-マイクロ波
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/22 03:35:42」(JST)
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極超短波(ごくちょうたんぱ、UHF : Ultra High Frequency)とは極超短波帯 (300MHz - 3GHz) の周波数の電波をいう。波長は10cm - 1m。
目次
- 1 概要
- 2 準マイクロ波帯
- 3 脚注
- 4 関連項目
概要
伝播の特徴としては電離層で反射せず地表波の減衰が激しいため、直進する空間波による短距離通信に利用される。また、波長が短くアンテナが小型化できるので移動通信に適する。
- 業務用移動通信
- 地上アナログテレビ放送(2012年3月31日で全て終了)及び地上デジタルテレビ放送 (470 - 710MHz)
- 軍用航空無線
- 無線航法
- 携帯電話(800MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯)
- PHS(1.8GHz帯、1.9GHz帯)
- 無線LAN(2.4GHz帯)
- XGP、モバイルWiMAX(2.5GHz帯)
- アマチュア無線(430MHz帯、1200MHz帯、2400MHz帯)
- RFID
などで利用される。
テレビチャンネルとしてのUHF
2012年3月31日にUHFのアナログ放送が停波した。2012年7月24日までに13ch-52ch(おもに13ch-30chのローバンド帯)にチャンネルを集約させ、空いたUHF帯は携帯電話などテレビ以外の用途に転用するという国の方針により、53ch-62chを使っていた地上デジタル放送は52ch以下にチャンネルの切り替えを行った[1]。これにより、710MHz-770MHzが空いた。
また、UHFアンテナは電波の性質上横幅が小さいので小型化しやすく、テレビ放送が完全デジタル化されるとアンテナ工事はアナログ時代より大幅な簡略化が実現できる。横幅が大きく小型化が難しいVHF及びVU共用アンテナが無くなる分、アンテナ工事費及びその部品代はアナログ時代より大幅削減可能となる。UHF放送初期はUHFチューナーを持たないテレビも数多く存在したため、UHFコンバーターが用いられていた。
関東・近畿・東海地方では独立UHF放送局をUHFと呼ぶことが多い[2]。また、かつてUHF波の民放局が1局だった地域ではその局をUHFと呼んでいた。
- かつてテレビ神奈川では、「We are coming to you by Ultra-Hi-Frequency」とDJ風にアナウンスする自局のキャッチコピーCMが存在した。
地上デジタル放送ではアナログ放送でVHFを使用していた放送局でもUHF波を使用する。
準マイクロ波帯
極超短波帯の周波数のうち、1 - 3GHzの周波数を準マイクロ波帯と言う。略して準マイクロ波、準マイクロとも言う。1980年代後半に800MHz帯が逼迫してきたため、官民共同で準マイクロ波帯実験実施連絡会を組織し新たな移動体通信用の周波数帯として開発された。この結果、1.5GHz帯が実用化されMCAや携帯電話に使われるようになった。その後も続々と移動体用を中心に開発が行われているが、最近は特に準マイクロ波帯と呼ばれることは無い。
脚注
- ^ アナログ放送終了後のデジタルチャンネルの再編について
- ^ ただし、3大都市圏でネットワークに属している中京テレビ、テレビ大阪、テレビ愛知もUHFである。
関連項目
- アンテナ
- NHK UHFテレビ実験局
- 全国独立放送協議会(旧称:全国独立UHF放送協議会)
- VHF
- テレビ周波数チャンネル
- 日本の地上デジタルテレビ放送
- エリアで最初に開局した放送局の一覧 (日本)
- 民放TV全国四波化方針
- 日本の放送送信所一覧
電波の周波数による分類 |
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ELF |
SLF |
ULF |
VLF |
LF |
MF |
HF |
VHF |
UHF |
SHF |
EHF |
THz |
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3Hz
30Hz
10000km
100000km
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30Hz
300Hz
1000km
10000km
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Japanese Journal
- 極超短波治療器による電磁場環境が医療機器に及ぼす影響
- 反復性他動ストレッチングのハムストリングス伸張に及ぼす効果 : 温熱療法の併用効果について
- 桑原 拓也,饗場 和美,豊岡 浩介,山路 雄彦,渡辺 秀臣
- The KITAKANTO medical journal 58(2), 159-166, 2008-05-01
- 【背景・目的】他動的なスタティック・ストレッチングは運動器の維持・向上に大きな役割を果たしている.伸張時間と頻度において有効な活用法の確立と温熱療法の相加的効果について検討した.【対象と方法】健常大学生22名を対象とし,ストレッチング10秒間を5回施行する群と50秒間を1回施行する群に分け,これに温熱療法を併用しストレッチング前と直後,10分後の3回,下肢伸展挙上(straight-leg rai …
- NAID 110006668520
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