- 英
- exergonic reaction
- 関
- 吸エルゴン反応
- 自由エネルギーの減少を伴う化学反応 自発的に進行しうる
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/03/15 05:31:24」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年10月) |
発エルゴン反応(はつエルゴンはんのう、英語:exergonic reaction)はギブズエネルギー変化が負である反応をいい、自発反応と同義である[1]。発エルゴン反応のエルゴンはギリシア語で仕事を意味する語である。発エルゴン反応で発生したエネルギーを用いることで、非自発反応である吸エルゴン反応を起こすことができる[1]。これを共役という。
生化学において、発エルゴン反応として代表的なものがATPの加水分解である。ATPがADPとリン酸になる反応の標準ギブズエネルギー変化はおよそ-30kJ/molであり、このエネルギーを用いて生物の様々な吸エルゴン反応を行うことができる。ATPが生物のエネルギー通貨と呼ばれるゆえんである。
脚注
- ^ a b P. W. Atkins 『アトキンス物理化学』上、千原秀昭・中村亘男訳、東京化学同人、2001年、第6版、228-229頁。ISBN 4-8079-0529-5。
Japanese Journal
- 発エルゴン反応と吸エルゴン反応(講座:変化や反応はどのように起こるか)
- 27p-PS-140 tRNAチャージ反応における発エルゴン反応と吸エルゴン反応の共役
Related Links
- 2012年3月26日 ... 吸エルゴン反応のエルゴンはギリシア語で仕事を意味する語である。吸エルゴン反応は 、他の 発エルゴン反応 や、電気分解・加熱などのように、外部から何かしらの仕事を与え なければ進行しない。特に、吸エルゴン ...
- 生体エネルギー、生体酸化 生態エネルギー ・発エルゴン反応と吸エルゴン反応 自由エネルギー変化において⊿G<0であるならば、その反応は自然に進む。これは発エルゴン反応である。 自由エネルギー変化において⊿G>0である ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- (生物)response、(化学)reaction、respond、react、responsive
- 関
- 応答、応答性、反応性、返答