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- はじめに 椅子を水平回転させることで外側半規管を刺激す る回転刺激検査は古くはBarany の時代から行われ てきた外側半規管系の前庭眼反射(VOR)の定量 評価法の一つである。 入出力を極めて定量的に扱う ことができる利点があり,広範囲な周波数,振幅で の動特性を記録することで,反射系を数理モデルに フィットして解析するのにも適していたため,基礎 医学・臨床医学の両面で広く研究されてきた。 ま た,前庭機能の左右差,前庭代償による回復過程の 観察や視覚入力とのinteraction を観察するのにも
- 両側半規管同時刺激による回転刺激検査は総合的 な前庭性眼反応を調べる方法として注目され,そ の新し い検査システムの完成は将来に期待される。 圧刺激検査 は瘻孔症状,仮 性瘻孔症状として内耳病変の診断に役立 つ。 電気刺激検査は温度刺激検査との組合せで内耳障害 と後迷路障害とを鑑別する唯一の方法といわれ,重 心動 揺計を用いて前庭刺激による体動揺を加算するgalvanic body sway testが開発されている。 視刺激検査は視覚性入力による眼運動系の検査で,眼 運動中枢,外 眼筋と眼運動ニューロンの障害を検出する のに適している。 視運動性眼振,視 運動性後眼振ならび に追跡眼球運動,急 速眼球運動のそれぞれの病的所見を 発見しそれらを評価判定する。
- メニエール病確実(definite)例 A 20分から12時間続く,2回以上の回転性めまい発作 B 発作の前,最中,後に少なくとも一度は純音聴力検査で低音から中音の感音難聴が片側にあること。 C 変動する耳症状(難聴,耳鳴りや耳閉塞感)があること D 他の前庭疾患に該当しない メニエール病疑い(probable)例 A 20分から24時間続く,2回以上の回転性めまい発作 B 変動する耳症状(難聴,耳鳴りや耳閉塞感)が患側にあること C 他の前庭疾患に該当しない 表2 AAO-HNS 1995 基準2)
★リンクテーブル★
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- 英
- rotation、rolling、turning、turn、revolution、round、convolution、rotate、roll、turn、revolve、rotatory
- 関
- 円形、回旋、回旋性、順番、旋光性、旋光度、なる、輪作、変化、回る、ラウンド、畳み込み、一巡、重畳、回診、ターン、ローリング、転がる、軸旋
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- 関
- 検定、試験、視察、視診、調べる、調査、テスト、点検、検討、監査、診察
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- 英
- rose
- 関
- 上昇、バラ色、バラ科、バラ属、上がる、バラ目