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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/05/10 19:01:59」(JST)
広島赤十字・原爆病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Hiroshima Red Cross Hospital & Atomic-bomb Survivors Hospital |
前身 | 日本赤十字社広島支部病院 広島陸軍病院赤十字病院 |
標榜診療科 | 内科、消化器科、循環器科、呼吸器科、神経内科、小児科、外科、脳神経外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、放射線科、麻酔科、リウマチ科、歯科口腔外科 |
許可病床数 |
598床
|
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 |
開設者 | 日本赤十字社 広島県支部 (広島県知事) |
管理者 | 石田 照佳(病院長) |
開設年月日 | 1939年5月1日 |
所在地 |
〒730-8619
広島県広島市中区千田町一丁目9番6号
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位置 | 北緯34度22分51秒 東経132度27分15秒 |
二次医療圏 | 広島 |
PJ 医療機関 | |
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広島赤十字・原爆病院(ひろしませきじゅうじ・げんばくびょういん)は、広島県広島市中区に所在する医療機関である。日本赤十字社が運営する病院である。原爆に被災し、被爆後の医療拠点の一つとなったという歴史的経緯から原爆医療部門を持ち、原爆症(放射線障害)治療に対してのノウハウを多く持っている。原爆病院と称されてはいるが、一般病棟も併設されており原爆症以外の疾病も診察・治療を行っている。
画像外部リンク | |
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アメリカ国立公文書記録管理局が所有する米軍撮影写真。 | |
Hiroshima ground taken from Red Cross Hospital 15 Oct. 45 A3439 e1317586575922日赤病院から市内中心部を撮影。 | |
Hiroshima aerial A3374千田町から北西方向を撮影。写真中央やや上の建物が日赤病院。 | |
Hiroshima aerial 3 Aug 46 A3466千田町から北方向を撮影。写真中央。 |
当病院より北西方向の被爆後の広島市。
吉島から北方向を望む。写真中央右下の橋が南大橋であり、そこから右上の建物が日赤病院。
被爆後(1945年9月)の広島赤十字病院(市設置の説明板)
『広島赤十字病院にて』 米国海軍従軍画家スタンディッシュ・バックス画, 1946年
1945年8月6日の原爆被災に際し、広島赤十字病院(被爆時には陸軍病院分院を併設)は、爆心地より約1.6kmに位置し、RC構造3階建ての病棟は外郭を残して大破したが、類焼は免れることができた。病院が保管していたレントゲンフィルムが被爆によりすべて感光していたことなどから原子爆弾の使用が立証された。
赤十字病院では、直後から病院に押し寄せてきた被爆者への治療が開始された(当時のスタッフには、のち院長に就任した若手医員の重藤文夫も含まれていた)。爆心地に近い広島第一・第二陸軍病院本院や県立病院[1]が壊滅していたこともあって、かろうじて診療機能を保っていた広島逓信病院と共に、市街中心部における医療拠点の一つとなった。
爆風によりねじ曲がった窓枠や窓ガラスの破片が突き刺さった壁は、被爆当時の状態を示すものとして第二次世界大戦後も長く現場に保存されていた。しかし1993年の病院改築に当たり旧建物が取り壊されることになったため、広島市の被爆建物保存事業の第1号として、当該部分のみが切りとられ病院前・交差点近くの歩道に移設された。
2013年、病院の改築に伴い、道路を挟み140m先に設けられた「メモリアルパーク」に再移設された[2]。
2015年の新病棟が完成するまでの病院
病院前に設置された原爆の爆風でゆがんだ鉄製の窓枠と建物の一部(移設前)
同じく原爆の爆風で窓ガラスの破片が突き刺さった跡が残る壁の一部(移設前)
病院前に設置された原爆の爆風でゆがんだ鉄製の窓枠と建物の一部(移設後)
病院前に設置された原爆の爆風でゆがんだ鉄製の窓枠と建物の一部(移設後)
日本赤十字社広島県支部
広島県赤十字血液センター
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