UpToDate Contents
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- 1. 肺結核の臨床症状および合併症 clinical manifestations and complications of pulmonary tuberculosis
- 2. 成人の肺結核の診断 diagnosis of pulmonary tuberculosis in adults
- 3. HIVに感染していない成人に生じた薬剤感受性のある肺結核の治療 treatment of drug susceptible pulmonary tuberculosis in hiv uninfected adults
- 4. 小児における結核 tuberculosis disease in children
- 5. 成人の潜在性結核感染症の診断法(結核検診) approach to diagnosis of latent tuberculosis infection tuberculosis screening in adults
Japanese Journal
- インドネシアからの移住者に発症した結核性縦隔リンパ節炎の2症例
- 中山 洋一,橋本 成修,羽白 高,田口 善夫,田中 栄作,中村 哲史,松村 和紀,上山 維晋,寺田 悟,稲尾 崇,加持 雄介,安田 武洋
- 天理医学紀要 22(1), 46-47, 2019
- … tuberculosis</i>を検出した.薬剤感受性菌であり,4剤併用療法で加療し治癒した.【考察】通常,結核性縦隔リンパ節炎は一次結核やHIV感染患者で出現することが多く,成人結核患者では我国では稀である.近年,外国出身者の結核患者は増加傾向にある.今回,インドネシア出身の医療従事者に発生した結核性縦隔リンパ節炎の2症例を経験した.結核性縦隔リンパ節炎は診断が困難であり,注意が必要と考えられる …
- NAID 130007687001
- 結核医療 : 現状を踏まえた未来への動向とその対策 (総合医学会報告 シンポジウム セーフティーネット医療の10年後 そのために今何をすべきか)
- 大田 健,小林 信之,永井 英明 [他]
- 医療 = Japanese journal of National Medical Services : 国立医療学会誌 69(7), 335-339, 2015-07
- NAID 40020543170
- 健診時のツベルクリン反応陽性が結核発見の糸口となった無症状乳児の検討
- 近藤 信哉,宮川 知士
- 結核 80(8), 565-569, 2005-08-15
- … したがって,乳児結核対策は今後も成人結核散発例のきめ細かな対策に依存し,BCG直接接種後のコッホ現象が結核菌感染,発病発見の糸口となることが期待される。 …
- NAID 10016880420
Related Links
- この飛沫核をほかの人が吸い込むことによって、結核に感染します。
- 「結核」は過去の病気だと思っていませんか? 実はそうではありません。日本では毎年約18,000人が新たに結核を発症し、毎年約1,900人が結核で亡くなっています。結核の予防と早期発見・早期治療のために、結核のことを正しく知っておきましょう。
- 結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。毎年新たに1万5000人以上の患者が発生しており、世界的にみても日本はまだ結核の低まん延国ではありません。 いわゆる空気感染を起こし、一般的には肺の内部で増えて、咳、痰、呼吸困難等の症状を呈することが多いですが ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tuberculosis, TB
- 同
- 結核症
- 関
- 結核菌 Mycobacterium tuberculosis、抗結核薬
- 肺結核、腸結核、脳結核腫
- 感染予防学 080423I,II
- first aid step1 2006 p.135,137,143,162,172,173,181
- Pott's disease = vertebral tuberculosis. constrictive pericarditis = tuberculosis
概念
病原菌
疫学
平成21年
- 参考3
- 結核患者の発生は未だ2万4千人以上である。結核罹患率は引き続き減少傾向にあるが、減少率は2%台と低い。
- 新登録結核患者数 24,170人
- 罹患率(人口10万人対の新登録結核患者数) 19.0 (対前年比0.4減)
- 80歳以上の結核罹患率は横ばいないし増加し、70歳以上の高齢結核患者は新登録結核患者の半数以上となった。
- 80歳以上の罹患率 88.3 (H20 87.6、H19 90.5、H18 93.0)
- 70歳以上の新登録結核患者の占める割合 50.1%(H20 48.9%、H19 47.9%、H18 47.0%)
- 世界的に見て、日本は依然として結核中まん延国である。
- 日本の罹患率(19.0)は、米国(4.3)の4.4倍、カナダ(4.7)の4.0倍、スウェーデン(5.4)の3.5倍、オーストラリア(5.5)の3.5倍。
感染の型
- SPU.178
一次感染
- 初感染患者に形成される初期変化群の増悪による病変:全身性血行性散布(粟粒結核など)、肺原発巣の空洞化、リンパ節の穿孔による吸引性結核性肺炎、結核性胸膜炎
二次感染
症状
結核の皮膚病変
検査
- 「喀痰の抗酸菌検査では1日1回、連続して3日間検査することが推奨されている。抗酸菌検査では通常、塗抹検査と培養検査の2項目をオーダーするが、結核の疑いが強い場合には、健康保険診療上、結核菌核酸増幅法検査を1回行うことができる。」(ガイドライン1より引用)
診断
- 結核菌の診断を行う上では、あくまでも細菌学的検査(塗沫検査、培養検査)によることが原則である。(IRE.1034)
- 結核の疑いが強い場合にはPCR法により確定して、直ちに保健所に届けるのがよい。
治療
- 標準治療法:最初2ヶ月間4剤、次の4ヶ月間2-3剤の計6ヶ月間の治療
- 例:INH,RFP,EB,PZAで2ヶ月間(bactericidal phase) → INH,RFP(,EB)で4ヶ月間(continuation phase)
- 多剤耐性結核菌:少なくともINHとRFPに同時耐性を示す菌株
2009年に厚生労働省告示
- ピラジナミド(PZA)を使用できる場合には、まずイソニアジド(INH)、リファンピシン(RFP)およびPZAにストレプトマイシン(SM)またはエタンブトール(EB)を加えた4剤併用療法を2カ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を4剤併用療法開始時から6カ月を経過するまで行う。
- PZAを使用できない場合には、まずINHおよびRFPの2剤にSMまたはEBを加えてた3剤併用療法を2ないし6ヵ月間行い、その後INHおよびRFPの2剤併用療法を3剤併用療法開始時から9ヶ月を経過するまでに行う。INHまたはRFPを使用できない場合、症状が著しく重い場合、治療開始から2カ月を経ても結核菌培養検査陽性の場合、糖尿病、じん肺、HIV感染症等の疾患を合併する場合、または副腎皮質ホルモン剤を免疫抑制剤を長期にわたり使用している場合、などでは治療期間を3ヵ月間延長できる。
感染経路
公衆衛生
参考
- http://www.kekkaku.gr.jp/
- http://www.jatahq.org/about_tb/index.html
- 3. 結核登録者情報調査【平成18年まで結核発生動向調査】|厚生労働省
- http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/kekkaku_tourokusya.html
ガイドライン
- 1. 結核診療ガイドライン(の要点抜粋) 山岸文雄 独立行政法人国立病院機構千葉東病院 病院長
- http://www.kekkaku.gr.jp/ga/ga-59.htm
国試
[★]
- 英
- adult、adult human
- 関
- 大人、成人型、成人性、成体、成体型
[★]
- 英
- nucleus, nuclei
- 同
- 細胞核
- 関
- 細胞