- 英
- azole
- 同
- 系
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/15 22:24:50」(JST)
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アゾール(azole)とは、窒素を1つ以上含む複素5員環化合物の総称である[1]。IUPAC命名法の基準となる拡張Hantzsch-Widman命名法で窒素を含む複素5員環化合物の語幹が "-azole" となることに由来する。本来ピロールは許容慣用名であり、IUPAC組織名では1H-アゾールである。
アゾール類は2つの二重結合を有し、芳香族性を示す。
命名法
アゾール類は次に示す許容慣用名[2]以外は拡張Hantzsch-Widman命名法に従って命名される[3]。
- ピロール (pyrrole) —- 1H-azole
- 2H-ピロール (2H-Pyrrole) —- 2H-azole
- イミダゾール (imidazole) —- 1,3-diazole
- ピラゾール (pyrazole) —- 1,2-diazole
- イソチアゾール (isothiazole) —- 1,3-thiazole
- イソオキサゾール (isoxazole) —- 1,3-oxazole
- フラザン (furazan) —- 1,2,5-oxadiazole
拡張Hantzsch-Widman命名法では窒素原子数に応じて含窒素複素5員環化合物は
- アゾール (azole)
- ジアゾール (diazole)
- トリアゾール (triazole)
- テトラゾール (tetrazole)
と呼ばれる。また、窒素以外の複素元素(酸素、硫黄)も置換されたアゾール類のIUPAC組織名はHantzsch-Widman命名法を基に数詞と共に "Oxa"、"thia" を使った置換命名法("a"命名法)で命名される。
- 例〉1,3,4-チアジアゾール (1,3,4-thiadiazole)
脚注
- ^ この稿では総称であることを強調する場合はアゾール類と記す。
- ^ Rule B-2, Recommendations 1979, IUPAC IUPAC Nomenclature of Organic Chemistry
- ^ Rule B-1, Recommendations 1979, IUPAC IUPAC Nomenclature of Organic Chemistry
関連項目
出典
- 長倉三郎 ほか(編)「アゾール」『岩波理化学辞典』第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 酸化金電極の電解合成と複素環チアゾール類の電解酸化反応への応用
- WANG Lai-Hao,JHANG Kai-Bo
- 電気化学および工業物理化学 80(12), 968-973, 2012-12-00
- NAID 40019502215
- 全国食品衛生監視員研修会優秀演題 指定外着色料アゾルビンが検出されたリキュールの違法性について
- 塚嵜 大輔,橘 津義,菅根 克己 他
- 食品衛生研究 = Food sanitation research 62(11), 53-58, 2012-11-00
- NAID 40019480210
- 水溶性トリフェニルアミン-ベンゾチアジアゾールの会合誘起発光
Related Links
- アゾール系抗生物質の特徴 アゾール系抗生物質は、真菌のシトクロムP-450(うちラノステロールのC-14のメチル基を脱メチル化するもの)を阻害し、真菌細胞膜成分であるエルゴステロールの 合成を阻害する。 しかし、いくら真菌のP ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
パッチテストテープ「硫酸ニッケル」160μg
組成
※成分・含量(試験片1枚中)
※添加物
※試験片の色
効能または効果
効能又は効果
- パッチテストテープを皮膚面に貼付する。貼付2日後にパッチテストテープを剥がし、剥がしてから30分から1時間後及び1日又は2日後に反応を以下の基準により判定する。なお、必要に応じて剥がしてから3〜5日後にも同様に判定する。
− :反応なし
? :点在性紅斑 (疑わしい反応)
+ :紅斑及び浸潤、点在性丘疹 (弱陽性反応)
++ :紅斑、浸潤、丘疹及び小水疱 (強陽性反応)
+++ :紅斑、浸潤及び小水疱の融合 (極度の陽性反応)
IR :刺激反応
- 誤った判定をすることがあるので、にきび、損傷、皮膚炎のある部位にはパッチテストを行わないこと。
- 副腎皮質ホルモンは陽性反応を抑制することがあるので、パッチテストを行う2週間前よりテスト部位への局所適用、内服又は注射を原則として避けること。
- 多部位に陽性反応が見られた患者は刺激反応又は偽陽性の可能性があるため、判定には十分注意し、後日の再試験実施を考慮すること。
慎重投与
(次の患者には慎重に使用すること)
- 本診断薬に含まれているアレルゲンのいずれかに対し、強度の全身性又は局所性の反応を示したことがある又は疑われる患者。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sulfathiazole
- 同
- ノルスルファゾール norsulfazole
[★]
トリアゾール系抗真菌薬