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1. 慢性腎臓病における代謝性アシドーシスの病因、影響、および治療 pathogenesis consequences and treatment of metabolic acidosis in chronic kidney disease
2. フルシトシン（5-FC）の薬理 pharmacology of flucytosine 5 fc
3. 低リン血症の原因 causes of hypophosphatemia
4. 小児における食道および消化管の異物 foreign bodies of the esophagus and gastrointestinal tract in children
5. 代謝性アルカローシスの原因 causes of metabolic alkalosis

Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

制酸剤

販売名

「純生」アルミゲル

組成

「日局」乾燥水酸化アルミニウムゲルの原末である。

禁忌

透析療法を受けている患者〔長期投与によりアルミニウム

脳症、アルミニウム骨症等があらわれることがある。〕

効能または効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善

胃・十二指腸潰瘍、胃炎（急・慢性、薬剤性胃炎を含む）、上部消化管機能異常（神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む）

尿中リン排泄増加に伴う尿路結石の発生予防

通常成人１日1〜3 ｇを数回に分割経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

慎重投与

リン酸塩の欠乏している患者〔アルミニウムは消化管内で

リン酸塩と結合し、その吸収を阻害する。〕

腎障害のある患者〔長期投与によりアルミニウム脳症、

アルミニウム骨症等があらわれることがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行うこと。〕^"1),2),3)

薬効薬理

本剤はゲル状で胃内に分散し、両性化合物として過量

の胃酸を中和する（１ｇは0.1ｍol/L塩酸250ｍＬ以上を中和する）。胃酸度をpH3.5〜4.2に維持する。中和速度は炭酸水素ナトリウムに比べればおそいが、中和にあたってＣＯ₂ を遊離せず、二次的な酸分泌を起こさない。また、吸収されることも少ない。粘膜を被覆保護し、収れん作用を呈し、またペプトン、トリプシンを不活性化するなど、消化性潰瘍治療に適している。