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- 自律神経の総論 自律神経系におけるポイントは以下の通り。 自律神経は 交感神経 と 副交感神経 に大別される。 臓器は通常、交感神経と副交感神経の 二重支配 を受ける(例外は後述)。 交感神経と副交感神経の働きは相反する 拮抗的な作用 であることが多い(例外は後述)。 二重神経支配・拮抗作用の例 交感神経と副交感神経の二重支配・拮抗作用の例として以下が挙げられる。 「二重神経支配・相反作用の例外」+補足 先ほど、自律神経は交感神経・副交感神経による「二重神経支配」「相反作用」が特徴と記載したが、ここからは例外を記載していく。 また、それに付随した補足も記載しておくので「ついでに紐づけして」覚えておくと効率的だ。 例外①+補足
- 自律神経は末梢神経分類され、主に交感神経・副交感神経からなります。 ここで主にと書いたのは、自律神経の仲間である「壁内神経叢」もあるからです。 簡単に説明すると壁内神経叢は血管・心臓・内臓の壁に分布し、この部分からの刺激が加わると副交感神経の働きが高まる性質があります (内臓-体性反射がこれに含まれます)。 ただここでは自律神経は交感神経・副交感神経からなると覚えていてもらえれば大丈夫です^ ^ ちなみに自律神経は、24時間常に内臓や血管などの身体内部の状態を一定に保つ役割をしているため、体性神経 (運動神経・感覚神経)のように自らの意思では動かせないという特徴もあります。 では次に交感神経、副交感神経について詳しくみていきたいと思います。 ⇧ 目次に戻る 交感神経と副交感神経の役割と分布
- 自律神経系の特徴 ・目的の器官に達するまでに自律神経節で必ず一度はニューロンを交替する。 ※節前線維→自律神経節→節後線維→効果器 ・最高中枢は視床下部にある。 ・交感神経は脳脊髄神経とは別個に走るが、副交感神経は脳脊髄神経の中を走る。 ・消化管壁には、マイスネル粘膜下神経叢、アウエルバッハ筋層間神経叢がある。 (交感神経、副交感神経の両支配) (1)交感神経系 ・脊柱の両側面を一対の交感神経幹が走る。 (神経幹は20個程の交感神経節の膨らみを持つ) ↓ ・神経幹は、一方では脊髄神経のそれぞれと細い交通枝(白交通枝と灰白交通枝)で連絡、他方では末梢枝を各器官に送る。 A)頸神経節 ・頸部には、上・中・下の頸神経節がある。 頭頸部の血管、汗腺、立毛筋、涙腺、唾液腺や心臓・肺などに分布する。
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- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
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- 英
- autonomic nerve
- 関
- 神経