウム水和物として1日200mgを4回に分け毎食後及び就寝前に経口投与する。
頓用する場合は1回50mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 消化性潰瘍の既往歴のある患者[消化性潰瘍を再発させるおそれがある。]
- 血液の異常又はその既往歴のある患者[血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 肝障害又はその既往歴のある患者[肝障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 腎障害又はその既往歴のある患者[腎障害を悪化又は再発させるおそれがある。]
- 心機能障害のある患者[心機能障害を悪化させるおそれがある。]
- 過敏症の既往歴のある患者
- 気管支喘息の患者[重症喘息発作(アスピリン喘息)を誘発させるおそれがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者(ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。)
- 潰瘍性大腸炎の患者
- クローン病の患者
重大な副作用
- ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 消化性潰瘍、胃腸出血(0.1%未満)等があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- ネフローゼ症候群(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗炎症作用10)
- カラゲニン足蹠浮腫(ラット)に対してジクロフェナクナトリウムより強い抑制作用を、また、ケトプロフェン、インドメタシンと同等の抑制作用を示した。
- アジュバント関節炎(ラット)に対してジクロフェナクナトリウム、ケトプロフェンと同等の抑制作用を示した。
- カラゲニン胸膜炎(ラット)の滲出液貯留に対してジクロフェナクナトリウム、インドメタシンより強い抑制作用を、また、ケトプロフェンと同等の抑制作用を示した。
- 肉芽増殖(コットンペレット法:ラット)に対してケトプロフェン、ジクロフェナクナトリウムと同等の抑制作用を示した。
鎮痛作用10,11)
- ブラジキニン疼痛試験(イヌ)に対し強い抑制作用を示し、そのED50は0.3mg/kg(経口)であった。
- アジュバント関節炎(ラット)、Randall-Selitto法(ラット)及びフェニルキノンWrithing法(マウス)による鎮痛作用はインドメタシンと同等であったが、ジクロフェナクナトリウム、ケトプロフェンより強い作用を示した。
プロスタグランジン合成阻害作用12)
- ウシ精嚢腺のサイクロオキシゲナーゼによるPGG2及びPGH2生成(in vitro)に対して、インドメタシンより強い抑制作用を示した。
ラットのアラキドン酸又はPGE2によるブラジキニンの血管透過性亢進の増強、カラゲニン足蹠浮腫増強、カラゲニン胸膜炎増強(in vivo)に対して各々の作用を抑制した。また、アラキドン酸単独投与による血管透過性亢進を抑制した。
有効成分に関する理化学的知見
性 状
- アンフェナクナトリウム水和物は黄色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水又はメタノールに溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、アセトンに溶けにくく、エーテル又はクロロホルムにほとんど溶けない。
一般名
- アンフェナクナトリウム水和物 Amfenac Sodium Hydrate
化学名
- sodium(2-amino-3-benzoylphenyl)-acetate monohydrate
分子式
分子量
融 点
分配係数
- (log10 1-オクタノール層/水層、20±5℃)
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