UpToDate Contents
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- 1. IgGの構造および生物学的機能structure and biologic functions of iga [show details]
- 2. 炎症性腸疾患の病因における免疫および微生物学的機序immune and microbial mechanisms in the pathogenesis of inflammatory bowel disease [show details]
- 3. IgA腎症：病因iga nephropathy pathogenesis [show details]
- 4. 新生児壊死性腸炎：病理および発症機序neonatal necrotizing enterocolitis pathology and pathogenesis [show details]
- 5. 消化器疾患に対するプロバイオティクスprobiotics for gastrointestinal diseases [show details]
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- ンパ球は，粘膜免疫系というユニークな免疫機構を形成 し，粘膜面を防御するのみならず，全身免疫にも影響を 与えており，いわば免疫の「Commander」（司令塔）と しての役割を果たしている． 2．粘膜免疫システムの特徴 1）粘膜面
- 粘膜免疫の機構と機能（免疫学と消化管を中心とする） ① 胸腺と骨髄と消化管を中心とした免疫機構 Tcellが胸腺で分化し、自他の識別能力を教育され、末梢リンパ組織に送られる。そのほかBcell、抗原提示細胞等が中心である。しかし胸腺を欠くヌードマウスにもTcellが存在することからTcellは ...
- Part1：病原体から体を守る 「粘膜免疫」とは？ 病原体の侵入口となるのは、鼻や口などの「粘膜」 西沢邦浩研究員（以下、西沢） 今回は「免疫最前線」というテーマのもと、ともに「粘膜免疫」という分野で研究を行われている野阪先生と甲田所長にお話を伺います。
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| 関連記事 | 「免疫」「粘膜」「機構」「免疫機構」「粘膜免疫」 |
「免疫」
免疫の種類 (PT.246-251)
| 主に関与するリンパ球 | 働き | リンパ節での局在 | |
| 細胞免疫 | T細胞 | (1)免疫の活性化 | 傍皮質 |
| (2)抗原を有する細胞への攻撃 | |||
| 液性免疫 | B細胞 | 抗体産生 | 皮質 |
T細胞の種類
| 細胞の種類 | 補レセプター | 抗原を提示する細胞 | MHC抗原 |
| キラーT細胞(Tc) | CD8 | 抗原提示細胞 | MHCクラスI |
| ヘルパーT細胞(Th) | CD4 | 全ての細胞 | MHCクラスII |
ヘルパーT細胞の種類
| T細胞 | 関連する因子 | 産生する物質 | 機能 |
| Th1 | IL-12
増殖 |
IL-2,IFN-γなど | 細胞性免疫を促進' |
| Th2 | IL-4
Th→Th2 |
IL-4,IL-5,IL-6,IL-10など | 液性免疫を促進' |
「粘膜」
- 英
- mucosa (KL), mucous membrane (KH), endometrium (Z. L-20), mucosae (Z. P-27)
- ラ
- tunica mucosa
- 関
- 粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下組織、筋層
- 消化器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系
定義
- 上皮、粘膜固有層、粘膜筋板をまとめて粘膜と呼ぶ
粘膜
- 上皮 epithelium：組織型は多様
- 基底板
- 粘膜固有層 lamina propria：結合組織。血管、リンパ管、神経が豊富。消化管では
- 粘膜筋板 muscularis mucosae：消化管のに存在する平滑筋
粘膜下の深層にある組織
- 粘膜下組織(粘膜下層) submucosa：疎性結合組織。より太い血管、リンパ管、神経。消化管ではマイスナー神経叢が存在(cf.アウエルバッハ神経叢)。