- 英
- annular erythema
- ラ
- erythema annulare, erythema circinatum
- 環状を呈する紅斑の総称。
分類
- 遠心性環状紅斑 erythema annulare centrifugum
- 感染症に伴う環状紅斑
- 膠原病を背景とする環状紅斑
- Sjogren症候群に伴う環状紅斑：落屑がない。
- 新生児エリテマトーデスの環状紅斑 → NDE.180
- 亜急性皮膚エリテマトーデス SCLE：落屑を伴う
- リウマチ性環状紅斑 erythema annulare rheumaticum
- 悪性腫瘍に伴う環状紅斑
- 匍行性迂回状紅斑 erythema gyratum repens
- 壊死性遊走性紅斑 neorolytic migratory erythema
参考
- シェーグレン症候群
http://www.dermatol.or.jp/QandA/kogen/q12.html
UpToDate Contents
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- 1. 急性リウマチ熱の臨床症状および診断 clinical manifestations and diagnosis of acute rheumatic fever
- 2. 環状皮膚病変が認められる患者に対するアプローチ approach to the patient with annular skin lesions
- 3. III型遺伝性血管性浮腫 type iii hereditary angioedema
- 4. 免疫能の正常な患者における発熱および発疹 fever and rash in the immunocompetent patient
- 5. 遺伝性血管浮腫：疫学、臨床症状、増悪因子、および予後 hereditary angioedema epidemiology clinical manifestations exacerbating factors and prognosis
Japanese Journal
- 症例報告 インフリキシマブ(レミケード)が著効した再発性環状紅斑様乾癬の1例
- 小野 さち子,谷崎 英昭,荒川 明子 [他]
- 臨床皮膚科 65(7), 505-508, 2011-06
- NAID 40018874326
- 症例報告 遠心性環状紅斑(表在型)の1例
- 浜野 真紀,中島 広子,玉木 毅
- 臨床皮膚科 65(2), 123-126, 2011-02
- NAID 40018714188
- 新生児の環状紅斑出現を契機にシェーグレン症候群疑いと診断された一例
- 南家 由紀,八子 徹,小竹 茂
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 33(3), 154-156, 2010-06-30
- … 症例は30歳女性．2008年9月，第1子出産．2008年10月，新生児に環状紅斑出現．新生児ループスと診断．2008年11月，母親の精査目的で来院．シルマーテスト，ガムテスト陽性．抗SS-A抗体，抗SS-B抗体陽性．血清IgG 2918 mg/dlと上昇．シェーグレン症候群疑いと診断した．出産前無症状であった母親が出産後新生児の環状紅斑出現を契機にシェーグレン症候群疑いと診断された．文献的考察を加え報告 …
- NAID 10026543339
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- gooヘルスケア 家庭の医学。環状紅斑。どんな病気か 輪状あるいは環状の形をした紅斑 を示す皮膚病の総称です。原因は何か リウマチ・膠原病(こうげんびょう)に伴うもの（ リウマチ性環状紅斑、シェーグレン症候群、亜急性皮膚エリテマトーデス）、ライ.
- 硬結性紅斑→ 18 章参照． 小紅斑として初発し，ついで遠心性に拡大する一方で中心部. が消退し，結果的に環状の紅斑を形成する ... Sjogren 症候群や LE を背景とする環状 紅斑. は 12 章を参照． 同義語：Darier 遠心性環状紅斑. 壮年の男女に好発する． ...
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| 国試過去問 | 「107G018」「101F068」「084A035」 |
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| 関連記事 | 「紅斑」「環状」「斑」 |
「107G018」
- 自己免疫疾患と徴候の組合せで正しいのはどれか。
※国試ナビ4※ ［107G017］←［国試_107］→［107G019］
「101F068」
- 強皮症でみられるのはどれか。2つ選べ。
※国試ナビ4※ ［101F067］←［国試_101］→［101F069］
「084A035」
- 正しい組み合わせ。２つ。
- (1) 環状紅斑 － Sjogren症候群
- (2) 葉状白斑 － von Recklinghausen病
- (3) 有痛性結節 － アミロイドーシス
- (4) 緊満性水疱 － ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
- (5) 多形皮膚萎縮 － 皮膚筋炎
「壊死性遊走性紅斑」
分類
- 紅斑・紅皮症
概念
- グルカゴノーマに伴う皮膚症状。グルカゴノーマの70%に合併すると言われており、初発症状となることが多い。
- 環状または地図状に拡大し、中心治癒傾向を示す。 ← 消退するものもあれば、新生もある。
- 小水疱、膿疱、びらん、鱗屑、痂皮を伴う。
- 皮疹は体幹などに生ずる。
病因
- グルカゴノーマがほとんど。高グルカゴン血症を伴う病態、耐糖能が低下、あるいはアミノ酸が欠乏(kwashiorkor)する病態(アミノ酸血症)でも見られうる
病理
- 皮膚生検：真皮の外層(outer layer)の剥離を伴う表皮の壊死。血管周囲にリンパ球と組織球の浸潤。(参考3)
参考
- 1. 写真
- 2. 写真
- 3.Glucagonoma and the glucagonoma syndrome - uptodate [1]
「匍行性迂回状紅斑」
- 匍行
- ラ
- erythema gyratum repens
- 同
- 匍行性花環状紅斑 ほこうせいかかんじょうこうはん、
- 関
- 環状紅斑、悪性腫瘍
- 内臓悪性腫瘍に合併して生じる皮膚病変で、これが見つかれば100%腫瘍の存在を示唆
参考
http://emedicine.medscape.com/article/1081565-overview
「輪状紅斑」
- ラ
- erythema marginatum
- 関
- リウマチ熱。環状紅斑と勘違いしないように！！
- A群β溶連菌性咽頭炎に続発するリウマチ熱に出現する一過性発疹症。
参考
- 1. 写真
- 2. 写真
- 3.
「慢性遊走性紅斑」
「リウマチ性環状紅斑」
- 英
- rheumatic annular erythema
- ラ
- erythema annulare rheumaticum
- 同
- erythema marginatum rheumaticum, erythema multiforme rheumaticum
- 関
- リウマチ熱、環状紅斑
「慢性遊走性環状紅斑」
「血管神経性環状紅斑」
- ラ
- erythema annulare angioneuroticum
- 関
- 環状紅斑
「紅斑」
分類
- 紅斑・紅皮症