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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/06/01 19:46:45」(JST)
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ひずみゲージ (Strain gauge) またはストレインゲージはひずみを測定するための力学的センサである。応力計測や、荷重計にも用いられる。1954年頃に実用化された。
薄い絶縁体上にジグザグ形状にレイアウトされた金属の抵抗体(金属箔)が取り付けられた構造をしており、変形による電気抵抗の変化を測定することによりひずみ量に換算する。原理は次の通り。
- 被測定物に接着剤などで確実に取り付ける。
- 被測定物が変形すると、ひずみゲージも同率で変形する。
- ひずみゲージの細い金属抵抗体は、伸びにより断面積が減るとともに長さが長くなり、その結果抵抗値が増える。これを測定に利用する。
- この抵抗変化は微小であるため、その検出にはブリッジ回路が使用される。通常、ストレンアンプ(ストレインアンプ)と呼ばれるブリッジ回路と電圧増幅器を備えた機器と組み合わせて測定する。
信号の増幅
かつては交流増幅器が用いられたが優れたオペアンプが普及したことにより主流になった。測定を始める前に校正を行う。変位量が大きいと測定レンジから外れてしまう機種もある。
応用用途
構造が単純で値段が安く、そのわりには高精度であるため、応用範囲は広い。 荷重で弾性変形する柱に接着し、ひずみから荷重に換算することにより荷重計としても用いることができる。
その他、以下のような測定に用いられる。
- 荷重測定(ロードセル)
- 変位測定
- 振動測定
- 加速度測定
- トルク測定
- 圧力測定
- コリオリの力
関連項目
Japanese Journal
- 2次元歪みテンソルの固有値解析による鋼板の磁歪特性評価法
- 根本 泰,榎園 正人,藤崎 敬介
- 電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌) 131(7), 575-580, 2011
- This paper presents a new method to evaluate magnetostriction of a silicon steel sheet as an eigen value of 2-dimensional strain tensor. Conventional way to measure the property was to measure the str …
- NAID 130000754203
- 診断-機能検査 血圧測定(ABPI, TBPI),脈波検査 (特集 閉塞性動脈硬化症の診断と治療)
Related Links
- ひずみゲージとは(ストレインゲージ) 金属(抵抗体)は外力を加えて伸縮させると、ある範囲でその抵抗値も増減します。したがって、ひずみが生じる測定対象物に電気絶縁物を介して接着しておけば、測定対象物の伸縮に比例して ...
- HBMのひずみゲージ | ストレインゲージ技術は60年前の誕生から現在に至るまで、たゆみない進化を続けています。 単線式から始まったひずみゲージ | ストレインゲージは、様々な計測に対応する幅広いラインナップへと発展し、長年に ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gauge G
- 注射針の針の太さを示す
- 1インチ(25.4mm)の何分の1かを表す。30Gは1/30インチ(0.85mm)。
カラーコード
G(ゲージ)
|
外径(㎜)
|
内径(㎜)
|
カラーコード
|
用途
|
27G
|
0.4
|
0.22
|
グレー
|
皮内注射、皮下注射
|
26G
|
0.45
|
0.27
|
ベージュ
|
皮内注射、皮下注射
|
25G
|
0.5
|
0.32
|
空色
|
皮下注射
|
24G
|
0.55
|
0.37
|
赤
|
皮下注射
|
23G
|
0.65
|
0.4
|
水色
|
動脈・静脈注射、筋肉注射
|
22G
|
0.7
|
0.48
|
黒
|
動脈・静脈注射、筋肉注射
|
21G
|
0.8
|
0.57
|
緑
|
動脈・静脈注射、筋肉注射
|
20G
|
0.9
|
0.66
|
茶色
|
|
19G
|
1.1
|
0.78
|
黄色
|
輸血
|
18G
|
1.2
|
0.94
|
ピンク
|
輸血
|
正しくない計算
- 1インチ(25.4mm)をゲージ(G)でわると針の太さが求まるらしいがいい加減
参考
- http://en.wikipedia.org/wiki/Needle_gauge_comparison_chart
[★]
- 英
- rhein
- 関
- アントラキノン