UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 滴状乾癬guttate psoriasis [show details]
… clinical manifestations, and treatment of guttate psoriasis will be reviewed here. Other manifestations of psoriasis are discussed separately. Psoriasis occurs in 0.6 to 4.8 percent of the general …
- 2. 膿疱性皮膚病変を有する患者へのアプローチapproach to the patient with pustular skin lesions [show details]
… sometimes associated with nail dystrophy and psoriasis-like skin lesions.… pustule reveals the causative organism. Rash is the most characteristic finding of secondary syphilis. The rash is classically a symmetric papular eruption involving the entire trunk and extremities …
- 3. 外陰部病変:形態に基づく鑑別診断vulvar lesions differential diagnosis based on morphology [show details]
… The clinical setting may be highly suggestive for primary syphilis, but the diagnosis must be confirmed by laboratory testing for syphilis.… typical psoriatic plaques are also located elsewhere (pubis, buttocks, scalp elbows, knees). Rarely, psoriasis is localized only to the vulva. It commonly involves the crural and gluteal folds . Symptoms – …
- 4. おむつ皮膚炎diaper dermatitis [show details]
…virus). Past history of dermatologic, allergic, or infectious illnesses. Family history (eg, psoriasis, atopy). Antibiotic use (predisposes to candidal dermatitis and diarrhea). Previous therapies … The skin lesions of congenital syphilis may be present at or after birth .…
- 5. 新生児および乳児の紅皮症 neonatal and infantile erythroderma [show details]
… scalded skin syndrome, congenital cutaneous candidiasis, syphilis) Inflammatory diseases (eg, atopic dermatitis, seborrheic dermatitis, psoriasis) Inherited ichthyoses; Primary immunodeficiencies; Inborn …
Japanese Journal
- 関西医科大学総合医療センターにおける梅毒の最近の動向
- 中丸 聖,谷村 裕嗣,宮本 真里,四十万谷 貴子,長野 奈央子,寺井 沙也加,槇村 馨,久米 典子,清原 隆宏
- 皮膚の科学 18(3), 139-143, 2019
- … 硬性下疳 <b>3 </b>例,丘疹性梅毒 <b>2 </b>例,梅毒性乾癬 <b>1 </b>例,膿疱性梅毒および扁平コンジローム <b>1 </b>例,ばら疹 <b>3 </b>例と極めて多彩な臨床像を呈していた。 …
- NAID 130007739082
- 林 韻欣,藤田 靖幸,有田 賢 [他]
- 皮膚科の臨床 52(12), 1897-1900,1787〜1788, 2010-11
- NAID 40017371188
- 胃と回腸病変にTreponema pallidumが組織学的に確認された消化管梅毒の1例
- 末廣 有希子,熊谷 直樹,土本 寛二,芹澤 宏,森永 正二郎,桜庭 篤,大石 温子,樋口 肇,金子 文彦,常松 令,渡辺 憲明
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 50(11), 2845-2851, 2008
- … 性潰瘍,回腸末端部での浮腫状変化が認められた.いずれの病変での生検からも著明な炎症細胞浸潤像とともに免疫組織化学的にTreponema pallidumが証明された.血清梅毒反応は高値を示し,皮膚科的にも硬性下疳,梅毒性乾癬が確認された.駆梅療法により臨床症状は速やかに軽快した.血清反応の陰性化を確認し治療終了とした.消化管梅毒は主として胃において報告されているが回腸病変での報告は極めて稀である.梅毒は全身性 …
- NAID 130004090107
Related Links
- 乾癬は感染症ではありませんが、梅毒トレポネーマという細菌による性感染症である梅毒では、乾癬に似た皮疹が手のひらに現れることがあり、梅毒性乾癬と呼ばれています。病歴の聴取や梅毒の血清反応で鑑別します。
- 梅毒 とは、 梅毒トレポネーマ( Treponema pallidum ) という梅毒の菌の感染によって起こる代表的な性病のひとつ。
- 梅毒性乾癬(ばいどくせいかいせん)は、梅毒性丘疹のうち、手のひらや足の裏など、皮膚の硬い部位に発生したものです。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- psoriasis
- 関
- 角化症
概念
- 慢性再発性難治性の炎症性角化症
- 代表的炎症性疾患のひとつで原因は不明:遺伝因子+環境因子(生活習慣、気候、薬物) → HLA-B27と関連していることからautoimmune diseaseとも考えられている。
- 青年から中年に好発。厚い銀白色の麟屑を伴った紅斑・丘疹が出没、表皮の炎症と表皮細胞のターンオーバーの亢進を認める。
乾癬の階層
-
-
-
病型
- 背部に散在する軽度の麟屑を伴う紅斑、丘疹 Gibertばら色粃糠疹との区別が重要
- 先行感染(溶連菌)や慢性経過の乾癬が存在していることが多い。
- 広範囲の皮膚の潮紅 紅潮皮膚の上に環状に配列する無菌性膿疱
- 通常尋常性乾癬を伴う 長期間のコントロールが必要
- 難病指定
-
- 手指の関節の著名な変形
- 尋常性乾癬を伴うことがある
病因
- 誘発因子、悪化因子(外傷、感染症、日光、薬剤、低Ca血症、肥満、妊娠、アルコール摂取、ストレス)
遺伝的背景
- 両親が乾癬:50%、片親:16.4%、家族歴:4倍
- HLA-Cw6と相関
- HLA-A1, HLA-B13, HLA-BW16, HLA-B17, HLA-B37, HLA-CW6, HLA-DR7も関連
- HLA-B27
疫学
- 初発年齢:20歳前後に大きなピーク。60歳代に小さなピーク。
- 白人1-2%(5%に達する国もある), 日本人0.1% ←人種者あり
病変形成&病理
- keratinocyteとlymphocyteの相互作用
- 乾癬患者と正常者の角化細胞を比べると、乾癬患者の方がT細胞の増殖への影響が大きい
- 乾癬患者のT細胞は正常者の表皮に乾癬を生じさせた
- 表皮細胞の遊走能などをTNF-α、IL-8などによって促進
- 炎症部位に好中球や樹上細胞などを呼び寄せるようなケモカインが出される
- 血管増殖因子を出す
- transglutaminaseが感染患者では表皮全てで発現?
-
- 表皮細胞がケモカインを放出→樹状細胞がT細胞を刺激(IL-12/IL-23で抑制される)→T細胞がケラチノサイトの増殖させる。
病理組織像
-
- keratinocyteの最終分化に関与
- ケラチン16は炎症がひどいときに発現する
症状
- 角化性丘疹が癒合した大小さまざまな紅色の局面を特徴とし、表面には典型的な鱗屑が付着
診断
検査
- 蝋片現象陽性:皮疹の爪を爪などでこすった際に白色鱗屑が見られる
- Auspitz現象陽性:鱗屑を剥がすと点状出血を認める(顆粒層減少と毛細血管拡張による)
- Kobner現象陽性:しヒンのない部位に外傷などの刺激が加わるとそこに乾癬の皮疹ができる。
治療
- 完全に治癒することはなく慢性に経過し、悪化・軽快の反復。日常生活に支障がなくなる程度まで直す。
軽症
-
- 効果が不十分な場合はステロイド外用も考慮
- ただし、very strong以上のステロイドを漫然と投与することは避けるべき
- 少量のステロイドとビタミンD3の併用療法がトレンドらしい?
- ビタミンD3による高カルシウム血症に注意
- 紫外線照射、ビタミンA酸誘導体内服、免疫抑制薬内服
中等症
- 紫外線治療(PUVA、narrow band UVB)
- 作用メカニズム;表皮角化細胞の増殖抑制、免疫抑制作用
- 副作用;火傷、発癌作用(ほかの免疫抑制剤との併用禁忌)、色素沈着(UVAの場合、まだら模様になりうる→narrow band UVBなら防ぐことができる)
- PUVA:オキソラレン+UVA。
- narrow band UVB:311nm。発癌↓
重症
-
- 作用メカニズム:T cellの活性化抑制
- 副作用:腎機能障害(血清クレアチニンが30%以上上昇した場合、投与量を少なくするか、投与を中止することが必要)。紫外線療法との併用は禁忌(発癌リスク↑)
- 作用メカニズム:分化誘導作用
- 副作用;催奇形性(女性2年、男性6ヶ月の避妊が必要)、骨形成阻害(小児への長期投与は慎重に)、肝機能障害、高脂血症。(高頻度)口唇炎、手指の落屑。
- 副作用が強いので最後の手段として使用する。
- 作用メカニズム:表皮角化細胞の増殖抑制
- 副作用:肝機能障害
日常生活治療、指導、補助
- 痒みに対する処置~抗ヒスタミン剤、入浴、食べ物(刺激の強い食べ物)
- 肥満、糖尿病、高脂血症の予防
- アルコールの抑制、肝機能障害
- スキンケア
参考
- 1. [charged] Epidemiology, pathophysiology, clinical manifestations, and diagnosis of psoriasis - uptodate [1]
- 2.
- http://sweetmemory.sakura.ne.jp/kansen/kansen03_1.html
USMLE
- Q book p.289 9
- A 30-year-old woman has chronic, silver-white, scaly patches with an erythematous border on the skin of her knees and elbows.
[★]
- 英
- syphilis
- 関
- ワッセルマン反応
- first aid step1 2006 p.145,163,173
定義
症状
検査
-
- 感度 :一次感染78-85%, 二次感染100%, 潜伏感染95-98%
- 特異度:85-99%
- 2. 1.で陽性であれば梅毒トレポネーマ抗原試験(特異的)
- 感度 :一次感染84%, その他のstageでは100%
- 特異度:96%
[★]
- 英
- syphilitic、luetic
- 関
- 梅毒