UpToDate Contents
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- 1. 肛門周囲膿瘍：臨床症状、診断、および治療 perianal abscess clinical manifestations diagnosis treatment
- 2. 肛門直腸瘻：臨床症状、診断、およびマネージメントの原則 anorectal fistula clinical manifestations diagnosis and management principles
- 3. 肛門直腸瘻の外科的マネージメント operative management of anorectal fistulas
- 4. 汗腺膿瘍（にきび）の病因、臨床的特徴、および診断 pathogenesis clinical features and diagnosis of hidradenitis suppurativa acne inversa
Japanese Journal
- 坐骨直腸窩膿瘍の病態と切開排膿術
- 栗原 浩幸,金井 忠男,石川 徹,金井 慎一郎,張 文誠,金井 亮太,黒田 敏彦
- 日本大腸肛門病学会雑誌 64(2), 49-56, 2011
- … 病態：坐骨直腸窩膿瘍の原発口は通常後方正中の肛門小窩である．感染原因物質は内括約筋を頭側に斜走して後方深部隙（III P）に到り原発巣膿瘍をつくる．膿瘍の圧が高まり外括約筋を深いところで貫くと高位（III Ha），浅いところで貫くと低位坐骨直腸窩膿瘍（III La）になる．手術：原則は原発巣と膿瘍最深部までドレナージすることである．肛門縁から約2cm離れた6時方向で切開を加える．鉗子 …
- NAID 130000428443
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- 坐骨直腸窩痔ろう、III型痔ろうの手術について。頻度は低いが、肛門科専門病院ではよく見かけます ... 原発口（図A）から膿が入り、肛門の後方（尾てい骨の近く）に膿のたまりをつくる。これを原発巣と呼ぶ（B）。
- とくに坐骨直腸窩膿瘍 は肛門周囲の左右に深く広がることが多いので、サドルブロック麻酔（腰椎麻酔の一種）で大きめに切開し、柔らかい管をいれます。局所麻酔で中途半端な切開をすると、痔瘻になる可能性がさらに高くなります。 ...
- ときには、骨盤内の深いところ（坐骨直腸窩膿瘍 など）にできることもある。 症状 ① 痛みと熱 たいていは、化膿菌の感染が起こるため、痛み、熱をもつ。 スポンサードリンク ② 初期には痛みのないもの 純粋に結核性で、化膿菌の 感染 ...
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| 関連記事 | 「直腸」「坐骨直腸窩」「膿瘍」「坐骨」 |
「直腸」
概念
- S状結腸に続き肛門に至る長さ約20cmの消化管
- 直腸結腸境界はS3椎体の高さ (M.229)
- 直腸は仙骨と尾骨のカーブに沿って走り、そこで後下方に曲がって肛門管になる (M.229)
- 3つの直腸横ヒダを持つ
直腸・肛門の区分
- SSUR.559
- 直腸S状部：rectosigmoid,RS：岬角の高さより第2仙骨下縁の高さまで
- 上部直腸：rectum above the peritoneal reflection,Ra：第2仙骨下縁の高さから腹膜反転部まで
- 下部直腸：rectum below the peritoneal reflection,Rb：腹膜反転部から恥骨直腸筋付着部上縁まで
- 肛門管：proctos,P：恥骨直腸筋付着部上縁から肛門縁までの管状部
- 肛門周囲皮膚：external skin,E：肛門縁より外側の皮膚
「坐骨直腸窩」
- 英
- ischiorectal fossa (KL)
- ラ
- fossa ischiorectalis
- 同
- 坐骨肛門窩 ischioanal fossa
- 関
- 骨盤隔膜
- 坐骨直腸窩は肛門管の両側にある(KL.471)
- 前頭断では、上内側は斜めに下行する骨盤隔膜(肛門挙筋)により境され、外側では骨盤側壁(内閉鎖筋)によって境される(KL.471)
- 坐骨直腸窩の外側壁に沿って陰部神経管が位置している
「膿瘍」
- 英
- abscess
- 組織、臓器に起こった化膿性炎(化膿)により好中球などの滲出物が蓄積した状態 (医学大辞典)
- 腔が形成されており、そこに滲出物がたまる。
「坐骨」
- 英
- ischium, ischial bone
- ラ
- os ischii