アンチトロンビンIII

出典: meddic

antithrombin III, ATIII
アンチトロンビン antithrombin AT
アンスロビンノイアートノンスロン
トロンビン抗凝固療法血液凝固因子


概念

  • アンチトロンビンと同じ。
  • 抗凝固薬であるヘパリンによって活性化される
  • 肝臓で産生される。
  • 約65kDaの糖タンパク質  (c.f. アルブミン 69kDa) ゆえに、ネフローゼ症候群の際には腎から排泄されてしまう。


生理作用

*ヘパリンと結合して活性化され、セリンプロテアーゼ活性のある蛋白質と結合しセリンプロテアーゼ活性を不可逆的に消失させる。

  • 第Xa因子、第IXa因子の中和 (SP.509)
  • トロンビンの不活化。


  • 薬剤としてのヘパリンによって活性化される。普段は血管内皮上に存在するヘパリン(heparine-like molecule)によって活性化される (BPT.88)
  • セリンプロテアーゼを阻害する。


検査

低値

  • DIC、血栓症
  • 肝硬変、肝癌
  • ネフローゼ症候群
  • 敗血症




-アンチトロンビン


-AT III


UpToDate Contents

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和文文献

  • AT III欠損症を合併した Kniest 症候群女児の両尖足変形に対する周術期経験
  • 吉井 理一郎,田中 源幸,神囿 純一,栫 博則,永野 聡,吉野 伸司,石堂 康弘,小宮 節郎
  • 整形外科と災害外科 61(4), 807-810, 2012-09-25
  • NAID 10031013914
  • アフェレシスと抗凝固法(実践 アフェレシス技術マニュアル2011)
  • 松金 隆夫
  • 日本アフェレシス学会雑誌 30(3), 199-201, 2011-10-31
  • NAID 110008802414
  • 敗血症におけるアンチトロンビンIII(AT III)欠乏症とDICについて
  • 齋藤 倫子,武田 宗和,原田 知幸,諸井 隆一,並木 みずほ,名取 恵子,鈴木 秀章,康 美里,後藤 泰二郎,齋藤 眞樹子,矢口 有乃
  • 東京女子医科大学雑誌 81(3), 222-222, 2011-06-25
  • 第40回新都市血栓止血研究会 平成23年3月4日(金) 東京女子医科大学 臨床講堂2
  • NAID 120004424145

関連リンク

アンチトロンビン(アンチトロンビンIII、分子量65000)は肝臓で産生され、血液中で凝固 阻害因子として、凝固反応を制御する生理的セリンプロテアーゼ ... 凝固系が活性化され 生成するトロンビンは、直ちにアンチトロンビンIIIと複合体を形成し不活化される。
アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)は,分子量58000,肝で合成される。生理的には抗凝固剤作用 を有しており,活性化第Ⅹ因子や活性化第Ⅱ因子(トロンビン)などのセリンプロテアーゼと 1対1に結合しその作用を阻害する.。ATⅡは,Arg47にへパリン結合部位を ...

関連画像

アンチトロンビンとヘパリン トロンビンの画像 p1_10ヘパリンがあると反応が速く ヘパリンはアンチトロンビンIII トロンビンがフィブリノーゲン 森下論文1


★リンクテーブル★
先読みAT
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関連記事I」「トロンビン」「II」「ビン」「アンチトロンビン

AT」

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ヘパリン」

  [★]

heparin
ヘパリンナトリウムヘパリンカルシウム
カプロシンヘパフィルドペミロックデリバデクスノボ・ヘパリンヘパフラッシュ。(軟膏)ペセタ
血液凝固因子抗凝固薬(抗凝血薬)

構造

作用機序

薬効薬理

カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
  • 血液凝固阻止作用5~9)
  • (1) ヘパリンはO-及びN-硫酸基を持ったムコ多糖類で、その強い陰イオン活性によって蛋白質と反応し、抗凝血作用をあらわす。
  • (2) ヘパリンは、ヘパリンCo-factor(Antithrombin III)と結合することにより、種々の活性化凝固因子(トロンビン、Xa、IXa、XIa、XIIa)に対する阻害作用を促進して抗凝血作用を発揮する。

薬理作用

  • 抗凝固作用

動態

相互作用

臨床検査

  • 赤沈、血液生化学検査の採血の際、抗凝固薬として用いる。  ←  血算にはEDTA・2Kを用いる。ヘパリンを用いると血小板が凝集してしまう。

ヘパリンとワルファリンの比較

[display]http://kusuri-jouhou.com/pharmacology/myocardial-infarction.html
より
also see YN.G-96
  ワルファリン ヘパリン
投与方法 経口可能 注射のみ
in vitro 有効 有効
in vivo 有効 無効
その他 遅行性(12~36時間有する) ヘパリナーゼ(肝臓)で分解
持続性(2~5日有効)  

参考

  • カプロシン注2万単位/20mL/**カプロシン注5万単位/50mL/**カプロシン注10万単位/100mL
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3334400A5033_1_01/3334400A5033_1_01?view=body




低分子量ヘパリン」

  [★]

low-molecular-weight heparin low molecular weight heparin LMW heparin LMWH
低分子量ヘパリン
未分画ヘパリン、ヘパリン血液凝固因子
[show details]

概念

  • アンチトロンビンIII依存性にトロンビン(IIa因子)、Xa因子、IXa因子を阻害する抗凝固薬。
  • IIa因子抑制作用に比べ、Xa因子を強く抑制する



ノイアート」

  [★] 人アンチトロンビンIII

血液製剤類乾燥濃縮人アンチトロンビンIIIアンチトロンビンIII


乾燥濃縮ヒトアンチトロンビン」

  [★]

dried concentrated human antithrombin
乾燥濃縮ヒトアンチトロンビンIII
アンチトロンビンIII


アンスロビン」

  [★] 乾燥濃縮人アンチトロンビンIII

血液製剤類アンチトロンビンIII


乾燥濃縮人アンチトロンビンIII」

  [★]

human anti-thrombin III, concentrated
アンスロビンノイアートノンスロン
アンチトロンビンIII


トロンビン・アンチトロンビンIII複合体」

  [★]

thrombin-antithrombin III complex, thrombin-AT III complex, TAT
トロンビン アンチトロンビン



乾燥濃縮ヒトアンチトロンビンIII」

  [★]

concentrated human antithrombin III
アンスロビンPノイアート


アンチトロンビンIII欠損症候群」

  [★]

antithrombin III deficiency syndrome
アンチトロンビンIII


I」

  [★]

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「the 9th letter of the Roman alphabet」
i

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「『私は』私が」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「iodineの化学記号」


トロンビン」

  [★]

thrombin
第IIa因子 factor IIa、F IIa、フィブリノゲン分解酵素 fibrinogenase
アナクトアンスロビンタココンブタコシールノイアートノンスロンベリプラストPボルヒール
血液凝固因子、Thrombinar, Thrombogen, Thrombostat



II」

  [★]


ビン」

  [★]

bottle
ビンづめ


アンチトロンビン」

  [★] アンチトロンビンIII




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