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Japanese Journal
- 胸腺非定型カルチノイドの切除を契機に合併が確認された多発性内分泌腺腫症(MEN)1型の1症例
- 上野 克仁,室田 欣宏,漆山 博和,山田 嘉仁,山口 哲生,竹内 靖博
- 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 24(2), 181-186, 2010-03-15
- … 胸腺非定型カルチノイドの切除を契機に合併が確認された多発性内分泌腺腫症(MEN)1型の稀な1症例を経験した.症例:2型糖尿病を合併した40歳男性.健診発見の前縦隔腫瘍.重症筋無力症の合併なし.画像検査上悪性を示唆する所見は認めなかった.肉眼上も胸腺右葉の被包化された腫瘤であり,迅速診断でも胸腺カルチノイドまたはtype A胸腺腫とされたため,胸腔鏡下腫瘍切除術を施行した.病理組織検査では被膜 …
- NAID 10026475341
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★リンクテーブル★
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- 関
- 非定型カルチノイド
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- 英
- carcinoid
- 同
- カルチノイド腫瘍 carcinoid tumor
- 好銀性細胞腫 argyrophil cell tumor
- 関
- カルチノイド症候群、消化管カルチノイド
概念
- 気管支や消化管に発生し、原腸系臓器に広く分布する内分泌系細胞腫瘍の低異型度腫瘍。消化管に発生したものは特に消化管カルチノイドという(YN.A-75)
疫学
- 欧米では小腸腫瘍の中で悪性腫瘍に次いで2番目に多いが、日本では非常にまれ。
分類
部位
発生部位
- 発生部位:消化管(虫垂、大腸、小腸、直腸、胃)および肺、気管支
- 直腸が最多 (YN.A-75)
- 肺:発生母地(気管支腺、細気管支上皮内に存在するKultchitzky細胞)。神経内分泌顆粒を有する。(NSU.344)
病理
- 粘膜下腫瘍と同様の所見を呈することが多い。 ちなみにGISTは粘膜下腫瘍
- つまり辺縁はなだらかである。
- 細胞の配列:索状、リボン状。時にロゼット様
- 核:小型、円形で中心に存在し、分裂像は少ない
予後
- 予後(5年生存率):虫垂のカルチノイドを除いて90%。小腸原発のカルチノイドで肝臓に転移があっても50% (BPT.627)
消化管 (BPT.626)
疫学
- The peak incidence of these neoplasms is in the sixth decade.(BPT.626)
- 直腸結腸癌の2%以下。小腸の悪性腫瘍の半分を占める
- 転移:虫垂と直腸のカルチノイドは転移しにくい。90%の胃、空腸、結腸のカルチノイドは
直腸
疫学(NSU.590)
- 消化器系のカルチノイドのうち最多(36%)。
- 40-50歳代に多い。
- 男:女=1.4:1
国試
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- 英
-
- 関
- 形、機序、形式、形成、形態、種類、パターン、パターン形成、品種、編成、方法、モード、様式、タイプ標本、タイプ、フォーム、成立、形づくる
- 原型
[★]
- 英
- atypical
- 関
- 異型、非定型性、非定型的
[★]
- 英
- typical
- 関
- 定型的、典型、典型的
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ケノデオキシコール酸