アルキル化剤

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alkylating agent, alkylating agents




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和文文献

  • 時間生物学的視点を考慮した遺伝毒性試験
  • 伊藤 圭一,山口 明子,向井 大輔,中嶋 圓,林 真,榊原 啓之,下位 香代子
  • 日本毒性学会学術年会 40.1(0), 3013, 2013
  • … 明期(睡眠期)または暗期(活動期)に,変異原性を有するアルキル化剤であるN-エチル-N-ニトロソウレア(ENU)を8~9週齢の雄性C3Hマウスに腹腔内投与し,その後経時的に尾静脈から採血して末梢血中の小核誘発頻度を調べた。 …
  • NAID 130004676829
  • p53R2遺伝子発現に基づくヒト細胞遺伝毒性試験 (NESMAGET,第15報) ヒトリンパ芽球細胞TK6安定発現細胞株の樹立と反応性検討
  • 大野 克利,溝田 泰生,山田 敏広
  • 日本毒性学会学術年会 40.1(0), 2003185, 2013
  • … また,様々なDNAに作用する化学物質を用いた検討では,既存遺伝毒性試験の陽性対照として使用されるアルキル化剤だけでなく,DNA鎖切断を引き起こす化学物質や遺伝毒性のある代謝拮抗剤などに陽性反応を示した。 …
  • NAID 130004676778
  • ラット海馬歯状回でのニューロン新生開始時期である胎齢後期でのメチルニトロソ尿素(MNU)の短期間投与による離乳時ニューロン新生への影響
  • 板橋 恵,赤根 弘敏,Wang Liyun,白木 彩子,滝本 憲史,渋谷 淳
  • 日本毒性学会学術年会 40.1(0), 2002130, 2013
  • … 【目的】アルキル化剤であるメチルニトロソ尿素(MNU)には増殖細胞に対する増殖抑制作用があり,脳室下帯のニューロン新生や移動が盛んな胎齢14-15日のラットに母動物を介して投与すると,児動物に小脳症を誘発する。 …
  • NAID 130004676723

関連リンク

アルキル化剤はアルキル基と呼ばれる原子のかたまりをがん細胞のDNAに付着させ、らせん状にねじれた日本のDNAを異常な形で結合させて、DNAのコピーができないようにします。白血病や悪性リンパ腫などに特に効果が認められています ...
デジタル大辞泉 アルキル化剤の用語解説 - 《 alkylating agents 》有機化合物の水素原子をアルキル基で置換させる化合物のこと。この化合物の一部は、癌(がん)細胞のDNAをアルキル化し細胞増殖を妨げるため、抗癌剤として用いられる。
アルキル化剤、白金製剤、抗がん性抗生物質 抗がん剤について がんは正常細胞に比べて、増殖するスピードが速い。この増殖速度の違いを利用して、「増殖速度の速い細胞をターゲットにする」という考えが、抗がん剤の一番簡単な ...

関連画像

アルケラン錠2mgmaxresdefault.jpg反応の流れは以下の通りである Description Ordering Documentsアニリン系のアルキル化剤 エストラサイトカプセル


★リンクテーブル★
リンク元肝細胞癌」「医療用医薬品」「シスプラチン」「テモゾロミド」「ブスルファン
関連記事

肝細胞癌」

  [★]

hepatocellular carcinoma, HCC, hepatocarcinoma, liver cell carcinoma
ヘパトーム hepatoma
肝腫瘍肝癌

特徴

  • 1. 発癌の予測が可能(高危険群を取り込める)
  • 肝炎ウイルス陽性者
  • 肝硬変患者
  • 血小板10万以下
  • AFPあるいはPIVKA-II陽性患者
  • 2. 多中心性発癌、肝内転移、再発が多い
  • 外科的治癒切除を行っても、5年以内の再発率は約70%以上  ←  他の癌より高い。3年で50-60%とも
  • リンパ節転移は少なく、肝内転移が多い  ←  経門脈
  • 多中心発癌が多い
  • 3. 肝予備能の低下を伴うことが多い
  • 肝細胞癌の約70-80%に肝硬変、10%前後に慢性肝炎を合併
  HCC CCC
腫瘍マーカー AFP, PIVKA-II CEA, CA19-9
画像検査 腫瘍濃染 胆管拡張
APシャント
腫瘍血栓
転移 肝内(門脈性) リンパ行性
予後(5年生存率) 切除例 52.3% 切除例 32.6%

疫学

  • 原発性肝癌のうち肝細胞癌は95%を占める
  • 男女比は3-4:1
  • 死因では男性では3位、女性では4位である。
  • 原発性肝癌の90%以上が肝炎ウイルス陽性である。
  • 原発性肝癌の解検例の84%に肝硬変を合併している。
  • 肝細胞癌の70-80%に肝硬変が認められ、10%前後に慢性肝炎の合併が見られる。
  • 肝硬変から肝癌が発生する年間発生率はB型肝炎で3%、C型肝炎で7%である。

病因

病因の90%が肝炎ウイルスである。
  • HCV(+) 75%HBV(+) 15%、HBV(+)&HCV(+) 3%、TTV(+) 1-3%、アルコール性 3-4% (YN)
  • その他

病理

  • 肝細胞類似の細胞からなる上皮性の悪性腫瘍。多くが皮膜を有する。(SSUR.595)
  • 多発性、多中心性
  • 胆汁のために肉眼的に緑色に見える
  • 壊死、出血しやすい。 → hemoperitoneum

病態

  • 肝細胞癌の非癌部は80-90%が肝硬変である。

転移

  • 血行性(経門脈性転移)が多い。リンパ行性はまれ。

症状

検査

超音波エコー

  • 腫瘍周囲の被膜により低エコー帯が認められる。
[show details]

造影CT

  • ダイナミック造影CTでは動脈相で不均一な造影効果、門脈相、平衡相になるにつれ造影効果が低下する。(RNT.209) ⇔ 肝血管腫:造影効果が持続
[show details]
  • 被膜がある腫瘍に対しては造影効果が残存。(RNT.209)

前癌病変の造影CT

SRA.479
  • 肝細胞癌は多段階発癌により発生するという説が唱えられている。
  • 腺腫様過形成(adenomatous hyperplasia AH)は肝癌とは異なる結節病変を形成するものである。
  • 多段階発癌次の順に肝細胞癌に至るという;異型腺腫様過形成 → 肝細胞癌を内包する異型腺腫様過形成 → 高分化肝癌 → 中~低分化肝細胞癌(古典的肝癌)
  • 多段階発癌の初期には門脈血の支配が多いが次第に肝動脈からの新生血管により支配されるようになる。
  • すなわち、中~低分化肝細胞癌は肝動脈で支配される多血性肝細胞癌であり、高分化肝細胞癌は肝動脈の支配が比較的少ない。
  • 造影CTにおいてもこれを反映し、高分化細胞癌では動脈相では造影効果が弱い(文献によっては乏血性で濃染しないとも)が、中~低分化細胞癌では高い造影効果が認められることになる。

MRI

  • T1:等信号  低~高信号(YN.B-50)
  • T2:高信号  ⇔ 肝血管腫のような著しい高信号は呈しない?

血管造影

  • 選択的腹腔動脈造影で腫瘍が濃染される。

経動脈性門脈造影下CT CTAP

腫瘍マーカー

  • PIVKA-II:≦2cmの陽性率は25-30%
  • AFP:≦2cmの陽性率は30%。肝細胞癌、卵黄嚢腫瘍、肝芽腫の腫瘍マーカー、炎症性肝疾患における肝再生の指標

診断

  • 病歴、身体所見、血液検査所見(肝炎ウイルスマーカー、腫瘍マーカー、肝機能検査)、画像検査に基づいて判断する。
  • 画像で確定診断される場合は組織診断を行わないように勧められている。 → 針生検に伴う重篤な合併症として,針穿刺経路播種(needle tract seeding)と出血がある。前者の発生頻度は1.6~3.4%とされている(ガイドライン1)

治療

  • 肝予備能と進行度で決まる

治療アルゴリズム

局所療法

  • エタノール注入
  • 超音波焼灼術

手術療法

  • 肝機能A,Bであって、腫瘍の数が1,2個の場合は腫瘍切除が適応となる。
  • 再発肝癌であっても肝切除が標準治療となる(ガイドライン1 CQ19 再発肝細胞癌に対する有効な治療は?)

経カテーテル的肝動脈塞栓術 TAE/ 化学塞栓療法 transcatheter arterial chemoembolization TACE

推奨

ガイドライン1
  • TA(C)EはOkuda分類I、II、Child A、Bの進行肝細胞癌(手術不能で、かつ経皮的凝固療法の対象とならないもの)に対する治療として推奨される。
  • 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝予備能を考慮したTACEが推奨される。
  • 高ビリルビン血症のない肝細胞癌破裂症例の治療には救急TA(C)Eは有効な治療法である。

禁忌

ガイドライン1
  • 病態
  • 脈管内腫瘍塞栓(特に門脈内腫瘍塞栓)を有する症例

化学療法

  • 肝癌は抗癌剤に対する抵抗性が高い。肝癌患者は肝機能の低下が存在するため十分量の抗癌剤治療はできない。このようなこともあり、肝癌に有効な抗がん薬は少ない。

日本で使用できる薬剤

ガイドライン1
アルキル化剤 マスタード類 シクロホスファミド  
代謝拮抗薬 ピリミジン系 フルオロウラシル(5-FU) テガフール・ウラシル配合剤(UFTシタラビン
抗生物質 アントラサイクリン系 ドキソルビシン エピルビシン ミトキサントロン
その他 マイトマイシンC  
白金製剤 シスプラチン

肝移植

  • ミラノ基準(1998)
  • 肝硬変に肝細胞癌を合併する場合は、多発最大径3cm・3個まで、単発5cmまで、遠隔転移・リンパ節転移・脈管侵襲なし
  • ミラノ基準によれば、他の両性疾患と同程度の移植成績
  • 肝機能不良でミラノ基準を満たすものは肝移植を考慮。

ガイドライン

http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0018/0018_ContentsTop.html

国試




原発性肝細胞癌

primary hepatocellular carcinoma
[[]]



医療用医薬品」

  [★]

ethical drug
一般用医薬品
  • 中枢神経系用薬
  • 末梢神経用薬
  • 感覚器用薬
  • その他の神経系及び感覚器官用医薬品
  • 循環器官用薬
  • 呼吸器官用薬
  • 消化器官用薬
  • 泌尿生殖器官及び肛門用薬
  • 外皮用薬
  • 歯科口腔用薬
  • ビタミン剤
  • 血液・体液用薬
  • 人工透析用薬
  • その他の代謝性医薬品
  • 細胞賦活用薬
  • 腫瘍用薬
  • アレルギー用薬
  • その他の組織細胞機能用医薬品
  • その他の組織細胞機能用医薬品
  • 抗生物質製剤
  • 寄生動物用薬
  • その他の病原生物に対する医薬品
  • その他の病原生物に対する医薬品
  • 調剤用薬
  • 公衆衛生用薬
  • その他の治療を主目的としない医薬品
  • アルカロイド系麻薬(天然麻薬)
  • 非アルカロイド系麻薬


シスプラチン」

  [★]

cisplatin
シスプラチナム cis-platinum, シスジアミンジクロロプラチナム cis-diamine-dichloroplatinum CDDP
Platinol。ブリプラチンプラトシンランダアイエーコール
アルキル化剤
  • first aid step1 2006 p.208,307,309


特徴

  • 抗悪性腫瘍薬
  • 白金錯化合物 platinum coordination complexes
  • 細胞周期非依存的に作用 (GOO.1320)
  • DNAと共有結合してDNA合成、細胞分裂を阻害
  • 静脈内投与のみ
  • 腎排泄
the aquated species of the drug then reacts with nucleophilic sites on DNA and proteins

適応

  • 精巣癌、卵巣癌、頭頚部癌、膀胱癌、食道癌、肺癌、直腸癌
  • testicular, bladder, ovary, and lung carcinomas(first aid step1 2006 p.309)

副作用

  • 重篤な腎障害、骨髄抑制、聴力障害、消化器毒性
  • 視覚障害、脳梗塞、うっ血性心不全、悪心嘔吐
  • nephrotoxicity and acoustic nerve damage(first aid step1 2006 p.309)

禁忌

  • 腎障害
  • 妊婦



-CDDP


テモゾロミド」

  [★]

temozolomide
テモダール
アルキル化剤
  • 2005年テモゾロミドと放射線治療との併用療法が世界的に標準治療となった。
  • 2006年、国内発売
  • 臨床研究段階



ブスルファン」

  [★]

busulfan busulphan BUS
busulfanum
ミレラン Myleranブスルフェクスマブリン
アルキル化剤
  • アルキル化薬
  • alkyl sulfonate
  • chronic myelogenous leukemia




剤」

  [★]

drugagent
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品




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