びらん性胃炎

出典: meddic

erosive gastritis
胃潰瘍疣状胃炎胃炎



UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • EBウイルス感染Bリンパ球の浸潤をともなうびらん性胃炎を合併した伝染性単核球症の一例
  • 臨床 びらん性慢性胃炎
  • 鎌田 智有,春間 賢
  • 綜合臨床 54(4), 1473-1476, 2005-04
  • NAID 40006715580
  • Helicobacter pylori除菌により著明な血小板増加を認めた特発性血小板減少性紫斑病の2例
  • 幸田 久平,小池 和彦,久我 貴,黒岩 巖志,桜井 環,中澤 修
  • 日本内科学会雑誌 90(10), 2069-2070, 2001-10-10
  • … 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)に合併したHelicobacter pylori (HP)感染陽性の胃・十二指腸潰瘍(症例1, 55歳,男性)およびびらん性胃炎(症例2, 58歳,女性)に対してHP除菌療法を施行(2例とも除菌成功)したところ,除菌後著明な血小板増加が認められた.除菌薬剤には血小板増加作用や免疫抑制作用を示すものはないのでHP感染の終息がITPの寛解に結びついたものと考えられ, ITPの原因の一つとしてHP感染の重要性が示唆された. …
  • NAID 10007863998

関連リンク

2001年7月26日 ... 34歳男です。2週間前より胃痛が止まず、ついに一昨日恐怖の胃カメラ検査をした結果 、「びらん性胃炎ですね、心配ないですよ」と言われました。組織採取もされず、薬(...
びらん性胃炎の原因、病気の特徴、治療方法の紹介など。

関連画像

表層性胃炎びらん性胃炎2)びらん性胃炎: 胃の出口 ちなみに★慢性胃炎というのは 1人でアンフェア観たよ慢性胃炎は定期的な内視鏡検査


★リンクテーブル★
先読み胃潰瘍」「疣状胃炎
リンク元タコイボびらん
関連記事びらん」「胃炎」「

胃潰瘍」

  [★]

gastric ulcer GU, stomach ulcer
ulcus ventriculi UV
十二指腸潰瘍胃十二指腸潰瘍消化性潰瘍

疫学

  • 十二指腸潰瘍に比べで高齢のヒトに多い。

病態

  • 潰瘍好発部位:幽門腺と胃底腺の境界
  • 高位潰瘍:高齢者。低酸。 ← 幽門腺(ガストリン分泌)と胃底腺(胃酸・ペプシノゲン分泌)の境界が上昇する。このため潰瘍形成部位が上昇する
  • 幽門部潰瘍:若年者。高酸
  • 急性潰瘍:多発性。体部
  • 穿孔・穿通:潰瘍が筋層以下に進展すれば生じうるが、十二指腸潰瘍に比べで頻度は多くない。→穿通性潰瘍 →穿孔性潰瘍

症状

  • 食後1時間以内の早期痛と数時間後の晩期痛がある。(QB.A-308)
  • 腹痛の十二指腸潰瘍/胃潰瘍に対する陽性予測率は高くない。NSAIDによる粘膜病変をもつ患者の10%までが先行症状なくcomplication(出血、穿孔、閉塞)を来す。(HIM.1860)
  • 十二指腸潰瘍/胃潰瘍では、焼けるようなあるいは差し込むような痛みと表現される。the discomfort is also described as an ill-defined, aching sensation or as hunger pain.(HIM.1861)
  • 痛みのパターン:(十二指腸潰瘍)食事後30分~3時間で痛みが治まる。深夜からA.M.3時までの間に痛みで目をさます。これがとっとも鑑別する症状であり、2/3の患者にみられる。しかし、non ulcerative dyspapsia患者の1/3でもこのような症状はみられる。(胃潰瘍)痛みは食事により強まり、悪心と体重減少が起こるのが一般的である。(HIM.1861)

合併症

  • 好発部位:小弯部上の巨大潰瘍
  • 症状:突然現れる上腹部痛。前屈位・側臥位となる。上腹部腹壁緊張亢進、筋性防御、板状硬をみとめ、Blumberg徴候陽性となる。
  • 出血
  • 狭窄

検査

上部消化管内視鏡

  • 白苔を伴う辺縁平滑な円形・楕円形の粘膜欠損

崎田分類(ステージ分類)

参考1
  • 胃潰瘍急性期
  • A1:潰瘍辺縁は浮腫状であり潰瘍底は黒苔で覆われている
  • A2:辺縁の浮腫は改善し潰瘍底は白苔により被覆されている
  • 胃潰瘍治癒期:白苔の残存している場合は治癒期
  • H1:潰瘍辺縁に再生上皮の出現を認める
  • H2:白苔は薄く縮小し再生上皮の部分が拡大している
  • 胃潰瘍瘢痕期:潰瘍の治癒期には再生上皮による被覆が完成し白苔は消失
  • S1:赤色瘢痕
  • S2:白色瘢痕

消化管造影

  • ニッシェ、粘膜ヒダの集中像、B型砂時計胃、嚢状胃
胃癌との対比(RNT.191)
  良性潰瘍 悪性潰瘍
ニッシェ 円形、輪郭明瞭、深い 不整型、輪郭不明瞭、浅い
軟膜ヒダ 不整なく均一 不整、不均一(先細り、肥大、融合)

診断

治療

  • 胃十二指腸潰瘍治療の第一選択は内科的療法

生活療法

  • 精神的・肉体的安静
  • 食事療法(刺激物摂取禁止)
  • 生活習慣改善(禁煙・禁酒)

薬物療法

  • 胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプインヒビター、H2受容体拮抗薬、ムスカリン受容体拮抗薬)
  • Helicobacter pyloriの除菌(プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン、クラリスロマイシン)。クラリスロマイシン無効ならメトロニダゾールに変更。

interventional radiology

  • 内視鏡的に止血できない場合

手術療法

SSUR.501
手術適応:内科的手法で止血が得られず、また止血されても繰り返す場合。
  • 広範囲胃切除術
  • 迷走神経切離術
  • 幹迷走神経切離術 truncal vagotomy:腹部食道の高さで迷走神経を切離:肝枝や腹腔枝が切離され、下痢や胆石症を生じる。胃内容物停滞が起こる
  • 選択的迷走神経切離術 selective gastric vagotomy:胃枝のみ切離し、肝枝、幽門枝、腹腔枝を温存:胃内容物停滞が起こる
  • 選択的近位迷走神経切離術:selective proximal vagotomy, proximal gastric vagotomy, highly selective vagotomy, parietal cell vagotomy:胃の壁細胞領域に分布する胃体部枝のみを切離する。幽門洞枝が温存され、幽門洞の運動機能が保存される。

予後

  • 再発は十二指腸潰瘍ほど多くない。

参考

  • 1. H19(2007)胃潰瘍GLの適用と評価に関する研究班編/医療・GL(07年)胃潰瘍GLの適用と評価に関する研究班編/医療・GL(07年)
http://minds.jcqhc.or.jp/lo/ps/Fpastlist.aspx

国試



疣状胃炎」

  [★]

verrucose gastritis
gastritis verrucosa
いぼ状胃炎たこいぼ胃炎
胃粘膜びらん
  • 散在性、たこいぼ状病変(辺縁隆起、中央陥凹)、胃前庭部に好発。
  • 鑑別に0-IIa型胃癌
  • 症状:胸焼け、空腹時胃痛
  • 治療:制酸薬



タコイボびらん」

  [★]

タコイボ型びらん
慢性胃炎びらん性胃炎


びらん」

  [★]

erosion
糜爛、侵蝕像、エロジオン
潰瘍
[show details]
  • 粘膜の損傷が粘膜の上層部に限局する場合。粘膜筋板より浅層。
  • 皮膚粘膜における上皮やその下層の結合組織の局所的な組織欠損。
粘膜の場合は、粘膜筋板までの組織欠損


胃炎」

  [★]

gastritis
胃カタル gastric catarrh
シドニー分類

分類

経過

病態

  • A型胃炎:壁細胞に対する自己抗体により破壊され、胃体部を中心とした萎縮性胃炎を来す。
  • B型胃炎



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡