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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/26 20:25:35」(JST)
日本海総合病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構日本海総合病院 |
英語名称 | Nihonkai General Hospital |
前身 | 山形県立日本海病院 |
標榜診療科 | 内科、小児科、消化器内科、循環器内科、内視鏡内科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、乳腺外科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、歯科口腔外科、精神科、神経内科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急科 |
許可病床数 |
525床
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開設者 | 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 |
管理者 | 栗谷義樹(病院長) |
開設年月日 | 2008年4月1日 |
所在地 |
〒998-8501
山形県酒田市あきほ町30番
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位置 | 北緯38度53分25秒 東経139度51分15秒 |
二次医療圏 | 庄内 |
PJ 医療機関 | |
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日本海総合病院(にほんかいそうごうびょういん)は、山形県酒田市あきほ町にあり、地方独立行政法人「山形県・酒田市病院機構」が運営する病院である。山形県災害拠点病院やがん診療連携拠点病院などに指定されており、庄内地方の中核病院として高度医療を担っている。
病院の前身は、山形県立の5番目の病院として1993年(平成5年)に開設された、旧山形県立日本海病院。酒田市内には現在、同法人の運営による「日本海総合病院酒田医療センター」(旧・市立酒田病院)があり、分院として機能している。
2008年(平成20年)4月1日に「山形県立日本海病院」と「市立酒田病院」は統合・再編された。これに伴い名称が変更され、山形県立日本海病院は「日本海総合病院」、市立酒田病院は「日本海総合病院酒田医療センター」となった。なお、これらの新名称は一般公募によって選ばれた。統合病院の運営主体として「地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構]が設立。2011年までは移行期とし、それ以降は完全統合を行う。また、日本海総合病院敷地内に地上4階建ての建物を増築し、そこに救命救急センターを設置する計画になっている。
1969年に建設された市立酒田病院は、建物の老朽化などで地元マスメディアなどでも度々問題になっていた。しかし、市独自で新しく病院を建て直すにしても財政面などの問題もあって、建替えの話は立ち消えとなってしまった。一方、山形県立日本海病院は1993年開設と比較的新しく、両者の物理的な距離も2km程度と近く、診療科目も重複していることから、統合再編論が浮上してきた。両者を組織的にひとつにし効率化を図り、地域の医療体制を強化するという方向で県と酒田市当局が合意に至ったものである。しかしこの統合によって、現在の2つの病院を合わせたベッド数より総ベッドが減少するため、一部市民からは地域の入院医療体制の弱体化を懸念する声も聞かれる[要出典]。
これらの診療科目は完全統合への移行期である2008年(平成20年)4月 - 2011年(平成23年)3月までのものである。
統合再編によってふたつの病院間で診療科目が分断された。病院には自動車などの交通手段を持ち合わせない高齢者の患者も多く、また同じ日に複数の科目にまたがって診察を受けている患者も少なくない。そのため両病院間の緊密な足の確保は不可欠である。同じ日に両病院をまたがって通院する患者を対象に、2008年(平成20年)4月から日本海総合病院と酒田医療センターを往復する直通シャトルバス(10人乗り、車椅子1台乗車可能)を運行する予定である。これ以外にも「酒田市福祉乗合バス るんるんバス」などの公共交通機関でも移動は可能である。ただしこれは直通ではなく、運行間隔も粗く本数も限られているため時間をよく確認してから乗る必要がある。
*以下、右にある[表示]をクリックすると運行時刻表が一覧表示される。
酒田医療センター | 日本海総合病院 |
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08:30 | 08:45 |
09:20 | 09:35 |
10:10 | 10:25 |
11:00 | 11:15 |
11:50 | 12:05 |
12:40 | 12:55 |
13:30 | 13:45 |
14:20 | 14:35 |
15:10 | 15:25 |
16:00 | 16:15 |
日本海総合病院 | 酒田医療センター |
---|---|
08:55 | 09:10 |
09:45 | 10:00 |
10:35 | 10:50 |
11:25 | 11:40 |
12:15 | 12:30 |
13:05 | 13:20 |
13:55 | 14:10 |
14:45 | 15:00 |
15:35 | 15:50 |
16:25 | 16:40 |
日本海総合病院の完了期(2011年4月以降)の年間入院患者数は、県立日本海病院時代の2006年(平成18年)度比で29.7%増の21万1900人を想定している。年間外来患者数は同じく2006年度と比較して51.8%増の34万3000人と想定した。日本海総合病院においては、発症後まもない患者に対する急性期医療や高度医療、および救急医療などを担当する。完了期のベッド数は県立病院時代よりも120床増やし648床にし、25の診療科を22診療科に再編する計画である。
酒田医療センターでは、急性期医療をすでに受けた回復期、亜急性期医療を担う。こちらの完了期の年間入院患者数は、市立酒田病院時代の平成18年度比で64.7%減の3万9500人を想定している。年間外来患者数は2006年度比で82.2%減の3万6800人と想定している。完了期のベッド数は110床程度となる予定。(市立時代は400床)内科とリハビリテーション科を設ける計画。
増築や改築などの施設整備の面で、日本海総合病院においては現在の県立日本海病院西側に地上4階建ての建物を増築し、1階に新設の救急救命センターを、2階に手術室、3・4階には病室を整備する計画。工期は2008年度 - 2010年度を予定している。
酒田医療センターにおいては、現行の東棟を改修して利用される。1階に外来診察室や処置室を置き、2階にリハビリテーション室などを整備する計画。工期は2010年度 - 2012年度の予定。
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