- 英
- hepatic tuberculosis
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Japanese Journal
- 症例 重度の肝機能障害を合併しステロイド剤の併用が奏効した粟粒結核の1例
- 近藤 あかり,松田 宏幸,土屋 一夫 [他]
- 日本呼吸器学会誌 = Annals of the Japanese Respiratory Society 3(4), 590-593, 2014-07-10
- NAID 40020169004
- 症例報告 肝多発腫瘤性病変を呈し,抗結核薬が著効した肝結核の1例
- 人工透析患者に肺炎治療後, 結核性リンパ節炎と肝結核腫を発症したと思われる1例
- 張 杰,大山 聡子,菅野 勝寛 [他],冨田 公夫
- 日本透析医学会雑誌 47(7), 467-472, 2014
- 症例は71歳の男性. 腎硬化症による慢性腎不全のため血液透析を施行中であった. 肺炎治癒後発熱・解熱が繰り返し, 頸部リンパ節腫脹を認めた. 喀痰検査では抗酸菌塗抹陰性・培養陰性・結核菌PCR陰性であった. 1か月後リンパ節開放生検を施行し, 結核菌PCR陽性であり, 組織学的に結核性肉芽腫が認められたため結核性リンパ節炎と診断した. 造影CTで1か月前に認めなかった総肝動脈周囲リンパ節の腫脹と …
- NAID 130004679431
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- 症状 黄疸が出現するケースは少なく、肝機能障害と共に肝腫大などを出現させます。またガンマGTP及びALPの上昇が見られます。大半の栗粒結核において肝障害を示し、少ないケースで高度の肝不全をきたすこともあります。
- 家庭医学館 - 肝結核の用語解説 - 感染症をはじめ、多くの疾患で肝臓(かんぞう)に肉芽腫(にくげしゅ)性の病変が生じることがあり、肝結核もその1つです。 肺結核(はいけっかく)の合併症としておこったもの以外は、肺の病変 ...
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- 英
- tuberculosis, TB
- 同
- 結核症
- 関
- 結核菌 Mycobacterium tuberculosis、抗結核薬
- 肺結核、腸結核、脳結核腫
- 感染予防学 080423I,II
- first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
- Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis
概念
病原菌
疫学
平成21年
- 参考3
- 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
- 新登録結核患者数 24,170人
- 罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
- 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
- 80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
- 70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
- 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
- 日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。
感染の型
- SPU.178
一次感染
- 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎
二次感染
症状
結核の皮膚病変
検査
- 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)
診断
- 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
- 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。
治療
- 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
- 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
- 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株
2009年に厚生労働省告示
- ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
- PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。
感染経路
公衆衛生
参考
- http://www.kekkaku.gr.jp/
- http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
- 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html
ガイドライン
- 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
- http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm
国試
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